無縁社会

本日、ＮＨＫで午後９時から放送された
「ＮＨＫスペシャル」
無縁社会　３万２千人が孤独に死んでいた…

最後は涙なしでは見られませんでした。


身元不明の遺体や親族が引き取りを拒否した遺体など、
国の統計上では表れてこない「無縁死」が増えている。

生涯未婚者の急増や熟年離婚による孤独、
唯一の社会だった会社を定年退職したことにより、
社会との接点を失った人…

番組では無縁死までの軌跡を追いながら、
生涯未婚や熟年離婚により社会とは無縁の生活を送る
高齢者本人はもとより、残された親類縁者、関係者、
遺品引き取り業者、共同墓地、孤独な自己の死後処理
の依頼を生前から受けるＮＰＯ法人などを取材し、
日本が「無縁社会」に突入している実態を伝えた。


天下りを肥やすための不要な団体が数多く存在し、
裕福な家庭の子供にまで手当を出し、
困ってもいない家庭の高校生の学費までも
国が負担するというのであるのなら…

まずは高齢者や障害者が安心して余生を送るための、
社会整備を優先するべきではないか。

老後の最低限の安心が保証されれば、
たとえその手段が増税であっても国民は納得するでしょう。

今日の「ＮＨＫスペシャル」は、
社会の闇の一端を問題提議した良質の番組でした。