私の父の実家は、山も多く、辺りを小川が流れる高原のような場所である(以前、庭で山菜を見つけて焦ったことがある)。したがって、単に父の実家に行くだけでもキャンプ気分になるので、あえてキャンプに行く気にならないという面もあった(実際、庭で飯ごうでご飯を炊いたり、バーベキューをやったり、テントを立ててそこで過ごしたりしたこともある。まあ、私が小さいころは、家族でキャンプに行ったこともそれほど珍しくはないのだが)。
余談が長くなったが、今回は、お盆の帰省の機会を生かしてラクティスにて車中泊実験を行ったので、報告する(本当は、写真を撮るつもりであったが、すっかり忘れていたので、文章だけでご容赦を)。
基本的な考え方は、以前「ラクティスで小休止」や「ラクティス車中泊グッズ」などで書いた通りである。つまり、前部座席をぎりぎりいっぱい前にスライドさせ、前に倒し、後部座席はフルフラットにする。そして、倒した後部座席と前部座席の間にできた隙間に物を詰め、その上にマット・布団と枕(今回はいつも使っているものを持参した)を置いて、タオルケット1枚程度をそれぞれかけて妻と2人で寝るのである。
さて、早速取りかかろうと思ったら、いきなり不測の事態発生…。なんと、「ラクティス車中泊グッズ」で紹介した遮光カーテンを忘れてきてしまったのである!!仕方がないので、バスタオルなどを使って簡易目隠しを作ることにした。
この目隠しを作るには、父の実家にあった事務用のクリップや洗濯バサミを、ラクティス上部・左右についている(乗り降り用の)取っ手に針金などでくくりつけ、そこからバスタオルを吊るす。これを前後左右について一通り行えば終了である。道の駅など、人目が気になる場所では、これだけだとやや心もとないが、父の実家のようなあまり人の出入りが激しくない場所や、キャンプ場などでは、これでもある程度は何とかなると思う。
そして、次に重要なのは換気であるが、ちょうどバイザーと重なるか重ならないか、という辺りまで(10cm?くらい)各ドアの窓を開け、外の風が入ってくるようにした。父の実家は、比較的涼しい場所なので、それでも最初は少し生暖かったが、夜が更けるにつれこれだけでも十分涼しくなってきた。
さらに、携帯電話やちょっとした本、給水用の水など、暇つぶしのための道具も少しだけ持ち込み、(あまり眠れない可能性も考えて)9時~10時くらいには眠り始めることにした。
翌日は7時くらいに目が覚めたが、十分な睡眠時間を取ったためか、それほど疲れは感じなかった。ただ、私(178cm)は足を伸ばしてゆったりと、というほどの広さはなかったため、姿勢を頻繁に変えるなど少し工夫をしなければいけなかったし、横幅も、妻と腕がぶつかるような感じで、普段と比べるとやはり余裕は少ないように感じた(妻もほぼ同意見である)。
この日は朝から親戚が訪ねてきたため、寝巻のような姿で応対するハプニングもあったのだが、まずまずの成功だったと思う。問題は、やはりベッドの広さと、外気温が暑い・寒いときの室内温度、そして換気であるように思われた。今回は比較的うまく行ったが、我々の忍耐力では1泊が限界のように感じられたし、状況次第(例えば、豪雨で雨音がうるさくて眠れない、暑すぎる、寒すぎる)ではそれも怪しいという印象であった。こう考えると、比較的天候に左右されにくいキャンピングカーはやはり偉大だということ、また、当たり前だが、普段住んでいるアパートでさえ、本当に恵まれた環境だということを実感したように思う。
とりあえず、今回の実験を参考に、今後は旅行に行ったり、新たな購入計画へと踏み出したいと思う。
余談が長くなったが、今回は、お盆の帰省の機会を生かしてラクティスにて車中泊実験を行ったので、報告する(本当は、写真を撮るつもりであったが、すっかり忘れていたので、文章だけでご容赦を)。
基本的な考え方は、以前「ラクティスで小休止」や「ラクティス車中泊グッズ」などで書いた通りである。つまり、前部座席をぎりぎりいっぱい前にスライドさせ、前に倒し、後部座席はフルフラットにする。そして、倒した後部座席と前部座席の間にできた隙間に物を詰め、その上にマット・布団と枕(今回はいつも使っているものを持参した)を置いて、タオルケット1枚程度をそれぞれかけて妻と2人で寝るのである。
さて、早速取りかかろうと思ったら、いきなり不測の事態発生…。なんと、「ラクティス車中泊グッズ」で紹介した遮光カーテンを忘れてきてしまったのである!!仕方がないので、バスタオルなどを使って簡易目隠しを作ることにした。
この目隠しを作るには、父の実家にあった事務用のクリップや洗濯バサミを、ラクティス上部・左右についている(乗り降り用の)取っ手に針金などでくくりつけ、そこからバスタオルを吊るす。これを前後左右について一通り行えば終了である。道の駅など、人目が気になる場所では、これだけだとやや心もとないが、父の実家のようなあまり人の出入りが激しくない場所や、キャンプ場などでは、これでもある程度は何とかなると思う。
そして、次に重要なのは換気であるが、ちょうどバイザーと重なるか重ならないか、という辺りまで(10cm?くらい)各ドアの窓を開け、外の風が入ってくるようにした。父の実家は、比較的涼しい場所なので、それでも最初は少し生暖かったが、夜が更けるにつれこれだけでも十分涼しくなってきた。
さらに、携帯電話やちょっとした本、給水用の水など、暇つぶしのための道具も少しだけ持ち込み、(あまり眠れない可能性も考えて)9時~10時くらいには眠り始めることにした。
翌日は7時くらいに目が覚めたが、十分な睡眠時間を取ったためか、それほど疲れは感じなかった。ただ、私(178cm)は足を伸ばしてゆったりと、というほどの広さはなかったため、姿勢を頻繁に変えるなど少し工夫をしなければいけなかったし、横幅も、妻と腕がぶつかるような感じで、普段と比べるとやはり余裕は少ないように感じた(妻もほぼ同意見である)。
この日は朝から親戚が訪ねてきたため、寝巻のような姿で応対するハプニングもあったのだが、まずまずの成功だったと思う。問題は、やはりベッドの広さと、外気温が暑い・寒いときの室内温度、そして換気であるように思われた。今回は比較的うまく行ったが、我々の忍耐力では1泊が限界のように感じられたし、状況次第(例えば、豪雨で雨音がうるさくて眠れない、暑すぎる、寒すぎる)ではそれも怪しいという印象であった。こう考えると、比較的天候に左右されにくいキャンピングカーはやはり偉大だということ、また、当たり前だが、普段住んでいるアパートでさえ、本当に恵まれた環境だということを実感したように思う。
とりあえず、今回の実験を参考に、今後は旅行に行ったり、新たな購入計画へと踏み出したいと思う。