昨日からお仕事でした。
暮から20日ほどお休みだったので(というかお休みにしたと言うか)
正月ボケの頭とからだに、いきなり午前午後のスケジュールはキツイ!
まァ今日明日お休みなんでいいですけど・・・・・。
ところで百人一首。
得意・・・・・と書きましたが勘違いです。
まだ学校へ行ってた頃、実家ではよくお正月に
百人一首のかるたとりをしましたが、姉弟3人ちょぼちょぼってとこでしょうか。
私、暗記ものは苦手なのですが百人一首は好きで、上の句を詠まれれば下の句が言えます。
それにもかかわらず、目の前に札があるのに人に持っていかれる・・・・・。
集中力がないというかドンくさいというか・・・・・。
百人一首のかるたといえば皆それぞれ ”おはこ”がありますが
子供の頃は ”伊勢大輔”でしたね。
~いにしえの奈良の都の八重桜・・・・・っていうあれです。
歌がどうこうより、絵柄が ”一番きれいなお姫さま”だったからでしょう。
大人になってから・・・・・というか今の好みで言えば
~久方のひかりのどけき春の日に しづこころなく花の散るらむ
ですね。
桜って咲いてるのもいいけれど、ハラハラ散るのも美しい・・・・・。
情景を想像するだけでうっとりしてしまいます。
あなたの好きな歌はどれですか?
ちなみに私は、~大江山生野の道の遠うけれどまだふみもみず天の橋立~と言う詩が好きでまず最初に見つけておいてずっとねらってました。
今はもっぱら丹後半島の蟹が好物です。また食い気かい
言われてみれば、うちにもあるはずなのにハテ何処にしまってあるのかな?
そうそう田中さんが来るとよくやってたね。
なつかしいお正月の思い出です。
父は子供好きで、小さい子が来るとかまいまくり ”高い高い”をしたりして、最後には泣かせてしまうのがいつものパターンでした。
天国からタカとマナを見てくれてるかな?
yossyさんの~大江山・・・・・は憶えてたよ。
カニもいいけど私が行った時は、丹後は雪でした。
寒っ!
その時は、結構覚えてたと思うんだけど今じゃサッパリ!
高校生の時かな?宿題で憶えさせられるんだよね。
古文の勉強としての百人一首は面白くないけど
10年ほど前に ”田辺聖子の小倉百人一首”と言う本を買って読んだら面白かったわ。
一首ずつ訳がついてて作者のプロフィールとかエピソードとかを田辺さんが紹介してるの。その作者の和歌を2、3首紹介してたり・・・・・。
挿絵が素敵で買ったんだけど、”芋たこー”で思い出して最近パラパラめくって読んでたら、先日濱ちゃんの夢見たと言う濱子さんに贈る歌を見つけました。
~思いつつ 寝ればや人の みえつらむ
夢と知りせば さめざらましを
小野小町の歌です。もうひとつ小町。
~うたたねに 恋しき人を みてしより
夢てふものは 頼み初めてき
ね!ね!和歌もなかなかいいもんだよね!
意味は必死で調べますね~!
本当に忘れてる部分が多く、古今和歌集なんか大変で~す(/_;)
現役高校生の方が詳しいので、汗”かく時ありますもん(苦笑)
知ってるんなら聞くなよ~(ーー;)って感じ~★
でも、万葉集や古今和歌集なんか言葉遊びが素晴らしいですよね~!
仮名は、変体かなの活用が難しいので、勉強し直しの連続ですがね・・・(滝汗)
そういえば田辺さんの本も、岡田嘉夫さんの素敵なイラストにところどころかな文字の書が添えてありました。私は書道は、子供の頃に3年ほどお教室に通っただけなので、仮名文字はわからないけど、難しそう。
先生は意味の解説とかもやるんですか。大変ですネ。
それにしても昔の人はえらいよね。
即座に素晴らしい歌が詠めるんですから。
恋の歌なんて心情は昔も今も変わらない。
凡人の私など、歌を読んで ”ああ、私の気持ちと
同じ”と共感することはあっても自分じゃ思いつきもしませんもの。
私は子供の頃蝉丸さんの句が好きでした。「逢坂」って入るからだと思いますが、今でも聞くと句の意味を調べようって思います。
本当に奥が深いよね!家族と一緒にはまりたいと思います♪
子供の頃に、蝉丸さんとはなかなかシブイですね。
田辺さんは ”百人一首ぐらい、小学生の頃から暗誦させるべきだと思う”って書いてます。これおぼえると古文の文法がすらりと頭に入るそうです。
子供の頃から遊びの中でおぼえていくのがいいのかもしれない。宿題でおぼえたものはすぐ忘れてしまうよね。
ご家族で百人一首を楽しんでくださいね。