本当に暑かった。そして、熱く過ごした週末だった。
【8月25日】
弱さが露呈してしまった第4レースが終わってあっという間に
最終レースを迎えてしまった。
この間は寅田屋メンバーが熱く走っていた。
「本当にサイコーのチームだわ」と誰もが感じさせてくれた。
応援も熱く、バカになっていく!!
果たしてみんなに納得できる姿を見せることができるのか??
そんな不安を感じつつも、とうとう最後のときがやってきた。
《5ステージ鈴鹿 第5レース(7周回)》
今回はみんなでポイントを狙いに行こうということで夫々が
・スプリントポイント班:ジェフ、Nカイさん、yakuさん
・マウンテンポイント班:Tモタカ氏、hide6さん、の@
と分担となった。
目標は明らかになったのだから、とにかく狙いに行けば良いのだ。
で、スタート。
ストラーダは昨日までの動きと明らかに違う。誰もが先頭に
立つことなく、大人しく集団に収まっていた。
《2周回目》
マウンテンポイントのための練習と考え、2周回目で集団の頭に
絡み始めて「これはひょっとしていけるんじゃないの?」という
感触を得た。先頭に逃げている2名が居るけれど、すぐに集団に
飲み込まれるのは必然。
集団が動き出す前にこの二人を使えれば、スプリントポイントを
もらえそうな気がしてきた。
で、
S字下り前から追走開始。1名はあっさりと抜いて、S字で先頭1名を使って
見事にきっちりと脚を残すことができた。
で、後ろから迫ってくる集団との距離を確認してゴールラインまでアタック!!
「いけるときの感覚ってこれなんだ」とスプリントの戦い方を少しは理解できた。
後ろからぴったりと着いて来る選手が居るので1位は無理でも3位以内に
走ることを念頭にもがいた。
結果:2周回目:3位ポイントゲット。
3周回目はヘロヘロだったのでマウンテンポイントのためには動けず、
先頭逃げに入ったTモタカ氏を見守った。
yakuさんから「お疲れ!」とジェルを頂いた。一仕事終わったあとで
走りながら食べるジェルはまた格別。次のスプリントポイントに備えて
体力回復に徹した。
でも、問題が。。。ジェルを頂いて補給したのはOKですが、
「オレ、エアロジャージだからゴミを片付けるポケットがないのですが。。。
」
仕方なく、胸のジッパーを開いて腰のあたりにゴミを押し込んだ
あの違和感はなんともいえません
このポイントは集団をコントロールしてくれたyakuさんとの共同作業の
賜物
サイコーに気持ち良かった!!
スプリントポイント後の周回は完全に集団から千切れてしまうほど、体力は
全く残っていない。
下手をしたら、完全に千切れてしまって集団復帰はできないのは明らか。
踏ん張るのだけれど、どうしても千切れてしまう。
「もうあかん」と思ったときにいつも通るのが白石さんの前、
「頑張れ、ストラーダ!」
其の声を聞いたら、絶対に途中リタイアは許されない!!とにかく
集団復帰のみを考えて3&5周回は走った。
5周回目はTモタカ氏二度目のマウンテンポイントゲット作戦発動。
圧倒的なポテンシャルで集団を置き去りにしてしまった。
アタック時に「の@!!」と着いて来いという掛け声をもらうが、
既に脚は売り切れで回復モードに入っていた。
「彼ならやってくれる
」と信じてアシストはhide6さんに
任せた。これって当初と役割が違うじゃん!?
人には得意不得意があるから最適化すればいいのです
まわりから「逃げているヤツはやばいんじゃないの?」という声が
聞こえ出す。
ツール・ド・フランスのように併走バイクから先頭との差を黒板で
示される。
1回目:25秒差
2回目:35秒差
うひゃあ、これはひょっとするかもと思って先頭に出て集団を抑えようと
浅はかにも試みた。でも、失敗。。。
5ステージの皆さん、すいませんでした。
《4,6周回目》
狙った周回ではしっかりと先頭位置をキープしていたので
お世話になっているMuur-kingの小渡さんと話をしながら、お互いに持ちつ、
持たれつな(ほとんどもたれていた。。。)展開でスプリントに絡んだ。
2周回目の感覚に従って動けば、自然と絡めるような展開に持っていける。
でも、
スプリント力が足りないので今一歩のところでポイントゲットならず。
練習量が不足しているから仕方がない。
(練習していても勝てるとは思わないけれどね)
今回のスプリント狙いでかなり経験値を向上できた。今後も上手く
活かせるだろう。スプリンターの面白みは「駆け引き&アタック」に
あると感じることができ、とても面白かった。
MBK夫妻、ジャネットさんはゴールライン前の戦いを見ることができた??
《7週回目:最終ラップ》
先頭逃げしていたTモタカ氏が6周回終了のゴールライン前で集団に捕まった。
"の@"の後ろにピタリとついて「ウヲォオオッ」と雄たけびを上げているので
「"の@"よ。これから一緒に集団に復帰するぞ」という合図かと理解した。
心が折れかけていたので、最終ラップは降りようかと考えていた。
でも、
シケインで応援してくれるストラーダな面々、5ステージの仲間にそんな姿を
見せたくなかったのでとにかく集団に引っ付いて走った。
最後はけん制も入ったので集団の速度は遅く、あっさりと集団復帰
目の前に2名のストラーダは確認できるけれど、どうも他が見当たらない。
でも、まあチームでは4番手以降だろうと考えて集団ゴールスプリントには
絡まずに安全にゴールして終了した。
まさかチーム内で3番手を走っていたと知っていれば。。。
悔やまれることは多々あります。気持ちの緩みが結果に繋がっていたと
反省しています。
でも、何もせずに集団でゴールするよりも、はるかに見せ場は作れたと
感じているのは事実です。
《今後に向けて》
来年はストラーダのみんなが更に面白く、強く、楽しく走る姿を見てみたいですね
本当に熱いチームで走れたことを感謝します。
熱い応援を貰ったことを感謝します。
本当に強く心に残る思い出をもらえたことを感謝します。ありがとうございました。
これからも走るための糧を得ることができました。
今後の練習も偶にはキツイ、苦しいと感じることがあるかもしれませんが、
何か目標があるようでしたら、間違いなく結果に繋がると思いますよ~