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◆Rlc. California Girl‘Orchidlibrary’

2017年04月16日 22時00分00秒 | ■ピンク・パステルピンク系
※2017年04月16日内容更新(画像再補正等)

於:第45回 神戸市立須磨離宮公園 秋の洋らん展(2008年11月)
■Rlc. California Girl‘Orchidlibrary’SM/JOGA
リンコレリオカトレヤ カリフォルニア・ガール‘オーキッドライブラリー’
(C. Horace x Rlc. Nacouchee (01/01/1983))

■花色=パステルピンク系(極薄い。開花条件によりペタルとセパルの先端に淡くペンシルスプラッシュが入る。)
■花径=花径通常13~15mくらい
■花型=極整型
■弁質=極厚弁
■花着き=普通
■着花輪数=1花茎に2~4輪くらい
■花期=主に初冬~冬咲き
■株姿=普通~やや大型
■香り=弱い

旧属名表記 Blc. California Girl、Rsc. California Girl
 整型花を生むことで定評のある優秀な親品種 C. Horace(ホレース)と、比較的コンパクトな株姿に極大輪花を着ける子孫を生む傾向がある品種 Rlc. Nacouchee との交配。
<個体‘Orchidlibrary’について>
・シルバーメダル受賞花で以前、農林水産省の種苗登録品種だったということもあり人気のある個体。
・この花本来の魅力を発揮させるためにはそれなりの栽培技術と恵まれた栽培環境が必要なようです。特に花径はメリクロン変異による影響のためか?通常14cmくらいまでにしかならないようです。
・国内で出回っているこの花の多くは、ほとんど白に近い極薄いパステルピンクですが、ハワイの展示会での花は、淡いパステルピンク系花ですので花色の発色に紫外線量等が強く影響するタイプの花かもしれません。
・少し個人的な意見を書かせていただくと、こういう花は、どなたかが、もう一度、100%に近い魅力発揮度の花を世に示して、シルバーメダル受賞花としての本来の姿をお披露目して頂きたいと、カトレヤ交配種を心から愛する者として切に願います。

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<Rlc. California Girl‘Orchidlibrary’画像集>


於:第45回 神戸市立須磨離宮公園 秋の洋らん展(2008年11月)
■Rlc. California Girl‘Orchidlibrary’SM/JOGA
リンコレリオカトレヤ カリフォルニア・ガール‘オーキッドライブラリー’


於:第45回 神戸市立須磨離宮公園 秋の洋らん展(2008年11月)
■Rlc. California Girl‘Orchidlibrary’SM/JOGA
リンコレリオカトレヤ カリフォルニア・ガール‘オーキッドライブラリー’



画像提供=高知のセミイエローさん
■Rlc. California Girl‘Orchidlibrary’SM/JOGA
リンコレリオカトレヤ カリフォルニア・ガール‘オーキッドライブラリー’



於:ハワイ・ホノルル蘭展2005(画像提供=サンセットさん)
■Rlc. California Girl‘Orchidlibrary’SM/JOGA
リンコレリオカトレヤ カリフォルニア・ガール‘オーキッドライブラリー’
 この画像ほど濃い花色のこの個体を私は見たことがありません。カトレヤの花の花色の特に赤、ピンク、ラベンダー、オレンジ系の発色には紫外線量が大きく影響を与えるそうなのですが、この花色の差異はやはり、ハワイと日本との日照条件の差、ということになるのだと思います。



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