岡田歯科医院コラム

口腔外科専門医の日常や趣味に関するコラムです。

天使の・・・

2008-09-28 22:44:53 | Weblog
今日は桜ヶ丘の笹倉鉄平版画ミュージアムへ行って来ました。
今月末リリース予定だった新作「アパルトマンの窓辺~Bonne Chance!~」が展示してあるかと思い楽しみにして出かけてきました。
入館して第一展示室へ入るとすぐに最新作の「アパルトマンの窓辺~Bonne Chance!~」が出迎えてくれました。リーフレットで見た感じよりも明るく淡い感じですが、ブルー系の花たちの向こう側にエッフェル塔が描かれていて、遠くのパリの景色もいろいろな想像の世界に招き入れてくれているようでした。作品にあわせた白の額装も雰囲気にマッチして、あたかもパリのアパルトマンの一室にいるような雰囲気で、爽やかな空気が暑かったこの夏の疲れを癒してくれるような作品です。このような花たちのアレンジはありそうでなかった新鮮な感じがします。
その手前においてある小物たちの中でブタの置物が非常にいい表情をしていてとても気に入っています。リーフレットで見たときからすごく気に入っていて、このブタさんの貯金箱は現在同じようなものを探してきて待合室に飾ってあります。(おなかには何も書いてありませんが)
この作品自体すごく気に入ってしまいましたが当分このブタさんだけで我慢しましょう。でも作品を観れば見るほどその景色の中に吸い込まれていくような自分に気がついてしまいました。いままでにも窓辺のい作品はいくつかあったのですが、今回の作品はなにか特別ひきつけられるようなものがありました。
この作品は昨日から展示中とのことですのでぜひ実際に作品をごらんになることをおススメします。(いつか買えたらいいな・・・)


半年

2008-09-15 21:17:10 | Weblog
3月11日に新規に開業してから半年がたちました。昨年末からあわただしく時間が経過してゆく中で、時には自分が周りに押し流されてしまいそうになりながらも何とか落ち着いて診療できる体制を整え、やっと最近その流れを把握し、自分のペースを作っていくことが出来るようになってきたような気がします。
診療室のホームページのほうもまだまだ内容を充実させていかなければなりませんが周囲の人たちの協力のおかげで少しは形になってきたと思っています。少しずつでも更新を続けて治療に関して悩んでいらっしゃる方の参考にしていただけるように、さらに内容のあるものにしていくつもりです。

いままでこのブログを書いてきて、仕事に関してはほとんど触れていません。(BRONJ以外には書いてないかも?)この内容のほとんどが笹倉鉄平さん関係になってしまっているのに気づいた方もいらっしゃると思います。実際このようなコラムを書くのは初めてのことでしたので当初は何を書いていいのかまったく思いつきませんでした。その中で書きたいものとなると、やはり今の自分の周りを取り囲んでいるものとして自然と今のような状態になってきたのだと思います。
笹倉鉄平さんはこれから年末にかけて、いろいろイベントが続きますが、どれも楽しみでいっぱいです。Teppei.Net Paperも最新号が出来上がってきたようですのでこれもまた楽しみです。

これまでの半年をこれからの半年に積み上げて、さらに充実した診療体制にしていくためにも頑張らねば!



玉川高島屋

2008-09-05 00:35:27 | Weblog
今日は玉川高島屋へ昨日から開催されている笹倉鉄平の世界展へ行ってきました。
今回は10月に大阪で行われるパリ個展再現展の前なので、記念作品「芸術橋の上で」の版画は展示されているとは思っていたのですが、原画も展示されていました。入口に展示されていた「芸術橋の上で」の原画は、版画作品よりもふた周りくらい大きく、その存在は周りの空気をパリの夕暮れ時に染めているような雰囲気をかもし出していました。版画も素晴らしいのですが、思わずパリの景色の中に吸い込まれそうになる原画の魅力が入口で私をひきつけてしばらくその空気の中を離れることが出来ませんでした。この感動は10数年前目白のフォーシーズンズホテルで「サントロペ」の原画を見たとき以来のものでした。
入口から中へ足を進めると、芸術橋の上での原画のほかに、9点の版画作品の原画が迎えてくれました。何回観てもその穏やかな雰囲気の世界に観ている者を案内してくれる作品です。そのほかにもアクリル淡彩の原画が5点販売されていました。何気ない風景なのですが、笹倉鉄平さんが描くとすべてTeppei's Worldとして観ている者の心に優しい気持ちを与えてくれるようでした。
その奥へ進むと、初期の頃の作品から新作の「芸術橋の上で」まで数十点の版画が展示されていました。ここでも新たな発見がありました。版画作品はアートテラスさんの額装で見ることがほとんどだったのですが、今回の展示会を主催しているところは、自社で額装まで手がけているところだったので、まったく雰囲気の異なる額装での作品を見ることができました。今までも異なる額装は観たことはあったのですが、今回はその範疇を越えていると言ってもいいかもしれません。個人的な好みもあるとは思いますが、今まで見てきた作品がまた違う雰囲気で鑑賞できる楽しみも発見できました。「芸術橋の上で」は会場に2点、同じフロアのショップに1点の計3点展示されており、それぞれの加筆部分を探すのも楽しみでした。
最後のサプライズは、これも入口の横にあったのですが、ビデオで今回のパリ個展のダイジェスト的な映像を流していました。最初見たときは、イタリア(レカナーティ、フィレンツェ)と中国での個展のビデオを流しているものだと思っていたのですが、その後に今回のパリ個展の映像が流されていました。会場の雰囲気や、パリ個展で発表された作品の一部を観ることが出来ました。その中でも今回のパリ個展のおそらくメインだと思われる「モンマルトル」という作品が素晴らしい光を放っていました。以前小さな画像で観て想像していたよりも数段大きな作品で、この作品と「八坂の塔」との対比もまた素晴らしいと思いました。この作品は10月の大阪での再現展では展示されるのではないでしょうか?おそらく大阪まで足を運ぶことは出来ませんが、その後に行われるであろう東京での再現展が今から非常に楽しみです。
今週の土曜日には来場サイン会が開かれるようですが、もし時間が許せばまた足を運んでみようと思います。行けるかな・・・・・・・?