歯の達人

広島県三原市歯医者 大名歯科医院 ダイエット予防HAインプラント研究会 歯科技工士の日記

口角鈎

2008年07月26日 | Weblog
口角鈎とは、患者様の口腔内撮影や、ホワイトニング時や、審美指導などに用いる、わかりやすくいうと、唇を広げて口の中を見やすくするものです
新商品らしいのですが、ちょっと変わったつくりで目にとまったのでアップしてみましたその名も「ダブルワイダー」
● 装着するだけでカンタンに口角・舌・口唇を圧排できます。
● 患者さんに負担のかからない力配分を考えてデザインされているため、不快感もありません。
とのこと。
口腔内撮影も私個人的な意見としては、割と容易に行えそうだなとおもいました


広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

シンガポールデンタルショー

2008年07月25日 | Weblog
アジア太平洋地域を代表する2年に1度開催されるシンガポールデンタルショーでは、35カ国319社の出展というとても1日では、見て回れそうにない出展があったようです中でもインド、ブラジルが目立っていたそうです写真は展示即売の「大きな動く歯の人形」で、ちょっと不気味な感じがしますが、この種のものは、途上国の競争率が高く、途上国のデンタル市場の中心になっていくと予想されているようです
私も1度海外のデンタルショーに行ってみたいものです

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

完成

2008年07月24日 | Weblog
ついに完成です模型作りから愛情込めて始まりこのころには、もう愛着がわいてしまってはっきり言って手放したくなくなっているのですが、そんなことも言っていられないので、患者様に大事につかってもらおうと願うばかりですメンテナンスはこつがあるようなので、しっかりと歯科衛生士に教えてもらいましょう
今回はちょっと写真撮影にこだわってみました

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

鋳造後

2008年07月23日 | Weblog
前にアップしたワックスパターンとは、ものが違うのですがこれが、ワックスパターンを鋳造した後のものです今回は鋳造ミスもなくちゃんと鋳造が成功しているようですここからみなさんの口に入るころには、メタルの調整もされピカピカになっているというわけです私自身もこの研磨で完成になるためとてもわくわくしながらの工程です

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠 

水槽大ピンチ

2008年07月21日 | Weblog
今日朝出勤して、水槽の異常を発見してしまいましたなんと水槽の中のサンゴ達のほとんどがしおれていましたよくみると、水温が31℃いつも25℃にたもっているのですがだいたい海水魚は水温の変化に弱く3℃上昇すると致命的と言われているのですが奇跡的にも魚たちとエビは元気そうでしたですが、サンゴは…自然界も同じで水温が3℃上昇すると全てのサンゴは白化し死んでしまうそうです温暖化現象が進む中、いち早く温暖化の恐怖を体験できたような気がします温暖化対策を私自身も始めなくてはと思いましたただいま水槽の水温をゆっくりともとにもどしている最中ですみなさんサンゴの復活を願ってください

広島県三原市大妙歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

ワックスパターン

2008年07月18日 | Weblog
金属のかぶせものはこういうふうにワックスで型を作り、スプルーという棒状のワックスで植立し埋没、焼成、鋳造という手順を経て金属になりますそれから調整研磨で完成です
写真は金属のかぶせものの、土台の「ポストコア」というものです。見ての通りワックスも一種類ではなく箇所に応じ使い分けています複雑なものにまるとカラフルになったりします数が増えると、まるでツリーのようになります
実はこの写真の段階は、とてもミスしやすい思ったより難しい段階で、スピードやテクニックが重要です

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

歯のアクセサリー

2008年07月16日 | Weblog
歯科関係のカタログでおもいろいものをみつけましたなんと「歯のアクセサリー」歯は白いという常識から歯を飾るというものへびっくりしましたが、これもなかなかおもしろいのではと思いました。こういうものから、みなさんの歯への関心が深まってくれればなと思いました1歯よりも2歯から3歯くらいにつけるとよりゴウジャスだとか
数年後歯のアクセサリーが常識になっている時代が訪れる日がもしかしたらくるかもしれません

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

スポーツ用マウスピース(マウスガード)

2008年07月15日 | Weblog
スポーツ用マウスピースとは、激しいスポーツを行う時に、口や顎の怪我を防止するものです弾力性のある材料で作られていて、上の歯全体を覆うように作られています
効果としては、顎関節の保護や、脳震盪の予防、安心感が生まれ積極的なプレーが出来るという心理的な効果、歯が人に刺さることからの感染症の予防、人によっては、運動能力の向上も報告されています
規定によりマウスピース装着の義務づけがされているスポーツも年々増加傾向にあり、認知度も大きく向上しているようです
最近ではデザインも注目するところです

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

中国デンタルショウ

2008年07月13日 | Weblog
今日は広島産業会館で二年に一度開かれる中国デンタルショウに行ってきました最新の機材が並びとても刺激的でしたいろいろ展示品ある中、何か見たことがあるなと、近寄ってみると、歯科技工士会のブースに、なんと私の学生時代に作った歯形彫刻が名前付きで展示されていました
学生時代の思いと気合いがよみがえり、さらにがんばるぞーと思いました

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

モース硬さ

2008年07月11日 | Weblog
モース硬さとは、ひっかき硬さの1つ。10段階のモース硬さと、15段階の新モース硬さがあります。ダイヤモンドを最も硬いものとし、未知の物質を標準物質でひっかき、傷がつけば標準物質より軟らかく、つかなけければ硬いと判定し、硬さ値を求めるものです。
モース硬さ
滑石
石膏原石
方解石
ホタル石
リン灰石
長石
水晶(石英)
黄玉
酸化アルミニウム
ダイヤモンド

新モース硬さ
滑石
石膏原石
方解石
ホタル石
リン灰石
長石
溶解石英
水晶(石英)
黄玉
ザクロ石
溶解ジルコン
酸化アルミニウム
炭化ケイ素
炭化ホウ素
ダイヤモンド

ちなみに人体の中で最も硬いといわれる歯の表面を覆うエナメル質のモース硬さは、6から7リン灰石、水晶ほどあるそうです

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠



ラッキー

2008年07月08日 | Weblog
今日は「よつばのクローバー」をみつけました人生で初めてですゴミ捨ての途中で見つけたのですが、やっぱり人がしたくないようなことは買ってでもするべきですね明日受付にでもかざろうかなとひそかに思っております

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

ゴールデンルール

2008年07月08日 | Weblog
自然界には1:1,618の「ゴールデンルール」という究極の比率がありますこの比率は生物、宇宙、建築物、植物などいたるところに存在します人間の美しさにも、この比率が深く関係するという研究結果も多く報告されているようです口の中も一緒で、例えば上の真中の前歯と、その隣の前歯の比率もそうです。挙げると数えきれないほどあります
技工もこのゴールデンルールに沿い製作し、美しく見せるということをしています
写真は自然界のゴールデンルールの一例です

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

インプラント講演

2008年07月07日 | Weblog
先日大阪にインプラントの講演に行ってまいりましたいろいろ勉強になりましたその講演会の話はおいといて、帰りに大阪のお土産を買って帰ろうお土産屋で八橋を買って帰りました帰ってお土産を渡して「何で大阪行ったのに京都のお土産なん?」と言われその時初めて気が付きました大阪に売っていたので全く気が付きませんでしたみなさんもお土産には要注意です

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

前歯がはえてこない

2008年07月05日 | Weblog
歯のはえる年齢には個人差がありますが、反対側の同じ歯がはえて半年以上歯がはえてこない場合は歯科医院で診察したほうがいいと思われます
歯の種類によって原因は異なりますが、原因は、生まれつき歯がないため、乳歯の根がうまく吸収されなかったため、歯ぐきが固かったりかたちがおかしいため、永久歯の位置やはえる方向がよくないため余分な歯があって邪魔をしているため
などが考えられます
これらは、レントゲンなどでみなくてはちゃんとした原因が特定できないため歯科医に相談して治療方針を決めていきましょう

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠

歯の加齢現象

2008年07月05日 | Weblog
永久歯も加齢によってさまざまに変化します最近歯にものがはさまりやすくなったなという方のいらっしゃると思いますが、これも加齢現象の一つです、歯というものは永久歯がはえたばかりの頃は隣同士の歯と点接触しています、歯の間にものがはさまってもとてもとれやすいのですが、加齢とともにこの点接触だったものがだんだんと擦れあって面接触になります。するとはさまったものがとれにくく、よくはさまるという感覚になってくるのです
次に長年の歯ブラシによる歯の表面の摩耗です。生えたばかりの永久歯の表面は細かい凹凸がありこれが光を乱反射させ若々しさをだすのですがこれがだんだんと表面がつるんとした光を乱反射しない歯になります。これを技工で製作する場合わざと表面に凹凸をつけるというアンチエイジングもあります
その他には噛むことによる歯の擦り減りや、その擦り減りによる象牙質の露出での歯の色の彩度の増加など、毎日自分の歯をみていると気づきませんが、歯もゆっくりではありますが常に変化しているのですまたこの変化を読み技工物を製作するのもまた歯科技工士の技なのです

広島県三原市大名歯科医院 歯科技工士主任 吉井 誠