「クラシック音楽が世界をつなぐ」～輝く未来に向けて～ 華麗なるガラ・コンサート

https://www.geigeki.jp/performance/20210915c/

こういうコンサートは楽しい。

ライブじゃないと、文化が消えてしまう。

曲目
第1部
エルガー／「威風堂々」第1番
サン＝サーンス／序奏とロンド・カプリチオーソ
フォーレ／エレジー
モーツァルト／ピアノ協奏曲第20番より 第3楽章
ラヴェル／ボレロ

第2部 「輝く未来に向かって」
東京オリンピック・ファンファーレ＝オリンピック・マーチ（今井光也＝古関裕而）
ビゼー／歌劇「カルメン」から「ハバネラ」
ロッシーニ／歌劇「セビリャの理髪師」から「陰口はそよ風のように」
ヴェルディ／歌劇「アイーダ」より「勝ちて帰れ」
ヴェルディ／歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」
プッチーニ／歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
ベートーヴェン／交響曲第9番「合唱付き」より 第4楽章

出演
広上淳一(Cond)　徳永二男(Vn)　仲道郁代(Pf)　ほか
藤原歌劇団合唱部、二期会合唱団、スーパー・クラシック・オーケストラ

東京芸術劇場

仲道郁代 2020-2027 ベートーヴェン：ピアノ･ソナタ全曲演奏会 第Ⅰ期 第１回 〈ワルトシュタイン～希望と夢想〉

新型コロナの影響で、5か月ぶりのコンサート。
http://www.kanagawa-geikyo.com/calendar/concerts/200718-1/200718-1.html

曲は、
ソナタ第21番 ハ長調 op.53「ワルトシュタイン」
ソナタ第30番 ホ長調 op.109
――――――――――
ソナタ第 5番 ハ短調 op.10-1
ソナタ第25番 ト長調 op.79「かっこう」
ソナタ第23番へ短調 op.57「熱情」

アンコールに、ブラームスの間奏曲

いつもなら、エルガーの「愛の挨拶」ですが、どうするだろうと思っていたので「やっぱり」という感じ。

会場での対策やチケットの再配席など、大変だったと思うが、コンサートを開いていただいてよかった。仲道さんの演奏も素晴らしかった。

イエスタデイ

劇場：Ｔ・ジョイプリンス品川
https://tjoy.jp/tjoy-prince-shinagawa

ビートルズ愛が詰まった映画。「イエスタデイ」からはじまって、「レットイットビー」、「シーラブズユー」などビートルズのヒットナンバーが満載。そこは、楽しい。ライブシーンも良かった。

しかし、演出とストーリーは・・・

特に、ストーリーはもっと緻密にできないものか。ジャックとエリーの関係が中心のはずだが、何度も繰り返す別れのシーンが。特に、リバプールのシーンはどういう意図なのか。

昔、ライブをやるはずだったホテルを使って、初めてのライブをするが、昔のシーンを後から追加してみたり。ライブ会場へ行くときに、間違って非常階段に出てしまうシーンは、何の意味があるのか？　ジャックがウェンブリーでエリーに気持ちを伝えた後に家に帰ってのラブシーンは必要なのか？

ユニバーサルミュージックが、売り出すためにアルバムのタイトルを変えたりするのはあり得るかもしれないが、エド・シーランが「ヘイ・ジュード」を「ヘイ・デュード」に変えようといったりするのは、やりすぎ。

リリー・ジェイムズはかわいい。シンデレラもよかった。


https://www.yesterdaymovie.jp/

仲道郁代「いつもあなたとショパン」 第4回 晩年の傑作（全4回）

今日は、横浜青葉台のフィリアホール。

年代を追ってショパンの曲を紹介するシリーズの第４回。

曲目は、

ショパン：
F.Chopin:
24の前奏曲op.28より　第1、2、3、4、7、13、15「雨だれ」、20番
No.1,2,3,4,7,13,15,20 from 24 Preludes, op.28
バラード 第２番 へ長調 op.38
Ballade No.2 in F Major, op.38
バラード 第4番 ヘ短調 op.52
Ballade No.4 in f minor, op.52
ポロネーズ第６番 変イ長調 op.53「英雄」
Polonaise No.6 in A-Flat Major, op.53 "Heroic"

---休憩---

ワルツ 第6番 変ニ長調 op.64-1 「小犬」
Valse No.6 in D-Flat Major, op.64-1 "Minute"
ワルツ 第7番 嬰ハ短調op.64-2
Valse No.7 in c-sharp minor, op.64-2
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調　op.58
Piano Sonata No.3 in b minor, op.58

アンコールには、

ショパン：マズルカ第49番ヘ短調op.68-4
ノクターン第20番嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」遺作
練習曲op.10-3 ホ長調「別れの曲」

晩年と言っても、２８歳から３９歳までの曲。パリのサロンにデビューした頃とは趣が違う。素晴らしい曲ばかり。

http://www.philiahall.com/html/series/170923.html

森麻季＆横山幸雄 デュオ・リサイタル

今日は、青葉台のフィリアホールで森麻季さんと横山幸雄さんのデュオ・リサイタル。

http://www.philiahall.com/html/series/170610.html

森さんの歌と、横山さんのピアノ。横山さんの伴奏で、森さんが歌うという贅沢なコンサート。

曲は、

グノー：歌劇「ファウスト」より「宝石の歌」
J.S.バッハ＝グノー：アヴェ・マリア
横山幸雄：アヴェ・マリア　～バッハ＝グノーの主題による即興　◎ピアノ・ソロ
マスカーニ：アヴェ・マリア
越谷達之助：初恋
山田耕筰：からたちの花
ショパン：アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ　◎ピアノ・ソロ
デュパルク：旅への誘い／悲しき歌／フィディレ
ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ　◎ピアノ・ソロ
シューマン＝リスト：献呈　◎ピアノ・ソロ
リスト：ヴェルディのオペラ「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ　◎ピアノ・ソロ
グノー：歌劇「ロメオとジュリエット」より「私は夢に生きたい」

アンコールは、

プッチーニ：歌劇「ラ・ボエーム」より　私が街を歩けば（ムゼッタのワルツ）
プッチーニ：歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私の愛しいお父さん」

森さんの歌は、いつ聴いても素晴らしい。いつまでも、聞いていたいという感じだった。

エサ＝ペッカ・サロネン指揮／フィルハーモニア管弦楽団

今日は、横浜みなとみらいホールでのフィルハーモニア管弦楽団のコンサート。
指揮は、エサ＝ペッカ・サロネン。ソリストは、２０１５年のショパンコンクール優勝者のチョ・ソンジン。

曲は、オール・ベートーヴェン・プログラム

１．序曲「命名祝日」ハ長調Ｏｐ．１１５
２．ピアノ協奏曲第３番　ハ短調Ｏｐ．３７
３．交響曲第７番　イ長調　Ｏｐ．９２

アンコールは、

ソリスト
モーツァルト：ピアノソナタ第１２番　ヘ長調　第２楽章

オーケストラ
シベリウス：組曲「ペレアスとメリザンド」より　第８曲「メリザンドの死」

以前から聞いてみたいと思っていた指揮者とオーケストラ。ジャパンアーツの招待券が手に入ったので。

ピアノ協奏曲と交響曲は、何度も聞いたことがあるが。今日の演奏も素晴らしかった。カーテンコールが鳴り止まず、オーケストラが退場したあとも、マエストロは舞台に出てきて挨拶していた。

特に、交響曲は第１楽章の出だしが印象的、少し、ゆっくりとした出だしであったがすぐにスピードアップして盛り上がっていく。そして、第４楽章の出だしも。第３楽章が終わってからすぐに第４楽章に入ることが多いが、今日は、数秒間をおいて第４楽章に入った。そして、第４楽章の出だしでも一拍おく感じ。しかし、その後は、一気呵成。

佐渡裕指揮 トーンキュンストラー管弦楽団

昨日のことですが、大学時代の友人と一緒にＮＨＫホールでコンサートを聴いてきました。



曲目は、

ハイドン：交響曲第６番ニ長調「朝」
ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第１番ハ長調　作品１５
ブラームス：交響曲第４番ホ短調　作品９８

アンコールは、

ショパン：ノクターン　嬰ハ短調　遺作
ヨハン・シュトラウス２世：ピチカートポルカ
ヨハン・シュトラウス２世：雷鳴と電光

でした。

ピアニストは、アリス＝紗良・オット。

ハイドンの交響曲は、初めて聴いたが、各パートの楽器のソロがあり、協奏曲のような感じでおもしろかった。ベートーヴェンのピアノ協奏曲は、アリスのピアノが美しい。特に、第一楽章のカデンツァがおもしろかった。そして、アンコールのショパンは、２日前にＴＶ朝日の報道ステーションでも弾いていたが、亡くなったおばあさん思ってとのことで、感情のこもったすばらしい演奏でした。

後半のブラームスもアンコールのシュトラウスもすばらしかった。

佐渡さんが就任するまで、トーンキュンストラー管弦楽団のことを知らなかったが、すばらしいオーケストラでした。

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