手術がおわり、病棟に呼び出されたのが確か
午後四時ごろだった気がする。
脳外科の執刀医から手術後の説明を受けた。
「やれることはやりました。」
小脳からの出血が脳を圧迫して、
水頭症を起こしている状態であること。
出血が大量だったので、
血圧がなかなか上がらず、
輸血を大量にしたこと。
脳にどれだけのダメージがあるかわからないこと。
そんなことを説明された気がする。
息子にすぐ会うことが出来なかった。
まだ入院中の私は、産科病棟に戻り、
途方にくれていた。
そんな私をみて、
助産師さんらが、どう声をかければいいか躊躇している様子が
よくわかった。
息子の術後の検査もすんで、
やっと面会できた。
側頭部には溜まった、ずい液を少しずつ出すために
チューブが通されていた。
これを脳室ドレナージというらしい。
息子の頭は、圧で張った状態のようだ。
人口呼吸器と、さまざまな医療機に繋がれて
目を開けることも、動くこともなく、
ただ、力なく、
舌が出て
だらんとしている状態だった。
担当の小児科医からの説明があった。
息子の状態は、鎮静剤と麻酔が効いている状態だといった。
午後四時ごろだった気がする。
脳外科の執刀医から手術後の説明を受けた。
「やれることはやりました。」
小脳からの出血が脳を圧迫して、
水頭症を起こしている状態であること。
出血が大量だったので、
血圧がなかなか上がらず、
輸血を大量にしたこと。
脳にどれだけのダメージがあるかわからないこと。
そんなことを説明された気がする。
息子にすぐ会うことが出来なかった。
まだ入院中の私は、産科病棟に戻り、
途方にくれていた。
そんな私をみて、
助産師さんらが、どう声をかければいいか躊躇している様子が
よくわかった。
息子の術後の検査もすんで、
やっと面会できた。
側頭部には溜まった、ずい液を少しずつ出すために
チューブが通されていた。
これを脳室ドレナージというらしい。
息子の頭は、圧で張った状態のようだ。
人口呼吸器と、さまざまな医療機に繋がれて
目を開けることも、動くこともなく、
ただ、力なく、
舌が出て
だらんとしている状態だった。
担当の小児科医からの説明があった。
息子の状態は、鎮静剤と麻酔が効いている状態だといった。