☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

唯心

2013年09月25日 | つぶやき・・・聞いてくれたら嬉しい☆
昨日のお坊さんの一言です。

唯心とは
この世のすべての事、現象は心が変化して生じたものであり
心の外なる存在はありえないとする華厳経の考え

どんな言葉も

どんな行動も

すべて
心があらわしたものである。と。


いろいろな葛藤があっても

本当の心の奥底にあるものは一つだから

それをしっかり持つことが大事なんだと思います



今の時期は

稲刈りをしているはずなのに
長靴がドロドロになることがあったりして
水路で長靴を洗いながら

方丈記の

「ゆく河の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは
かつ消え かつ結びて
久しくとどまりたるためしなし。

世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」


思いだしたりします。

目の前にあるのは同じ水なのだけれど、そこにある水は決してもとあった水ではなく次々と新しくなっていく・・・

そして
この田んぼも同じ田んぼなのだけれど、収穫を終えて、また来年には新しく田植えがされる・・・

人の世が移り変わるものであることは、昔も今も変わらない事実

流れの速度はその人の尺度があって、ものすごく速く感じる人

ゆるやかに流れる人

ツマラナイコトで悩んだり、自分勝手に怒ったり、時間を無駄に費やしたり・・・
そんな時間はかなしくも無意味に過ぎ去る。

でもね
たくさんの人との楽しい時間はあっという間だけど、必ず心に残る、
自分のためになることをしている時間は、きっと自分に返ってくる

何事も無駄じゃないけど、同じ過ぎ去る時間を、同じように生きていくなら

いつも笑っていた方がいい
楽しい方がいい
自分のためになる方がいい

そして

また新しい一ヶ月が始まっていくからこそ、もう一回気持ちをリセットして
新しい気持ちで頑張っていかなきゃね



美空ひばりさんの「川の流れのように」でも時の流れを河の流れにたとえています

なんだか時々口ずさんでしまう名曲

川の流れはいつも穏やかじゃないように、人生の時の流れもいつも穏やかじゃない

でもね
そんな「時の流れ」に身をゆだねて、決して流され過ぎてしまわぬ強さを持って
この身をまかせていきたい

なにがあるかわからないのが人生
それを楽しんで生きていきたい

いいことも悪いことも・・・
しっかり乗り越えながら。


完全にのどを痛めてしまって
カラオケなんてもう一生行けないかもしれないワタシですが

優雅に田んぼを走るコンバインを見ながら
ついつい鼻歌を歌ってしまう。


ヒールの高い靴は似合わなくていい

長靴の似合うオンナでいい


会社に戻って
この工場を見あげて

ああ
この工場を建てるときの気持ちを
ちゃんと
心に刻んでおかなきゃいけないんだな

ゆく河の流れのように
季節も流れ
時代も流れ
立場も変わり
環境も変わっていくのだけれど


「想い」を
「心」に
しっかり持っていこう

自分で決めた人生を
自分で選んだ人生を

まっすぐな心で進んでいこうと

思うのでした。。。


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