□■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
「自民党が引き続き300議席獲得を目指す勢いとの報道相次ぐ」です。
⇒その理由は……:
─「勝って兜の緒を締めよ」という言葉があります。
いわゆる復元力の原則から言うと至言の一つです。
─なぜならば一つのトレンドが見えると調子にのるのが人間だからです。
しかし自省することのできる「ヒト」はそうは思いません。
─一方向への動き(作用)はそれだけ逆向きの動き(反作用)を呼ぶから
です。そのことをヒトは忘れません。
─そして警戒するのです。
「慢心に基づく現状に対する期待感が逆向きに引っ張るのではないか」と。
─人材でいうと「管理型人材」が前者です。
無反省で現実がそのまま続くものと考えています。
─これに対して「創発型人材」は違います。
常に自らの慢心を諌め、全く新しい切り口で物事を見続けます。
自民党が14日に実施される衆院総選挙の投開票で圧勝すると報じられ続けて
います。世論調査の結果が動かないといった様子です。
「選挙は水もの」ですので最後まで分かりません。
その意味で「占い」をすることには意味がありません。
一つだけ言えることは、結果、「圧勝」となることによる副次的効果なのです。
「大政翼賛会」のことを想起すれば分かります。
一方向への動きを強くするには非常に良い体制。
それが「大政翼賛会」でした。
ところがそれはそれに対する「反作用」を呼ぶ装置でもあったのです。
激烈なまでに潜象(=目に明らかな現象の逆)としてそれは高まりました。
結果、何が起きたのか。
我が国の決定的な「崩壊」でした。
今、このメッセージを中国の上海で書いています。
この街は80年程前まで圧倒的な繁栄を誇る魔都でした。
それが「上海事変」を契機に全てが変わります。
破壊を徹底して行った文化大革命の中心もこの街でした。
スカイクレイパーが並び立つこの街に立つと、思うのです。
全ては「復元力の原則」なのだな、と。
人間とヒト。
その対比もまた、世界史には必要なことなのやもしれません。
問題は為政者がそのことを知っているかどうかです。
その意味での「躾」が無い者が国を統べる時、民族の悲運が始まります。
なぜならば自然(じねん)はそれを許さないからです。
(メールマガジン 2014年12月12日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/aecb4fc66342cb1cf22d3b7b105ea3cb
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/5fe0b1947076eeffe5f632aa2c402537
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/5107cca706fdc279a64645eaf393b42f
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/ca2fe5b6539e244d9b95f03922bfe16c
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/7986c59d7c65cbc23ed6ba0ae5ee9e1f
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/ce212f40a1e2bedc65ba96ffb2da86dd
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/cde28f673ef0d793ea596ff062a1e174
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/5cb4a6defc256f86c966cbf348b49198
http://ja.wikipedia.org/wiki/大政翼賛会
http://ja.wikipedia.org/wiki/第一次上海事変
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