4月18日
今日は昨日からは想像もつかないほどの晴天。
朝から暖か~い。
「今日はいろいろ出来るぞぉ」
朝ごはんを食べて、先ずは庭を散策。
犬達も気持ちよさそう。
ノエルはしばらく外にいると家に入ってベッドでひと休み、そしてまた庭に出る、を繰り返す。
ほたるは相変わらず私と夫のどちらかにくっ付いて、疲れるとその辺で寝る。
…といった具合。
今朝の庭を大ざっぱに見渡す限り、先ずは草刈りでしょう。
夫は「この前(2週間前)ここ刈ったよねぇ」と途方にくれてる声で聞く。
うん、刈った、刈った、間違いない…はずなんだけど、もうぼうぼう。
さっそく刈払機を出して刈り始める。
私は刈払機では出来ない斜面や植えてある植物の周りの雑草を取る。
草むしりの何が大変かって、普通平坦な所は雑草をただむしればいいんだけど、斜面の雑草を引っこ抜くと土も一緒に取れて、斜面が崩れちゃうので、地際何センチか残して刈り取らないといけない。
プラス、水仙だのムスカリだのって雑草と似ている葉っぱを見分けて刈るって、かなり面倒よ。
今の時期けっこう厄介なのが“はこべ(はこべら)”。
やわらかい葉っぱで、花も小さくってかわいらしい、ニワトリが好物のアレです。
たよりなくって、抜くと哀れにも「いや~ん、お願いお別れしたくないの」と絡みついてきます。
最初はかわいいと思って容認してましたが、覆いかぶさるようにはびこって始末に負えません。
硬い葉だと左手につかんで、草刈り鎌でざくざく切れるんだけど、ぺたっと地を這っててやわらかいので鎌も使えず、抜くと根っこに着いた土ごと取れちゃって、斜面は土砂崩れ状態。
刈払機にも耕運機にも「いや~ん、いや~ん」と絡みつきます。
「ええい、うっとうしいヤツめ。もうお前とは縁切りじゃ!」「いや~ん」…を繰り返すワケ。
あぁ、こういうヤツは人間も草も疲れるわ。
さて、そんな格闘をしていると下のお隣さん(ややこしい)が「午後ここでお茶しません?」と声をかけてくれる。
…ありがたいお誘いなんだけど、本心は「昨日何もできなかったし、今日はこんなにいい天気でやることいっぱいあるんだけどなあ」
彼女は毎日退屈してるし、こちらはせっかく往復3、4時間もかけてくるんだから色々な事やりたいし。
とは言え、たったひとりのお隣さんなので断る事も出来ず、まあお誘い自体はうれしいので、お邪魔する事にしました。
じゃあそれまで頑張ろうとせっせと草むしりをしてたらまた声をかけられて、そこで立ち話約2時間。
12のチャイムが鳴ってもうお昼じゃん。
お昼の支度をしてると窓からお隣さんがお茶の支度をしているのが見えます。
デッキにテーブルとイス3客を並べてます。
私と目が合って、「待ってるわよ~」と手を振ってます。
約束の1時にノエルとほたるを連れてお邪魔しました。
彼女は60代。とても行動的な人で昨日まで大阪に行ってたそうで、そのお土産をご馳走になりました。
1時間半ほどおしゃべりして、戻って作業。
最初に言っちゃうと、この後も帰りの撤収間際にタケノコを持ってきてくださって(6時)、うちで2時間もしゃべって帰りました。(8時)
ほとんど彼女の独演会です。
お友達も多くてとてもいい人のようです。
タケノコも私達が帰る前にと急いで持ってきてくれました。汗だくで。
何よりノエルとほたるをとても可愛がってくれるし。
ただ、今日は思ったほど作業が出来なくて残念ですが、これも田舎暮らしのひとつですね。
そんなわけで、お隣さんとのおしゃべりの合間にした作業です。
草ぼうぼうだったのが見違えました。こうして見ると広いわぁ。
ただ、先々週に植えたヤマボウシを夫が刈払機で切り落としてしまいました。
何度もゴメンと謝ってましたが、これは仕方ありません。
何せ割り箸程度の細い木だったんだから。
ちょっと惜しいけど、これも教訓です。
切られたヤマボウシ。
さっそくそんな教訓を活かして、草花類は全て花壇か斜面に植えて、刈払機の犠牲にならないようにします。
ハーブ類。(ラベンダー、タイム、ヤロウ、セントジョンズワート)
取りあえず即興でレンガで囲み。
窓際に植えた“ツボサンゴ”5色。(左から、茶、紫、黄、緑、赤)
色とりどりできれい。
手前に植えたシマトネリコは春になって銅葉から緑に変身しつつあります。
うん、ここは色をテーマにした花壇にしよう。