咲-Saki- 第162局
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第161局 「戦友」 感想 )

今号の『咲-Saki-』はセンターカラー。BGで連載中の『怜-Toki-』とマッチさせるかのように、扉絵は千里山女子3年生レギュラーの3人。『怜-Toki-』を読んでいると、彼女たちが今のような関係になり、ここまで至るまでに、いろいろな事を乗り越えてきたのだろうとより一層感じさせられるから、スピンオフを始めるにあたりこれ以上ないタイミングだったなぁと思う。
千里の道も一歩から。怜の麻雀は「あきらめたらだめ」という言葉から始まったんだもんね。「人生、諦めが肝心なんて」言葉があるけど、そんなことない。もちろん、諦めなければいけない時もあるけれど、でも簡単に諦められるくらいなら、最初から夢中になったりしない。空っぽの点棒も空っぽの毎日も諦めないことの積み重ねによって変えていける。「諦めちゃダメなんだ その日が絶対来る」 って、スクールアイドルさんたちが歌っているけど、あれ本当にいい曲ですね。(←唐突な脱線)
<関連記事>
・『怜-Toki-』 第1局 「折衝」 感想 新友はやがて親友になり、信友になって心友になる。
・『怜-Toki-』 第2局 「萌芽」 感想
前回、未来視によって跳満をツモ和了った怜。

三面張を捨てて、
待ちでリーチを掛けた怜に驚きを隠せない和。インターハイ上位クラスの対局になると、和にとっては不思議なことをする人間ばかりに見えてるんだろうなぁと想像したら何だか笑えてきた。
すばら先輩の跳満親かぶりに不満げな表情の優希。すばら先輩はもちろん、漫ちゃんや成香ちゃんも応援したいと考えていた優希にとってはこの展開はあまり嬉しくないじぇ...ってところかな。
咲さんはいつ起きるんですか......................?













ツモ
ドラ
裏ドラ
前回、描写がなかった裏ドラは怜がうっかりめくり忘れていた模様。リーヅモタンヤオ赤2裏1の跳満。確かに裏をめくらずに点数申告をするのは危ういな...。親切にも優しく指摘するすばら先輩はやはり天使!このやり取りの時は千里山と新道寺は蚊帳の外だったけど、まさか5決で怜とすばら先輩が同じようなやり取りをすることになるとは意表を突かれたじぇ...(笑)
さて、東2局における怜は一発消しを受けてなお、予定通りに和了ってみせた。
阿知賀編の描写では、見えた未来に反応して行動を変えた場合、2巡くらい経つまで未来が見えなくなると怜は語っていた。

だが、今回の一発消しを織り込んだ和了り描写は確かに複数の未来を見ていないと中々に難しい芸当。
怜が
でツモ和了るという結果から逆算すると、大筋としてはおそらく怜が見た未来はこの2パターン。<未来1>を見ただけでは、<未来2>で起こった一発消しが100%起こることが確定的ではない以上、少なくとも、この2パターンを見ることで初めて、確実に和了れることがわかるんだよね。確実に和了れる確信を持って
切りリーチを掛けたのであれば、複数の未来を見ないことには成り立たない。
行動によって変わる複数の未来が見えるようになったとなれば、それこそ無敵としか言いようがない。こうなると、確率や計算ではなく、その局における最適な行動を100%選択することが出来るようになるんだもんなぁ...。
更なる進化を果たした怜。この能力が準決勝の時点で使えていたなら、未来を見た自分の行動によって変わる照の行動も1巡先とはいえわかるのだから、それなりには食い下がることが出来たかもしれない。それとも、照はそれさえもお構いなしに問答無用で和了り続けたのだろうか。ちょっと見てみたい気もする。
とはいえ、元々、怜は倒れて生死の境を彷徨って1巡先が見えるようになったわけだから、準決勝の対局で倒れたことをきっかけに新しく複数の未来が見えるようになったということだとしたら、この能力の進化は照との対局のおかげと言えなくもないのかもしれないけど。
更なる武器を得るも、やはり体力の消耗を感じる怜。だが、これから千里山女子を背負っていく後輩たちの未来のため、自分が出来る全てを出し切ろうという姿はエースの名に恥じない強い意志を感じさせる。(ナクシャトラさんを見てみたい感)

まだまだ怜の猛攻は止まらない。7巡目に
切りで親の先制リーチ。
このリーチを受けて、一発消しを試みるも3人とも鳴くことが出来ない。それもそのはず、既にこの局の未来は怜の手の中にあるのだから!













ツモ
ドラ
裏ドラ
リーチ一発ツモ赤1裏2で親っパネ6000オール!!3面張とタンヤオを捨てての
単騎。しかも、その
でドンピシャに裏が乗るという驚異的なまでの和了り。あっさりとトップに躍り出た怜の親の連荘は続く。
――強い。あまりにも強すぎる。だが、そんな強敵を前にして、いや強敵を前にしたからこそ、一人の少女の導火線に火を点ける。

対面で静かにでも激しく揺らめく炎を怜も感じていた。ついに来るのか...!漫ちゃんの爆発が!サトハ先生さえも手を焼いた「消えない炎」が進化を果たした怜にどこまで通用するのか楽しみでしょうがない。次回は先鋒戦の一つの山場になりそうだね。
次回は8/5発売号で掲載予定。
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第161局 「戦友」 感想 )

千里の道も一歩から
今号の『咲-Saki-』はセンターカラー。BGで連載中の『怜-Toki-』とマッチさせるかのように、扉絵は千里山女子3年生レギュラーの3人。『怜-Toki-』を読んでいると、彼女たちが今のような関係になり、ここまで至るまでに、いろいろな事を乗り越えてきたのだろうとより一層感じさせられるから、スピンオフを始めるにあたりこれ以上ないタイミングだったなぁと思う。
千里の道も一歩から。怜の麻雀は「あきらめたらだめ」という言葉から始まったんだもんね。「人生、諦めが肝心なんて」言葉があるけど、そんなことない。もちろん、諦めなければいけない時もあるけれど、でも簡単に諦められるくらいなら、最初から夢中になったりしない。空っぽの点棒も空っぽの毎日も諦めないことの積み重ねによって変えていける。「諦めちゃダメなんだ その日が絶対来る」 って、スクールアイドルさんたちが歌っているけど、あれ本当にいい曲ですね。(←唐突な脱線)
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・『怜-Toki-』 第1局 「折衝」 感想 新友はやがて親友になり、信友になって心友になる。
・『怜-Toki-』 第2局 「萌芽」 感想
前回、未来視によって跳満をツモ和了った怜。

のどっち
三面張を捨てて、

すばら先輩の跳満親かぶりに不満げな表情の優希。すばら先輩はもちろん、漫ちゃんや成香ちゃんも応援したいと考えていた優希にとってはこの展開はあまり嬉しくないじぇ...ってところかな。
咲さんはいつ起きるんですか......................?

裏ドラ
















前回、描写がなかった裏ドラは怜がうっかりめくり忘れていた模様。リーヅモタンヤオ赤2裏1の跳満。確かに裏をめくらずに点数申告をするのは危ういな...。親切にも優しく指摘するすばら先輩はやはり天使!このやり取りの時は千里山と新道寺は蚊帳の外だったけど、まさか5決で怜とすばら先輩が同じようなやり取りをすることになるとは意表を突かれたじぇ...(笑)
さて、東2局における怜は一発消しを受けてなお、予定通りに和了ってみせた。
阿知賀編の描写では、見えた未来に反応して行動を変えた場合、2巡くらい経つまで未来が見えなくなると怜は語っていた。

複数の未来
だが、今回の一発消しを織り込んだ和了り描写は確かに複数の未来を見ていないと中々に難しい芸当。
<未来1>(
切り三面待ちの場合)
切りリーチ⇒一発消しのチーが入る⇒次巡に怜が
をツモリ、裏目を引くことがわかる。
切りリーチ⇒誰も一発消しをすることが出来ず、上家のすばら先輩がツモってきた
をツモ切り⇒怜は和了れないが、
を上家がツモるとわかる。
<未来2>(作中で進行した流れ)
切りリーチ⇒成香ちゃんが
合わせ打ち⇒漫ちゃんが一発消しのために
チー⇒
をツモり、跳満和了。



or



<未来2>(作中で進行した流れ)




怜が


行動によって変わる複数の未来が見えるようになったとなれば、それこそ無敵としか言いようがない。こうなると、確率や計算ではなく、その局における最適な行動を100%選択することが出来るようになるんだもんなぁ...。
更なる進化を果たした怜。この能力が準決勝の時点で使えていたなら、未来を見た自分の行動によって変わる照の行動も1巡先とはいえわかるのだから、それなりには食い下がることが出来たかもしれない。それとも、照はそれさえもお構いなしに問答無用で和了り続けたのだろうか。ちょっと見てみたい気もする。
とはいえ、元々、怜は倒れて生死の境を彷徨って1巡先が見えるようになったわけだから、準決勝の対局で倒れたことをきっかけに新しく複数の未来が見えるようになったということだとしたら、この能力の進化は照との対局のおかげと言えなくもないのかもしれないけど。
更なる武器を得るも、やはり体力の消耗を感じる怜。だが、これから千里山女子を背負っていく後輩たちの未来のため、自分が出来る全てを出し切ろうという姿はエースの名に恥じない強い意志を感じさせる。(ナクシャトラさんを見てみたい感)

リーチ
まだまだ怜の猛攻は止まらない。7巡目に

このリーチを受けて、一発消しを試みるも3人とも鳴くことが出来ない。それもそのはず、既にこの局の未来は怜の手の中にあるのだから!
まるで未来が見えているかのようだと 誰が呼んだか――
一巡先を見る者!!
一巡先を見る者!!

圧倒的な強さ
















リーチ一発ツモ赤1裏2で親っパネ6000オール!!3面張とタンヤオを捨てての


――強い。あまりにも強すぎる。だが、そんな強敵を前にして、いや強敵を前にしたからこそ、一人の少女の導火線に火を点ける。

揺らめく炎は、今を点火する。
対面で静かにでも激しく揺らめく炎を怜も感じていた。ついに来るのか...!漫ちゃんの爆発が!サトハ先生さえも手を焼いた「消えない炎」が進化を果たした怜にどこまで通用するのか楽しみでしょうがない。次回は先鋒戦の一つの山場になりそうだね。
次回は8/5発売号で掲載予定。
その上怜がパワーアップしてたら他の3人はつらいわ
副将、大将で巻き返す流れですね
点平らになるとか考えないで済むから楽しみ