ノエルのしっぽ ほたるの瞳

50歳を前にまだまだ楽しい予感!
ラブラドールとの生活の中で
日々の記憶を思いつくままに…。

今年もスズメバチ

2010-08-30 17:33:31 | 田舎暮らし


昨日房総で見つけた、誰が見ても分る正真正銘“ススメバチ”の巣です。
台所の窓から見上げて撮った写真です。
メロンくらいの大きさです。
夫が換気扇の下でタバコを吸いながら「あれ、蜂の巣?」って聞くから「どれ?」って見上げたらこれです。
見た瞬間、「あちゃ~、やられたぁ~」って感じ。
去年はツツジの木の間で、人の膝くらいの高さに作ったので、その辺りは注意してたんですが、今回は上?…。

実は先週、まさしくツツジの木の間に作ってあった“アシナガ蜂”の巣の近くで、夫が指を刺されました。
首から何かが入ったので手で取ろうとしてやられました。
患部をぎゅっとつまんで毒を出し、念のためスズメバチ用に買ってあったポイズン・リムーバで吸い出すと、黄色い毒と思われる液体が出てきました。
それをしたら、今までの痛みが嘘のように引いたそうです。

去年の10月にも紹介した“ポイズン・リムーバ”。蜂や蛇の毒を吸い出すもの。

アシナガバチは巣を刺激しない限り、あまり攻撃してくる事が少ないので、ここに巣がある事は以前から承知していましたが(この巣も夫が発見)、気にしていませんでした。
実際、敷地の入口にあって、すぐ横に車を停めて人が出入りしても、別に姿を見せるでも無し。
あまりにも存在を忘れさせたために、夫が刺された前日、私が鼻歌交じりに“草刈り君2号”でうっかり近くまで草を刈ってしまったら、10数匹のアシナガ蜂が一斉に私に向かって来たのでした。
この時は「ごめん、ごめん、ごめん」と念仏のように唱えながら猛ダッシュで逃げたので、難を逃れました。

ハチに刺されると言えば普通はアシナガ蜂である事が多いので、夫が刺されてもあまりびっくりしませんでしたが(まるで他人事)、調べてみるとアシナガバチもスズメバチ科なんですね。
『刺された時の痛みはスズメバチ以上とも言われる。』とか『アナフィラキシーショックにより死亡する事もある』と書いてあり、こちらも油断できません。

昔、「蜂は一度刺したら死ぬ」という名文句で有名になった女性がいましたが、正しくは「ミツバチは一度刺したら死ぬ」で、“かえし”があるミツバチと違い、スズメバチは毒液が残っている限り何度でも刺してくる。
そんな怖い蜂も、ミツバチは受粉で役に立ってくれるし、スズメバチやアシナガバチだって毛虫やイモムシなど、ヒトにとっての害虫を食べてくれるので、うちのように絶対に農薬は散布しないという家にとっては役に立ってくれる昆虫でもある。
それを承知で、やはり駆除をお願いした。
何も知らずにせっせと巣を作っている、(今のところ)何の罪も無い蜂達には大変気の毒ではあるけど、自分の命を引き換えに傍観しているほどの勇気がないのだ。


ところで、そのおっかないスズメバチの天敵、クマやヒトと並んでオニヤンマと書いてある。
今、房総の庭はトンボだらけ。
オニヤンマ、シオカラトンボ、イトトンボ、アキアカネ…。


アキアカネ…いわゆる赤とんぼ。これが飛ぶと秋っぽい。


カメラを向けると、「よっ、こんなこともできるぜ」と得意そうに逆立ちしてみせました。


秋と言えば、周りの田んぼは稲刈りが始まりました。


向かいの田んぼではこんな風にくるくるロールにしてあります。何に使うのでしょう。



暑くて、日中は何もできず、ちょっと消化不良ぎみ。
帰りは早めに出発して、ちょっと寄り道。
「犬も泳げる」と聞いていた、帰る方向の途中にある佐久間ダムに行ってみました。



泳ぎが大好きなラブラドール。
泳げると聞くと飼い主も泳がせたい。
今まで、海、川、湖…と水を求めてあちこち行きましたが、もう泳がすのは無理かしら?

テレビ好きとナルシスト

2010-08-25 10:10:48 | 


ほたる、真剣な眼差し…の先は?



犬や動物が出ているテレビ番組。
ほたるはこの手の番組が好きで、よく見ます。
時々大嫌いな猫やボーダーコリーが出ると「ウ~ッ」って唸りながらテレビの画面に激突して鼻を激しくぶつけてくしゃみをします。
それからバツ悪そうに私をチラッと見て、敗北感からか、しょぼんとします。
仔犬の頃は、テレビの裏側に回ってやっつけようとしてましたが、裏に敵がいない事が分ってからは表のみの攻撃です。

それが面白くてたまらないのでついつい「ほたる~、ワンワン出てるよ~」と呼んでしまいます。
そうすると律義に来ます。


こんな風にじっと見てます。
この時は『チン』。
色が微妙にボーダーコリーに似ているので攻撃しようかどうか迷ってる様子。


一方ノエルはテレビに一切興味無し。
仔犬の頃から鏡に映った自分がお気に入りとみえて、一日中鏡張りのカウンターの前にいて、自分の顔を飽きずに眺めています。

まるで女優のようです。
時々鏡越しに私を見て、美味しいものでも食べてないかチェックしてます。

一年経って思う事

2010-08-24 19:44:57 | 田舎暮らし
房総で『週末田舎暮らし』をはじめて、一年が経ちました。

この一年、たくさんのサプライズがあって、驚きの連続。
植物も虫も、生きるために必死です。
私達『新参者』がそれらに対して謙虚だったか? 
反省の一年でもあります。


最初はあまり生活感が無くキャンプ気分だったけど、最近はほとんど不便なく過ごせるようになってきました。
そうなると何だか不思議な気分になる事があります。

「どっちが本当の自分なのか?」
自宅で仕事をしながら生活している自分と、別荘で過ごす自分。
房総は生活の一部、週末の過ごし方のひとつではあるが、何か違う。
どちらかが夢でどちらかが現(うつつ)のように感じるのです。
別に夢のようなパラダイスってわけではない。
夫と私とノエルとほたる…同じ家族がまったく違う空間で普通に生活している不思議。
人生には時々分岐点があって、「あの時、もう一方を選択してたら違う人生だった」と思う事って誰にでもあると思うけど、その両方の道を同時に進んで、お互いに「やあ」って手を振ってるような感じ。


先週の土曜日(21日)、昼間はとても暑くて、きっと東京より2、3℃低かったとは思うけど、普段外で仕事をする事が無いから、バテました。
ただ、夕方になると嘘のように涼しくなって、外では“ひぐらし”が鳴くので余計涼しく感じます。
夜はきれいな月夜。
窓から月明かりに照らされた山並みを見ていると、飽きることがありません。
なぁ~んにも無い、絵に描いたような止まった景色。
冷たい風が吹いて、スズムシやコオロギといった秋の虫が涼しげに奏でる。
例えば山の間を箒に乗った魔女が飛んでても、「あっ、魔女だ」って驚きもせずに見てる…。
そんな幻想的な夜でした。

最近、世界遺産や富士山に人が殺到して、まるでラッシュのような光景をテレビで観る。
富士山などは、中高年の登山ブームに加え、山ガールなども現れ、まるで原宿のようだ。
原宿だって私が10代の頃は静かな街だったのだ。
あんなに人が大勢いても自然を満喫できるのだろうか?
“世界遺産”という肩書きが無くなったり、ブームが去ったら静かになるのだろう。
なんで人は群れたがるのか?
それも人間の自然現象なのか?

名も無き身近な山にも、こんなに素敵な光景があるのに。
ベッドから、開け放した窓の外を見ながらふっとそんな事を考えてました。
夜中、寒くて窓を閉めて、夏掛け布団を肩までしっかり掛けて寝ました。
房総の山の夜は、もうすっかり秋の気配です。

次の日、自宅に戻ったらクーラー無しではいられない熱帯夜。
う~ん、どちらが夢で、どちらが現(うつつ)か?
出来ればこっちが夢であってほしいよ~。

房総も暑い!

2010-08-23 21:05:03 | 田舎暮らし
(8月21日、22日)

先週はお盆でお墓参りをしたり、ノエルとほたるが同時にすごい下痢になって医者通いをしたりで、房総はお休み。
また、2週間ぶりの房総です。

土曜日はちょっと早起き。
4時半に起きて、5時過ぎに家を出ました。
さすがにこの時間、道路はガラガラ。

途中ゆっくり休憩しても7時過ぎに房総に着きました。
2週間ぶりなので、また雑草が…って話なんだけど、そのネタは読み手も書き手も飽きましたね。

それじゃってわけで、この暑い中、更に暑くなるような我が家の夏の花達をご紹介。


パーゴラに絡んでいるのはブドウ。で、その奥にそびえるはバナナ。


今や田舎でしか見られなくなったカンナ。




夏の代表花、ムクゲ。

どうですか?
暑い中、南国ムード満点で更に暑くなった?


犬達もせっかく行ったのに朝晩の涼しい時間しか庭に出してもらえず、少々不満気味。

ノエル編。

やれやれやっと外に出られるわぁ。

でも暑そうねぇ。

ほたる編。

わ~い、わ~い、お外だぁ。お父さん待って~!

何よ、また草むしり? ここで待ってます。


ここのところ、私は腰が痛くて草刈りはほぼ夫に任せっきり。
それでもひとりゆっくりできる性分では無いので、雑草を刈ったり抜いたり、ちまちまとやってはいます。
やはりそれじゃあ申し訳ないので

ジャジャ~ン。草刈り君2号を買いました。
1キロの軽量でお手軽。
草刈り君1号(刈払機)で刈り残した所や、斜面にちょうどいい。
コードレスの充電式なので、一回に30分程しかもちませんが…。
ゴツイ茎は負けて止まっちゃったりもします。
ちょっと頼りないけど、手仕事よりずっと楽です。

ジュース2品

2010-08-12 12:06:22 | 料理
梅干し用の選別からはずれたシソでジュースを作りました。

よく洗ったシソの葉をヒタヒタのお湯で20分程度茹でる。


赤いシソが緑色になって、お湯が赤くなる。


ペーパータオルでこす。


鍋に戻したら砂糖を入れてよく溶かし、クエン酸を入れる…が、クエン酸が無いので酢を入れる。


出来あがり。きれいなルビー色。

夏バテに効くらしい。
炭酸水で5倍くらいに割る。シュワシュワっと夏の味。


もう一品。
レモングラスが茂ってきたので、ハサミでチョキチョキ切って、洗って、これも鍋で煮出す。

レモン色。味もレモン味。
こちらはストレートで。


近くにコンビニは無いけど、庭からジュースが出来ちゃう。
ただし、飲みたいと思ってから2、30分かかるけどね。
ん?だったら2km先のコンビニに行った方が早いって?
そんなぁ~。これ一度飲んだらクセになるよ。