脳天気らいだー・・・・・ぶろぐ

減量のためにはじめた自転車にどっぷりはまるこの頃・・・ヤフー映画ではnourider164でレビュー書いてます

軽量化といえば?

2006-10-09 03:47:50 | モールトン
自転車をいじり始めて気づいたこと、それは自転車の場合全ての努力が軽量化に向っているということ。まぁそれは自動車でもオートバイでも同じなのですが。自転車の場合は使用するエンジンが人間だということもあり、限りがあるのでほとんどの努力は車体に向けられる。カーボンにチタンと高級素材満載。もちろんそれは財布に余裕のある方だけですが。
そうじゃない場合はどうするのか?そう、かの名機零式艦上戦闘機を思い出してみよう。日本の航空史上最も多く作られた航空機である、それは太平洋戦争開戦当初、優れたパイロットの技量と相まって連合国パイロットを恐怖に陥れたわが国の工業力の一つの到達点である。
その零戦も、エンジンの開発力に劣るわが国の技術力をカバーするために、機体を極限まで軽く作ることに全ての努力が注がれた結果。例えて言えばレーシングマシンのようであった。パイロットの命を無視した無防弾無防火装備により、格闘戦では破格の強さを見せるが防御力の弱さ(弱さと言うより無さ)で機銃弾一発で火達磨になる。いかにも日本的な機体です。
そこで財力に余裕は無い私はモールトンディスクブレーキ化にあたり、そらくは重くなった車体を軽量化するにあたり堀越技師(零戦の主任設計士)の思想を具現化する。バイクファンの間では「ゴッドハンド」ことヨシムラのおやじさんの手法である。海軍の航空機関士だったオヤジさんは、バイクレースの世界においても軽量化の手段としてよくやったのが「穴あけ」である。応力のかからない場所には容赦なく穴をあける、私がレース少年だったころによく見たGSX400Eの2気筒はあらゆるところに穴をあけられて、シフトドラムまで穴だらけだった。

それを思い出したので、とりあえずはシートポストパイプのクランプより下の部分に穴をあけてみた・・・・

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