ブログの引っ越し

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色彩検定

先日文部科学省後援の色彩検定を受験しました今回３級だったのですが、なんとか合格しました
審美歯科を追及するにあたって色という分野はさけては通ることのできない分野です
患者様に歯の色についての的確な説明やアプローチまたご要望にちょっとでも近づけるようにしていきたいものです
次は２級に挑戦します

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

Tooth Wear 2

はい、今日はTooth Wearの要因についてです
要因には機械的要因
科学的要因
複合的要因
があるわけですが、これらの中には、過度のスケーリング、ルートプレーニング、PMTC、漂白などによる医原性のものもあります咬耗の原因としては、ブラキシズムが一般的です酸蝕には外因性と内因性があり、外因性では、職業関連性疾患としての酸蝕症、飲食物由来の酸（最近の健康ブームの黒酢や、クエン酸飲料など疲労回復に効果があるとされていますが、強い酸蝕能を有しています）酸性の内服薬があり、内因性では、反復性嘔吐、消化性疾患、薬の副作用、心因性嘔吐、摂食障害、慢性アルコール中毒、つわり、胃食道逆流症、十二指腸潰瘍などがあります。
これらのすべての要因を歯科だけで対応するのは難しい面もあります。Tooth Wearは進行も遅く気がついたときには、症状が重篤化しているということがよくありますが、やはり普段から定期的に歯科医院に診療をうけに行ったり、歯質を強くするフッ化物などの使用、生活習慣のアドバイスをうけるなどして、対策をしていくのが良いでしょう
専門用語がたくさん出てきてわかりにくいと思った方は、当医院ホームページに歯科用語集という項目がありますのでぜひ活用していただきたいと思います

広島県三原市大名歯科院　歯科技工士主任　吉井　誠

Tooth Weaｒ

Tooth Wearとは、虫歯、歯周病に次ぐ、第三の歯科疾患として注目されているもので、大きく分けると飲食物に含まれる酸や、逆流した胃酸による酸蝕、歯と歯の接触による咬耗、歯以外の接触によって生じる摩耗、の三種類で、それらが、複合的に起こることもあるとされています。近年急速な生活習慣の変化を背景に今後ますます患者数が増えていくと見られています
Tooth Wearと虫歯を治療の側面からみてみると、虫歯の場合は、切削、形成が必要なのに対し、Tooth Wearは、一般的には、形成をしない充填のみなどとアプローチも一般的には違うようです
次回はこのTooth Wearの要因を紹介していきますね

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

インプラントの今後

インプランントは現在生体親和性や非発がん性、骨と結合するという点から、純チタン、チタン合金などが使用されています。さらには、当医院でも使用している、チタンの表面に歯の主成分であるＨＡ（ハイドロキシアパタイト）をコーティングしたＨＡインプラントがありますこれは、従来のインプラントとは骨との結合方式が違いオッセオインテグレイションという骨性結合により軟組織を介在せずに直接骨と結合するものとは違いバイオインテグレイションといういわば生体結合というインプラントと生体組織とが、結合するものです。しかしチタンインプラントではなく最近よく耳にする白い金属ともいわれている酸化ジルコニウム（ジルコニア）のインプラントが最近研究されているようですこのジルコニアはチタンよりさらに生体親和性が良いといわれています私の勝手なよそうではありますが、ジルコニアインプラントが臨床で扱われるようになると、さらにはＨＡジルコニアインプラントなどもでてくるのでは？と今後も注目なところです
写真はその研究中のジルコニアインプラントの写真です

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

ガルバニック現象？

ガルバニック現象とは、口腔内に２種以上の異種金属の充填物が存在すると、唾液が電解液、異種金属が電極対となり、電位差を生じますするとガルバニックアクションという、ガルバニー電流による歯髄刺激による疼痛がおこりますこのガルバニー電流の大きさは異種金属間の電位差の大小によってきまります金属の変色や腐食の原因にもなります写真がそのガルバニック現象がおこりやすい一例です
みなさんの中でも経験がある方もいらっしゃるとおもいますが、ガムなどのぎん紙を噛んだときにおこる刺激もガルバニックアクションです
この異種金属間にオールセラミックという陶材でできたかぶせものを介在させると、ガルバニー電流の防止になるといわれています

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

口角鈎

口角鈎とは、患者様の口腔内撮影や、ホワイトニング時や、審美指導などに用いる、わかりやすくいうと、唇を広げて口の中を見やすくするものです
新商品らしいのですが、ちょっと変わったつくりで目にとまったのでアップしてみましたその名も「ダブルワイダー」
● 装着するだけでカンタンに口角・舌・口唇を圧排できます。
● 患者さんに負担のかからない力配分を考えてデザインされているため、不快感もありません。
とのこと。
口腔内撮影も私個人的な意見としては、割と容易に行えそうだなとおもいました


広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

シンガポールデンタルショー

アジア太平洋地域を代表する２年に１度開催されるシンガポールデンタルショーでは、３５カ国３１９社の出展というとても１日では、見て回れそうにない出展があったようです中でもインド、ブラジルが目立っていたそうです写真は展示即売の「大きな動く歯の人形」で、ちょっと不気味な感じがしますが、この種のものは、途上国の競争率が高く、途上国のデンタル市場の中心になっていくと予想されているようです
私も１度海外のデンタルショーに行ってみたいものです

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

完成

ついに完成です模型作りから愛情込めて始まりこのころには、もう愛着がわいてしまってはっきり言って手放したくなくなっているのですが、そんなことも言っていられないので、患者様に大事につかってもらおうと願うばかりですメンテナンスはこつがあるようなので、しっかりと歯科衛生士に教えてもらいましょう
今回はちょっと写真撮影にこだわってみました

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

鋳造後

前にアップしたワックスパターンとは、ものが違うのですがこれが、ワックスパターンを鋳造した後のものです今回は鋳造ミスもなくちゃんと鋳造が成功しているようですここからみなさんの口に入るころには、メタルの調整もされピカピカになっているというわけです私自身もこの研磨で完成になるためとてもわくわくしながらの工程です

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠　

水槽大ピンチ

今日朝出勤して、水槽の異常を発見してしまいましたなんと水槽の中のサンゴ達のほとんどがしおれていましたよくみると、水温が３１℃いつも２５℃にたもっているのですがだいたい海水魚は水温の変化に弱く３℃上昇すると致命的と言われているのですが奇跡的にも魚たちとエビは元気そうでしたですが、サンゴは…自然界も同じで水温が３℃上昇すると全てのサンゴは白化し死んでしまうそうです温暖化現象が進む中、いち早く温暖化の恐怖を体験できたような気がします温暖化対策を私自身も始めなくてはと思いましたただいま水槽の水温をゆっくりともとにもどしている最中ですみなさんサンゴの復活を願ってください

広島県三原市大妙歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

ワックスパターン

金属のかぶせものはこういうふうにワックスで型を作り、スプルーという棒状のワックスで植立し埋没、焼成、鋳造という手順を経て金属になりますそれから調整研磨で完成です
写真は金属のかぶせものの、土台の「ポストコア」というものです。見ての通りワックスも一種類ではなく箇所に応じ使い分けています複雑なものにまるとカラフルになったりします数が増えると、まるでツリーのようになります
実はこの写真の段階は、とてもミスしやすい思ったより難しい段階で、スピードやテクニックが重要です

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

歯のアクセサリー

歯科関係のカタログでおもいろいものをみつけましたなんと「歯のアクセサリー」歯は白いという常識から歯を飾るというものへびっくりしましたが、これもなかなかおもしろいのではと思いました。こういうものから、みなさんの歯への関心が深まってくれればなと思いました１歯よりも２歯から３歯くらいにつけるとよりゴウジャスだとか
数年後歯のアクセサリーが常識になっている時代が訪れる日がもしかしたらくるかもしれません

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

スポーツ用マウスピース（マウスガード）

スポーツ用マウスピースとは、激しいスポーツを行う時に、口や顎の怪我を防止するものです弾力性のある材料で作られていて、上の歯全体を覆うように作られています
効果としては、顎関節の保護や、脳震盪の予防、安心感が生まれ積極的なプレーが出来るという心理的な効果、歯が人に刺さることからの感染症の予防、人によっては、運動能力の向上も報告されています
規定によりマウスピース装着の義務づけがされているスポーツも年々増加傾向にあり、認知度も大きく向上しているようです
最近ではデザインも注目するところです

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠

中国デンタルショウ

今日は広島産業会館で二年に一度開かれる中国デンタルショウに行ってきました最新の機材が並びとても刺激的でしたいろいろ展示品ある中、何か見たことがあるなと、近寄ってみると、歯科技工士会のブースに、なんと私の学生時代に作った歯形彫刻が名前付きで展示されていました
学生時代の思いと気合いがよみがえり、さらにがんばるぞーと思いました

広島県三原市大名歯科医院　歯科技工士主任　吉井　誠