☆農園ビギン☆~笑う門にはイモ来たる~

新潟小千谷市で野菜の直売とサツマイモお菓子を作る農園ビギンのつぶやきブログ☆

いわべん☆

2013年02月06日 | つぶやき・・・聞いてくれたら嬉しい☆
昨日の子供たちの給食のメインは


「いわべん」

これね
地元の「まごころ市」さんと「アチコタネーゼ」さんが心をこめて作ってくださった地元食材を満載に使ったお弁当です

もともと
地域作りインターンの学生さんが昨年来ていた時に考案し、試行錯誤の末、11月のイベントで販売し、大好評☆

さらに改良を加え、とっても素敵なお弁当が出来上がったとのことでした

長男くんがね
大事そうにおしながきを持って帰ってきてくれたの。



・棚田米の俵結び
岩沢の人の愛情と太陽の恵みを受けた魚沼産コシヒカリ

・胃袋かぼちゃのコロッケ
見た目はまるで胃袋のかぼちゃとひき肉とたまねぎのコロッケ

・わらびの三杯酢
雪に埋もれた山菜の酢の物

・卵焼き
わらびいりのコリコリ食感

・糸ウリの胡麻和え
味噌と糸ウリと胡麻のサラダ

・ゼンマイ煮
里芋、山筍、シイタケ、ニンジンの入った秋の食味がたっぷりの煮物

・錦鯉のにんじん
棚田の池を泳ぐにんじんの錦鯉

・ちまき
もち米のデザート きなこを和えて


「全部おいしかったよーーーー」
って
教えてくれた子供たち

地元の味を、しっかり心に刻んでくれたと思います

小さいころに食べた味の記憶は大人になっても覚えているというから
この「いわべん」
きっときっと
子供たちの味の記憶にしっかりと残って
懐かしい味としてこれからの世代に引き継いでいってくれるんじゃないかなって思いました



新潟に来て
本当に
本当によかったと思えるのはこういうところ


地元の人たちがあったかい

おぢやのいいところ
ちゃんとみんなわかってて、それを伝えること、守り続けること、伝えていくこと

気がつかなくても
自然とそれを表現している

あったかいね

小千谷にそとからの人が来た時
あったかく迎え入れてくれる雰囲気も大好きです

みんなが一生懸命、ここの良さを伝えようとしてくれるのも大好きです

私がここにきて、たくさんの方にお世話になったように
私もこれから小千谷に来る人たちをあったかく迎え入れてあげられるようになりたい

いつかおばあちゃんになった時も
さつまいもプリンをお茶飲みのときに出して
「わたしゃ、若いころは「らじお」ってやつにもでたことあるんだこて」
って
語り継いでね

地元の人に愛される商品を作り続けるためにも
それまで頑張らなきゃね



ここに小学校がなくなってしまうことは
今の子供たちだけじゃなくて
ここで学んだ地元の大人たちにとっても寂しいことで
「ここ」があったこと
「ここ」が大切な場所だったこと

いろいろな形で残さなきゃね
ちゃんと伝えていかなきゃね☆


「いわべん」を考えてくださって、みなさんで作ってくださって
本当に本当にありがとうございましたーーーーーーーーーー


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