こんにちは、豊岡です。
新人に仕事を教える際に
「仕事は自分で考えて、見て覚えろ」と言う指導スタイルをとる方はいませんか?
恐らくその上司の方が若い時はそれが当たり前であり、実際にそのようにして
自ら考え、目で見て必死で仕事を覚えたのでしょう。
「聞けば何でも教えてもらえる」という考えの部下も困りものですが・・・。
少し考えてみました。
「目で見て覚えろ」は上司の仕事を放棄している様にも感じます。
自分の時間を割いて教える訳ですから、時間も手間もかかります。
基礎から教えるというのは大変な労力です。
ですが、上司なんて自分の仕事はできて当たり前。
部下が育つように環境を整えてあげながら実績をあげるのが、本業だと個人的に
思っています。
「今でも忙しいのに、じっくりと部下育成をする時間はとても作れない」
このようにおっしゃる方もいます。
きっとこの方は来年も、再来年もずっと忙しいままでしょう。
上司の的確なアドバイスで部下が仕事を早く覚え、成長する。
今まで上司が行う必要があった仕事を、成長した部下に任せることができるようになる。
回りまわって上司に余裕ができるようになります。
「見て覚えろ」で、育つ部下は残念ながら、非常に稀です。
「教えることは学ぶこと」という言葉もあるように、部下だけでなく自身の成長にも繋がるはずです。
私も部下育成に成功し、来年は今よりも余裕ある仕事が可能になっているはずです。
・・・きっと(笑)