気ままな歳時記(その2)

気ままな歳時記の続編です
Sonyα6500とRX100M7で撮った写真で,日々の事や昼飯を気ままに綴っています

青山学院・箱根駅伝7度目の優勝

2024-01-03 15:13:39 | 日々の出来事
 箱根駅伝は、戦前の予想は駒澤大学の圧勝ではないかと言うことでしたが、それもそうです、昨年の箱根駅伝の4区から出雲駅伝から全日本駅伝まで23区間連続の1位を取り続けており、無敵と言われていました。

 予想通り、1区は外国人留学生をも抑え、駒沢のビック3の一人の篠原選手が区間賞を取りましたが、2区3区にエースを揃えた駒沢に対し、青山は黒田選手と駅伝男太田選手で対応しましたが、駒沢の2区はキャプテンの鈴木選手、3区の佐藤選手は1万メートル27分28秒の学生日本一の実力を持つ選手です。

 3区の青山の太田君は、前半で22秒の差を一気に詰めて追いつくと、再三前に出て駒沢のエース佐藤選手を牽制すると、最後はサングラスを外した一気にスパートをして、差を広げました。

 1万mのタイムであれば、断然駒沢の佐藤君が早いですが、普段から20kmのロードレースを中心に練習している太田君が1万mのタイム差は関係なく打ち勝ってしまい、佐藤君本人だけでなく、エースがたった4秒とはいえ逆転された駒沢大学全選手へも大きな打撃を与えました。

 大迫選手が、10kmのスターと20kmではスターは違うと言っていましたが、まさに1万mのトラックと箱根駅伝の距離を走る20kmのロードレースは違うということだと思いました。

 素人の私ですが、昔市民ランナーとして走っていた頃、10kmは最初から全力(95%)で走り、最後はいっぱいいっぱいになりますが、そこで頑張ってゴールしていましたが、20kmやハーフは、入りが92%程度で入り、15kmくらいからスパートするのですが、それで全区間同じペースで走れするですが、それを体で会得するまで20kmレースを30回位かかりました。(偉そうに言ってますが、私のベストはハーフで1時間17分30ですので、ハーフを1時間3分程度っで走る箱根のランナーとは比べものになりませんね)

 4区の青山の佐藤選手は、駒沢との間にテレビの中継車が入ると、一挙にペースを上げ、その差を一気に広げ、駒沢の選手が青山の選手が見えた時にはかなりの差になっていて、駒沢の選手はその差に愕然とした思います。

 この3区と4区で青山は逆転しその差を広げただけでなく、駒沢のチーム全体に大きな打撃を与え、波の乗った青山はその後も快走を続け、復路は全員箱根初の走りにもかかわらず、圧倒的強さで押し切り、総合優勝を新記録で成し遂げました。

 今回の箱根駅伝は、青山の選手の強さを感じることが出来た、近年まれにみる素晴らしい駅伝でした。

 青山の10区宇田川選手がゴールする瞬間(TVより)
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