緑の指は永遠の憧れ

亡きお姑様から畑を引継ぎ、この春から右往左往しつつ作業開始。
覚え書きを兼ねアタフタぶりを記していきます。

若者に浸透してるのかな?

2017-07-04 13:03:14 | 何ということもないこと
洗面所にいたら、娘2号がやってきて



たまたまこんなスポイトがあったので

腕にくっつけてきたのですよ。

吸い付いてるわけなので痣になるのですよ。

で、



『これをさ〜、規則的に腕に一直線に跡つけてさ、

「目覚めたらこんな痣が!?いったい何!?怖い!」

とか言ってSNSにあげたら、本気にする人いるかな?』

なあんて、ふざけて言ってたのですよ。




で、娘2号が笑いながら言うわけです。




「多分、私のアカウントに『福島』って入ってるから

アレな人たちが『放射能の影響!!怖い!!』って

騒ぐよ」




それを聞いて、年頃の娘を持つ親としては

なんだか暗澹とした気持ちになっちゃいました。


若い彼らは、

世間はそういうもんだ〜って、

何言ったって、福島出身というだけで

指さされたりするんだ〜って

意識に染み込んじゃってるのかな。



なんとも腹立たしく悲しい。



腹立たしいのは、東電にも政治家にも自分にも。
いろんなことに。


我々の世代が、安穏としてよく考えずに
原発推進の県知事を選んじゃったんだよね。
あの頃、我らの1票で世の中が変わるっていう実感がなくて
政策もよく読み込まずに
表面的なものだけを見て印象一つで投票していた気がする。
そのつけが、若者に回るんだな。



今でも、どうしていわきに原発ができたのか
その経緯がよくわからない。

無関心というのも罪だね。

過疎化に喘いでる町村が、生き残るために
身内同士まで分かれて壮絶な推進派反対派の争いの果てに
反対運動を押しつぶし、計画を推し進めたというところまでは
なんとか。




そして、

どうしてあんなに、
点検で問題のある箇所がたくさん見つかって
連日新聞を賑わわせていたのに、
そのまま震災を迎えることになったのかわからない。

佐藤栄佐久知事が、
そこのところ厳しくしてたのに
あれよあれよという間に、弟さんのやったことに巻き込まれて
その地位を石もて追われることになったのかわからない。

いつの間にか幾多の点検の不備や問題点がうやむやになり
誰も原発を意識しなくなり
莫大な広告費を使い『安全でクリーンで安価な夢のエネルギー』と思い込まされ
人々の生活は、
それこそ安全に、環境汚染もなく
なんども使い回しができて、
そこから生まれる潤沢なエネルギーによって
どんどん豊かに明るい未来へ・・・なんてね。


今思うとねぇ。

何やってたんだろうねぇ。

一度ついたイメージが払拭されるには、
あと何年くらい必要なのかねぇ。

ため息が出るねぇ。



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