本年度、始めの公募展も
いよいよ、明日締め切り。
. . . 本文を読む
王鐸 行書詩巻から
忘此群生動禽
此の群生の動くを忘れる、禽(言)
先日の20人展出口の売店で買い求めた清雅堂版
「原寸大精印 王鐸行草詩巻」
王鐸というと、クネクネ、グサグサって印象が強いけれど、
これはスッキリしている。
近頃、思うに、
本物を見ずに、誤解していたように思う。
この頃、王鐸を見るようになって、
意外なスッキリ感と力強いリズムに惹かれるようになった。
玉蘭堂「聖筆」
墨 . . . 本文を読む
細かい柄が愛おしい明治時代の印番手の小皿。
こういうものを見ると、
何故かブラウスやワンピースに使われているリバティプリントを思い出す。
どちらも大好き。
近所の骨董屋さんの店先で見つけた。
縁に1っ箇所の欠けがあり、
一枚100円で購入。
「10枚そろいの桐箱入りの揃いだったのに、
手を滑らせて落としちゃった。
2枚欠けちゃったんだよ。
残り1枚1300円だよ」
まぁ~、かわいそう。
. . . 本文を読む
清斎日蕭然
「忌日なのでうら寂しい」(?)
多分、そんな意味なんでしょう。
少々意訳過ぎかなぁ・・・・
先週の月曜が休日だったので、
今日が今年最初の書のお稽古。
並行して、
大きい紙に展覧会用の制作をしているため、
勢いがついて、字がついつい大きめになりやすい。
その上、「斎」「蕭」が画数が多くて書きづらい。
も~うっ、忙しいのに・・・・・
. . . 本文を読む
筆客不愛紛筆
愛泉石相逢不
いつもの米ふつ蜀素帖から6字づつ半紙に臨書。
蜀素帖に入っている8コの詩うち、
最後の詩。
「白粉に迷わされず、
自然の石や泉を愛した」
米ふつさん、
あなたが奇石を愛したことは、
21世紀にまで語り継がれております。
. . . 本文を読む
米ふつ蜀素帖から「愛」
冠の中の「心」と「夕」の字が合体していて日常使っている「愛」の字とは
少し違っているけれど、
帖の中で一目で「愛」と分かる。
このこと自体がよくよく考えると、
とても不思議なこと。
う~ん、なんでだろう。
次女は小学生の時、
「漢字の勉強になる」と言って、
友達と一緒に習字を習っていた。
所謂教育書道、たぶん、そこでこんな字が出てきたら大変なことになる。
そうなんだよ . . . 本文を読む
今年の冬は
あちらこちらのお庭で、
薔薇が残っています。
葉が深い臙脂色になって、
寒さに耐えているのでしょうか。
蕾がいくつか残っていましたが、
咲きながらに、寒さで花弁が凍みて、
可哀そう・・・・・
思い切りよく、
切って家に入れました。
わぁ、やっぱり、薔薇ですわ。
蕾だけでも、豪華な雰囲気が楽しめます。
場所は1階のトイレです。
普段は2階のトイレを使う長女も
この階下のトイレ . . . 本文を読む
少し小ぶりだけれど、
耐寒性で冬も戸外花開くという振れこみの「ガーデンシクラメン」ですが、
鉢植えのそれは、寒さに震えて、
花を低くぶら下げるようにして萎れかけていました。
シクラメンは温度と光の両方が必要なので、
浴室の窓際に置いてやりました。
シクラメン用栄養剤も2本も注入して、
2晩くらいしたら、すっかり元気になりました。
植物を室内に入れると、
「土がこぼれる、虫が出る」と
怒 . . . 本文を読む
7年前、今の仕事を始める時、
友達のやっているリサイクルショップで出会い、
一匹500円で買った。
素材も大きさもまちまちで、
篆刻用の青田石を彫ったもの、
楽焼きのもの。
表情も惚けた感じのものから、
爬虫類らしい冷たい貌付きのものまで・・・・
暇の時、
眺めると
のんびりとした気分になり癒されま~す。
仕事が終わったら、
今日は暫くぶりに、
彼女のやっている
隣町のリサイクルショップに出か . . . 本文を読む
壊素家長沙。幼
而事佛。経禅之
暇。頗好筆翰
壊素の家は長沙にあった。
幼くして仏に仕えた。
お経や座禅の修業の合間に、
筆翰(書道)をすこぶる好んだ。
ご存知、自叙帖の始めのところ。
勢いが付いた中程も好きだけれど、
抑制の効いた始めのところもGoodです。
やっぱり、自叙帖は私の感覚的に100%響いてきます。
見方を変えて、壊素の筆の勢いと抑制の効いた力強さを学んでいる、
と感じながら . . . 本文を読む
今年も年賀状手書きしましたよ。
机の上に、出来上がって年賀状を並べると、
暖かい気分になります。
手書きの良さですよね。
自分の書いた字で暖かい気分になれるのですから、
私もかなりお目出度いのかも・・・・・
ポスターカラーも顔彩も同じとおっしゃる向きもおいでなようですが、
私は顔彩の色と発色が好き!
字体は九成宮醴泉銘のつもり、
もちろん私の先生の書風を真似て
吉祥 顔彩
ラメボールペン
. . . 本文を読む