がちゃころ

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2005富士登山(富士宮口・宝永火口)

2005-08-20 23:59:59 | 富士山

富士山 一度も登らぬはバカ 二度登るもバカ


というありがたい言葉を出発前にいただいた、この夏二度目(=人生で二度目)の富士登山のお話。

今回は富士宮口、いわゆる表富士から登ることにした。メンバーは会社の仲間と仕事帰りに。今回は山頂でのご来光にはこだわらない。

そう言えば、今から8年前の実家にいた頃。
海に行こうとボディボードを車に積んで、なぜか横浜中華街へ。
その後ここ富士宮口へ来たことがある。
ランシャツ、短パン、サンダルといういでたちで六合目まで登ったが・・・とてもじゃないが寒くて帰ってきた。

さて今回の登山。結論から言うと前回の河口湖口よりも楽だった。二回とも泊まらずに夜登った。今回の富士宮口は2,400m、河口湖口は2,300m。しかも河口湖口は最初に50mほど下るので、この差は結構デカイようだ。今思えば、河口湖口は泊まりで行くべきだったなぁと思う。あれは辛かった。

登山開始
さて、この日は会社から直接後輩の車で富士宮口へ向かい、1時から登山を開始。30分後には六合目に着いた。しかし、この時点で一名喘息に苦しむも、薬で回復。一時はどうなるものかと。自分も昔喘息持ちやったしね。

七合目
2時半に着く。う~ん、それにしても河口湖口に比べて山小屋がめっちゃ少ない。人も少なく山登りを楽しめる。20分に一回くらいの割合で体が冷えない程度に休憩を取り登り続ける。

images九合目
4時半ころだろうか、調子よく登り続け九合目に着く。なぜか写真データの撮影時間が狂っている。(今デジカメ確認するとちゃんと時間あってるのに・・・) 九合目の山小屋にある温度計を見ると、約5℃を指している。登る前は「なんでこんなに荷物が・・・間違えたかな?」などと思っていたが、前回の教訓を活かし一枚余分に暖かい上着を持ってきて正解。

images夜明け
九合目をしばらく登ると、夜が明け始めてきた。雲がモコモコ立っているのが見える。雲海がきれい。一度寝そべってみたいですね。

images御来光
5時前、九合五勺の直前で朝日(これもご来光と言うの?)を迎える。富士山のラインと地平線との交差地点より朝日が現れ、感動。

images逆さ富士
5時ころに九合五勺に着く。そこから少し登って西側のカーブ。逆さ富士というのでしょうか。大地に富士山影が移っています。(我々の足も写っていますが) これも時間限定の景色です。この影の下に何百・何千・何万という人々がいるんだろーなぁ。この後38歳が突然走り出す。なに考えてるんだ。やっぱ地質学者(理学博士)は山慣れしているのか?・・・あっ、やっぱりクラッてきてる。

imagesついに頂上
5時半過ぎ、富士宮口の頂上にたどり着く。気もちえぇわ~。そして腹減ったわ~。時計回りにお鉢巡りをしようかと思ったが、何はともあれご飯を食べようと反対周りをすることに。浅間大社(せんげんたいしゃ)のある所へ向かう。ちょっとした商店街になってるしね。カレーうどんを食べてひと寝入り。

images大沢崩れ
お鉢を逆周りで巡り、途中大沢崩れの上で腰を下ろす。やはりすごい迫力だ。今も崩れ続けているらしい。今度はお中道巡りで大沢崩れまで行ってみたいなぁ。

images雲のベール
この日はやけに雲がきれいだ。登ってくる途中でも、絹のような雲が富士山を取り巻くように包み込んでいた。時には太陽光の加減で虹色に輝くところも。ここ山頂でもオーロラのように薄い雲がうねりながら火口へと吸い込まれてゆく。

imagesimagesimages剣ヶ峰3776m
今回は剣ヶ峰にある観測所(2004年秋から無人で観測している)にある、物干し場のようなところにも登ってみた。階段が崩れていてちょっと危ない。やっぱ高いところに登りたがるのは少年の心のせいですかねぇ。・・・『バカと煙は高いところが好き』ですか。

imagesimagesしゃぼん玉
『なぜ?』と聞かれても困るが。日本一高いところを舞うしゃぼん玉。なんかいいなーと思って。この登頂の感動をしゃぼん玉に込めて皆様にお届けします。

images駿河湾
9時ころかな、下山を開始した。登山道とは違い、御殿場口を下り、宝永火口で富士宮口へ折れるルートをとることに。途中、駿河湾と伊豆半島が雲の間から見える。次週はあそこへ潜りに行くんだなぁ。

imagesきのこ雲
表現が悪いか。でも、そんな感じの雲。デッカイです。暮れ行く夏をひきずったような雲。あれ、こっち来たらやばいなぁ。

imagesimages大砂走り
さて、今回の楽しみの一つ大砂走り。フッカ×2してて、とっても気持ちよく走れる。それまでの足の疲れがなかったのようだ。

imagesimages宝永山
宝永火口をまわってきた。宝永山もカッコイイぜ。宝永火口は3つの火口が一時に連なってできた珍しい火口なのです。


12時ころに富士宮口五合目に到着。今回は天気もよく、逆さ富士、駿河湾・伊豆半島、大砂走り、宝永火口と、このコースでの醍醐味をすべて味わったように思う。

いやぁ、登山っていいっすね。
富士山、奥深いですね。
今度の土曜日はダイビングです。



がちゃころ的富士登山

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