シェーン・ママ

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「感じる食育 楽しい食育」

2006-10-04 22:23:28 | 育児のヒントになる本
 

 毎日少なくとも3回はする食事。でもここまで「食」について考えることはなかったなあ、とこの本を読んでつくづく思いました
「食育」ということがなんなのか漠然としか分からなかったのですが、食育=生きていく力を育むということなんだそうです。

 食べ物を目で見て、触って、においをかいで、五感を働かせ感じることの大切さ、食べ物はどうやって流通して自分のところまできたのか、食べ物の味を表現していく中で表現そのものを学び、他者の表現方法や言葉を身につけることなどについて書かれてあり、そういう捉え方もあるのかあ、と思いましたねえ
 給食についても触れてあり、給食の残飯を有効利用するにはどうすればいいか、どのくらいの量の残飯があるかを学ぶことで、残飯も減らせるし、環境への配慮も生まれてくるのではないかと作者は提言しています。

 最後の章では、日本がいかに自給率の低い国かを明確な数字を持って書いています。食版「世界がもし100人の村だったら」と題してこういうことが書かれています。「世界がもし100人しかいないとすると日本人は2人。1人で5人分の食料を輸入していることになります。中でも目立つのが魚。エビは日本人1人で14人分、カニは26人分、マグロ・カツオは30人分輸入しています。(中略)日本は世界一の残飯大国です」・・・・・・。 
これには驚きませんか?日本が他の国の食べ物を買いあさり、捨てている・・・・そう考えると、もっと食べ物を大切にしないと、感謝しないといけないなあなんて思います。

 子どもたちにも食べ物がどうやって誰の手によって作られているかということを知ることで、意識が変わるのではないか。そして子どもがもっと食に触れるべきだということも、作者自身の活動をと通して書いてありますぜひぜひオススメしたい一冊です。

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