☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

情けは人のためならず

2010年05月29日 | 果物の王様はメロンだ
意味:情けは人のためにならず、とは「情けをかけるのはその人のためにならないことから、なまじ人に情けをかけるのはよくない」と思われがちだが

本意は「他人に情けをかけておけば、いつか巡り巡って自分に帰ってくるって」ということである。


この言葉は高校入学推薦試験の時の論文の課題でした

それ以来、この言葉はすごーーーーく身に沁みることも多いです・・・

でも最初はやっぱり
情けは人のためにならない!!!!!!
って意味にも見えますよね??

そんなことがメロンでもあるんです


メロンの芽摘み
こ~んな感じでどんどん芽が出てきます。
本葉が4~5枚になったら、親づるをつみ取ります。

これが芽摘み

でも、まだどんどん出てくるのでこれ子づるを2本だけ残してそれを伸ばしていく。
これは2本立ちにする、といいます。

上から見るとこんな感じでモシャモシャしていますね~~~~
私も初心者の時はどれが親づるで、わき芽とか子づるとかま~~~ったくわけわからず
すくすく成長しているつるを採れ!と言われても、これとっちゃって間違ってたらどうしよう
間違えてとるより、多めに残しておいた方がいいよね;;;
と、本来とるべきところを取らずにいて、余計な仕事を増やしたこともあります

ほら!上から見てもすっきりの二本立ち☆

このあと10節めまでのわき芽(孫づる)を切って
11節目の子づるに良い実を2個残し、あとは取ってしまうとおいしいメロンがなるんですね~~~~

でもこの作業、慣れるまでドキドキしますよ~~~~
だってモシャモシャのメロンさんを、毛を刈られたプードルのようにしてしまうんだもん

失敗したらどうしよう・・・ってね。


5年目の今ではすっかり目も慣れてきて、スピードもアップしてきましたよ

こういう手作業は黙々とやってますが、心の中では常に自分との勝負!!!!!
「息を止めてどこまで進めるか
「1分間に何株できるか
「よーーーーーーーいドン」とか言いながら
(注:一人です。一人競技。一人審判・・・)

誰も見てないところのプレッシャーには強いワタシ

だいたい一人勝ちします


情けはメロンのためならず

パッと見、メロンのためにならなくていじめているようなこの作業。

実はおいしいメロンを作るためにはとっても重要なのですね
しかも巡り巡って
農園ビギンに恩返ししてくれる
というわけです

メロン大好き
こういう地道な作業は大きくなったメロンを想像させてくれて、すっごく楽しいのです


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2 コメント

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Unknown (あさ)
2010-05-30 02:05:43
勉強になります。
いつもすごくびっくりすることがたくさんあって、読んでいて感心させられます・・・
私も野菜作りをしていますが、なかなか本格的にできず、失敗することも多いので今後頑張ってみようと思います。
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コメントありがとうございます (あささん←りっつ)
2010-05-31 07:20:53
野菜作りは毎日顔色を見ることも大切ですね。
おいしい野菜が採れた時は本当に嬉しいものです。

私はまだまだ未熟なので一緒に頑張りましょう☆
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