バッテリー（かわぐちかいじ）

寒いと思ったらこれが平年並みだって、やはりことしは暖冬ですね。製油所も値段据え置きらしく、月末の混雑もなかった。
半月ぶりの休みなので、洗濯ついでにネットカフェに行った（近所のネットカフェには洗濯機併設してあるのだ）そこで、かわぐちかいじ氏の「バッテリー」という漫画に出会った。かわぐち氏は「沈黙の艦隊」や「ジパング」などで知られる現在の漫画界を代表する作家だが、こんなべたべたな野球マンガも描くのだなと思うとほっとする。べたべたな展開とはいえ氏の表現力をもってすれば感動の物語になってしまうのだが。30勝無敗無失点なんてとんでもない投手というあり得ない展開なのだが、引き込まれてしまう、主人公の顔は例によって「沈黙の艦隊」では海江田艦長、「ジパング」では草加中佐として描かれている例のキャラクターである。天才肌の主人公だが、その出発点は子供の頃の、、という内容で、泣かせるものだ。
やっぱり氏は広島ファンなんだろうな。主人公の属する「小倉メッツ」は広島がモデルみたいな気がする。
広島といえば、黒田はオトコだねぇ。広島に留まったよ、引く手あまたの才能を広島で生かす決意をした彼はすごい。
松坂60億、井川30億という派手な話に隠れてしまった感じがあるが、黒田はオトコの中のオトコだ！