コーヒーのあの愛され方

コーヒーが嫌いなんです。

嫌いというか、あんまり好きではないです。


後味がすんごい悪いんで。

それやったら、お茶でええやん！って思うんで。

いつもお茶を買ってます。



でもね、

仕事の合間にどこの店でもパートさんが

「コーヒーどうぞ」

って入れてくれるんです。


せっかく入れてくれたんで

「いや、お茶でお願いします」

とは言えずに

「ありがとうございます！いただきます！」

と言うて無理して飲んでるんです。



で、前の店では始めて


「店長コーヒー飲みます？」

と、最初に聞いてくれたんで


「いえ、コーヒーあんまし好きやないんです」

と、言えたんです。


それからは、違うパートさんが皆の分のコーヒーを入れてるときに、そのパートさんが


「店長コーヒー嫌いやから!!」


と、止めてくれるんです。

あ、いや、別にそこまで嫌いとは言うてないんですけど・・・。

でもまぁ、次回からはお茶を入れてもらったんでいいですが。



今の店では初日からコーヒーを出されて断れずに飲んでしまったので、毎日のようにコーヒーを飲まされてます。







前に他店の店長が引継ぎに来たときにも

「どれか好きなん１つどうぞ」

と、缶コーヒーを３種類差し入れしてくれました。




・　・　・　・



いや、全部一緒やないかい！！

なんで選択肢が全部コーヒーやねん！！

せめて３つあったら１つくらいは違う飲み物を入れてくれよ！！





というか

コーヒー好きな人は、誰もがコーヒーを好きやと思ってるんは何故なんでしょうか？


それとも

コーヒー好きちゃうんはボクだけなんかいな？




今更

「実はボク、コーヒーあんまし好きちゃうんですよ」

とか言うたら


あのときの「ありがとう」と、おいしそうに飲んでたんはウソやったんか！？

なんやこいつ今まで演技してたんか！！

ほな今までこいつが笑顔で「おはようございます」って言うてたんも演技やったんか！！

うわ！こいつの笑顔はニセモノや！！

こいつ嫌い！！！！



・・・ってなってしまうので、これからも頑張って飲み続けます。





でも出来れば断りたいので、

「今までおいしそうに飲んでたけど、実はコーヒーが嫌いでお茶の方が好きなんですよ・・・という、さりげないアピールの仕方」

を募集したいと思います。