クロアチアから帰りました

世界の絶景を求めて、旅を満喫しました。（写真をクリックすると拡大します）

トルコのイスタンブール経由で、モンテネグロのポドゴリツア空港に到着。乗り継ぎでしたが、14時間のフライト。すこし、しんどいが山登りと同じ気分。
最初の観光はこの国の世界遺産コトル。ここは湾の最も深いところに位置しており、天然の要害の地で、城壁港湾都市として、大いに栄えた。
主な見所として、聖トリプン大聖堂、聖ルカ教会がある。下の写真はシンボルとしての時計塔。


コトルを後にして、第一ハイライト、クロアチアのドブロヴニクに向かう。
ここは、あまりにも有名。アドリア海の真珠と呼称されている。昨年ロープウエイも復興し、山上からの眺めはすばらしかった。又、城壁の上を廻る散策も臨調感が一層増し、息を呑む思い。
しかし、今でこそきれいな町並みだが、世界遺産に登録されているにも関わらず、１９９１年からのクロアチア独立戦争の際には、旧ユーゴ連邦軍の攻撃により旧市街もかなりの被害を受け、一時は「危機にさらされている世界遺産リスト」に挙げられていたが、終戦後修復が進み、１９９４年新たに世界遺産登録された。暗い歴史も忘れないよう、戦火の傷跡を部分的に残している。


次の訪問地はスプリット。２９５～３０５年にかけて建てられたディオクレテイアヌス
宮殿が世界遺産になっている。只、地上は旧市街地として街並みになっており、地下が
宮殿のみ残されている。又、大聖堂やジュピター神殿も残されている。


スプリットから1時間の所に世界遺産シベニクがある。ここは聖ヤコブ教会が登録されている。


５日目、いよいよ第二ハイライト、プリトヴィツツエ湖群国立公園の観光である。
世の中に、こんな美しいところがあるのかと、絶賛されているところ。
この眼で確かめるべき、散策開始。森の緑・紺碧の湖水・段をなして流れる渓流。中国の四川省・九塞溝に行かれた方は判ると思いますが、勝るとも劣らない。
写真の様な所を船と徒歩で２時間散策する。次々と美しい光景が広がる。思わず、わーの声が響く。


次はのブリッド湖観光であるが、途中、ラストケの村に立ち寄り、観光。
あまり知られていない。滝を活用しての水利用が奇妙な様相をなしている。これからの
観光地だろう。

本日の宿泊はスロベニアの首都、リュブリャナです。ここはすっかりヨーロッパでＥＵ圏になっている。写真は首都の全景。え、と思われますが国の規模として、面積は日本の６割強、人口２００万人・首都は２０万人でコンパクト。欧州はこの規模が多く、ゆったりしている。予期せず、市内散策で自転車レースに遭遇。６千台位参加。しばらくは歩行も通行止めでした。


今日は、ブレッド湖観光。
絵のような美しい景観、エメラルドグリーンの湖面、湖畔の散策もすばらしいものだった。


さて、次はポストイナ鍾乳洞へ。ここはあまり期待していなかったが、実際中に入って唖然。規模では世界第3位、観光できる鍾乳洞では世界1位。地下道部分が２０Ｋｍあり、そのうち５Ｋｍが観光できる。
今回、２Ｋｍはすごく早い洞窟電車で、その先１Ｋは徒歩観光、途中コンサートホールもあり、規模が想像をはるかに超えていた。
以前、中国の桂林で鍾乳洞を見学し、すごいと思いましたが、比較にならなかった。
写真撮影禁止なので、広くＰＲされていないのが残念。機会があれば
ぜひ自身の眼で見てほしい。下の写真は出発前、電車の様子。


今回、改めて地球は広い、を再認識。美しい情景を見ると心が豊かになる。旅で一緒になった方も旅行好きなので、楽しい会話が弾み一層楽しい時間が過ごせました。