さいらん式帰国生お受験記録

NZ暮らし、生まれも育ちも香港。でも長男の夢はニッポンの大学に入ること!
帰国生受験に向け、親子で手探りの奮闘中~☆

Try and fail

2010-09-23 | 日記
昨日からのつづきです。

春休みを前に、今でこそニヤニヤしながら、
「バイトなんかしないよ。」
と言い切る温ですが、1年前の今頃はバイトというものがしてみたくて、うずうずしていた頃でした。

その時はまだ16歳になっておらず、政府が定める最低賃金10.20ドルがもらえる誕生日が来るのを楽しみにしつつ、15歳でも働ける
スーパーマーケットにバイトの申し込みに行ったりしていました。
(お呼びがかかりませんでしたが。この件はニッポンお受験の遠因になったと思われ、また改めて記事を上げます)


けれど、16歳の誕生日を迎えたときは真冬の日本にいました。
帰国生としての高校受験に失敗した直後でした。


バイトをしているはずの夏休みに日本にいて受験をしているなど、その4ヶ月前には想像もつかないことでした。たった数ヶ月でこうも言っていることと、やっていることが変わるなんて

Try and fail
この年齢ならではの紆余曲折。それでいいのだと思います。

15歳までが与えられたものをこなす生活だとすれば、義務教育が終わるのと同時に自分で選びとっていく生活に突入します。


親も頭を切り替えて柔軟にかからないと

今日の現金よりも

2010-09-22 | 日記
今週末からNZの学校は2週間の春休みに入ります。
4学期制なのでしょっちゅう休みが来ます

「みんなバイトの話してるよ。」
学校から帰ってきた温が言いました。
高校生ともなればかなりの子がバイトに精出すお国柄。

ココでも言ってましたが、
15歳から運転ができ、
16歳から飲酒ができる国

となればクルマがほしい、飲み代がほしい、服がほしい、化粧品がほしい・・・・と欲望は尽きなくなり、勢い大学生のように学業とバイトの掛け持ちが始まり、大半の子がそのまま世に出ていきます。


「でもさ、今ここで時給10ドル(約650円)稼ぐのと、大学に入るために勉強するのとだったら、ママは絶対に勉強しておく方が価値があると思うけどね。大学に入ったらバイトなんてイヤっていうほどできるし、時給も650円ってことはないでしょ。」

「わかるよ。バイトなんかしないよ。」
温はニヤニヤしながら言いました。

春休みも受験勉強で決まりです。


SATのCDロム

2010-09-21 | 日記
学校の試験が終わって、SATの勉強を再開した温。

ブ厚い過去問もほとんど終え、参考書に付いてきたCDロムに取り掛かりました。ところが、このCDロム、文字化けがあったり、回答の途中で消えてしまったり、パソコンとの相性のせいなのか、
(温のパソコンはNZで買った英語標準のものなのですが~)
問題山積~


「それにずっとやってると、目がチカチカしちゃう
と終わった後に目をしょぼつかせながら言いに来た温。


ごくろーさん


「SATの答えは紙に書くだけだから、もうCDロム付きのは要らない。」
と言ってました。パソコンで回答するTOEFLと違い、SATは昔ながらのマークシート方式(エッセー以外)なので、画面上で回答していくメリットは特にないわけです。


これも経験、次回の参考書選びに活かしましょう。

帰国生と学生寮

2010-09-20 | 日記
昨日、学生寮の話になりましたが、一部の帰国生にとって、
学生寮はかなり重要なポイント

我が家のように移住していたり、駐在員家庭だったりすると、親が日本にいないので、帰国生として日本に帰っても住むところがありません。

「じゃ、下宿しちゃえば?」
となるのですが、温のように海外生まれで日本での生活経験がないと、いきなり下宿は親子ともにちょっと不安~(柔すぎる?)
もちろん、親の負担というものもありまして~
しかも、この円高~


「○○くんは、家族がNZにいるから学生寮のある学校に行くんだって。」
「△△ちゃんは大阪におばあちゃんがいるから関西の大学狙ってるんだって。」
と、温もあちこちで話を聞いてきては教えてくれます。


うちの場合、比較的東京寄りの千葉に家があるのでそこから通学することは可能ですが、現在は義母が独りで住んでおり、
おばあちゃんと同居
が条件です。

義母と温は非常に気が合うので同居もOKなのですが、温としてはもちろん寮や独り暮らしにも興味津々。
「いずれは独りで・・・・」
を目論んでます。

(本人の夢+親の経済負担)÷2=学生寮
という計算式も成り立ちそうで、う~ん、どこにあるんだ寮付きの帰国生受け入れ校


命日

2010-09-19 | 日記
今日は温が生まれる前から家にいた愛猫チャッチャの命日でした。

悪性リンパ腫という一種のガンに2度侵され、とうとう3年前の今日、15歳で長い旅路につきました。


温の部屋は日当たりがいいので、

温のベッドは最高の日向ぼっこポイントでした。
(トラ猫のアニキ、チャッチャと)



温は猫が大好きで、大人になったら猫を飼うそう。
動物がいる暮らしは掛け値なしにいいよ~。


その昔、雑誌で筑波大学の学生寮で「猫を飼うのがブーム」というのを読み、「学生寮でも動物飼ってもいいのぉ」と驚きました。

個室の学生寮がずい分豪華に贅沢に感じられた記憶が・・・・・
(国立って個室なの?)

中間テストが終わって

2010-09-18 | 日記
や~っと、温の中間テストが終わりました


今日は受験勉強も棚上げで友人宅に泊り込み、徹夜でゲーム三昧。
新しいゲームソフト「ヘイロー・リーチ」ですよん


好きだよね~
こんなの徹夜でやること?

受験生にハルヴァ

2010-09-17 | 日記
受験生とついでにその母、
ハマっております

中東のスイーツ、ハルヴァに。
(「1日1個」のハウスルールができたほど


これはイスラエルの大手メーカーACHVAのものでシュガーレス。
でも、ほんのり甘みがあります。シュガー入りでもACHVAのものは甘さ控え目で、温かいお茶と一緒にホ~っとひと息という時にピッタリ。

詳しくはコチラでも。

教職員スト

2010-09-16 | 日記
今日は教職員組合のストでした。
温たち高学年のテストは非組合員の先生を総動員して、予定通り決行でした。


「他のOECDに比べて給料が安いって言ってもさ、NZの物価水準が低いんだからしょうがないじゃない。OECD諸国の給与に勝てる職業なんて他にある?あんなに強いオールブラックスだって安いのに。労働時間当たり賃金だったら絶対に日本の先生に勝てるよ~」
と、親はブツブツ。まっ、子どもたちには関係ないですけどね。


弟の善(13歳)はスト=お休みで、るるるぅ~んと、
こんな展開になりました


送迎サービス

2010-09-15 | 日記
テスト期間中は温かいランチサービスもあれば、
送迎サービスもあります。


テスト時間は不規則なので通常のスクールバスが使えないことも。
今までのテスト期間中はクルマで送ったり、市バスで行ったり、自分でクルマを運転していったり(NZは15歳から運転ができます)でしたが、今回は夫が非常に熱心に送迎を買って出てくれ、温は、



重役出勤並みの高待遇。


さすが、受験生!親もなにかと気を使う?
(というか、他にしてあげられることもそうそうないので~)

ランチサービス

2010-09-14 | 日記
はテスト期間中。

選択している科目のテストしか受けないので、学校へ行ったり行かなかったり。
行く日でも午後からだと家でランチ


ここ最近、朝夜2食の母はめんどーくさい


夫1人のときはテキトーに食べてもらっています。
「これじゃ、朝ご飯と一緒だよな~」
とブツブツ言いながら昼もトーストを食べていたりしますが
(夫婦で在宅業なので、昼も一緒、いつでも一緒です)


でも、テスト期間中の息子となると、話は別。

中華麺を茹でたり、チャーハンを作ったり・・・・

おこぼれにあずかっている夫は、内心のはず。

SATどころじゃない

2010-09-13 | 日記
中間テスト真っ最中の温


SATどころじゃない
と、せっせとテスト勉強。まぁ、一夜漬けってことですな

科目は完全選択制なので、テストの日程もバ~ラバラで、この時期平日の真昼間から高校生が外をウロウロしていること多数。

テストの後、街に繰り出している子
テストのためにいつもと違う時間に登下校している子
テストがなくて遊んでいたり、アルバイトしている子

もちろん、家や図書館にこもっている高校生もたくさんいるはず。

温もそんな1人で、でうんうんがんばり中~

とことん独りで

2010-09-12 | 日記
先週、何ヶ月も前に受験指導をお願いしていた家庭教師の先生から連絡がありました。今年の帰国生受験が始まり、13年生(日本の高3)が帰国。
いよいよ現12年生への代替わりの時期となりました。

しかし、指導をお願いした時は受験の方向性が見出せず、
とりあえず、日本語?とりあえず小論文対策?
と親子で「??」のお願いだったのですが、先生のお時間が空くのを待っている間に、アメリカのセンター試験SAT(英語と数学)中心の受験対策に方針を絞り込んだため(詳しくはコチラで)、受験用の日本語指導が必要なくなってしまいました。


それでも、
「数学は習ってないのもあるから誰かに教えてほしい。」
と温が言っていたので、もしかしたらご指導を?と考えていました。

しかし、
「SATの点数が1650点を越えている場合は独力で2000点近くまで上げられる」
というお返事で、ご指導の話はなくなりました。

温自身も「誰かに教えてほしい」と言っていた7月から2ヶ月経ち、SATの問題のクセや攻略法がそれなりにわかってきたようで、先生のお返事を伝えると、
「うん、それってわかるな。今は教えてもらうんじゃなくて、自分で勉強する方がいいと思う。」
と納得していました。

けっきょく、7月下旬に「独りで」と決心したことを、今回も再び確認する結果となり、ところん独りでがんばることになりました


香港と慶応のナゾ

2010-09-11 | 日記
NZに移住するまで香港に住んでいた我が家。
子どもたちは2人とも香港産です。


(住むのも働くのも超高層の香港)


先日、香港時代の日本人の友人と話していたら、
「帰国子女と言えば、○○さんのお子さん、2人とも慶応に行ってるわよ。」
また、慶応

日本人の友人や元同僚のお子さんで慶応に入った人がかなりいます。
「なんでみんな慶応なの


自分が当事者になるまで理由がわからなかったのですが、当事者となった今ならわかります。
慶応が狙いやすいからです

慶応にはアメリカのセンター試験に相当するSAT(英語と数学)で一定の点数を出しておけば、まず合格という合格ラインがあるのです。(今は2400点満点で2000点ぐらいらしいですが)

SATは何度も受けられるので、早めに準備に取りかかれば、
当日の入試に賭ける他大学よりも確実です。

しかも香港は日本人駐在員が多く、日本の進学塾もたくさん進出しているので、その辺の受験対策はしっかりやっているはず。

さらに言えば、香港の日本人学校は中学校までなので、その後も残る場合は英語のインターナショナルスクールに通います。
(我が家は幼稚園からインターナショナルスクールに入れてしまったので、子どもたちは英語が第一言語です。これって失敗だった

香港では広東語が話せない限り言語は英語なので、日本人駐在員の子どもたちも買い物など外出先では英語を話しています。さらに高校3年間その気になってみっちり英語をやれば、相当上手になるでしょう。

その上、香港の数学のレベルは世界的にみてもかなり高いのです。
TIMSS(国際数学理科教育動向調査:IEA(国際教育到達度評価学会)が実施する小4と中2を対象にした調査)の2003年度の結果によれば、

中2の数学は、
1位:シンガポール
2位:韓国
3位:香港
4位:台湾
5位:日本
20位:NZ

最新の2007年度の結果だと、
1位:台湾
2位:韓国
3位:シンガポール
4位:香港
5位:日本
(NZは小4のみ実施したようで中2は該当なし)

と、香港は常に世界のトップレベルです。
(しかし、アジア系強いっスね

中学の段階でこうだということは、高校時代も推して知るべしで、英語と数学だけで勝負するSATに強く、慶応が狙いやすい環境にあると思われます。


う~ん、ナゾが解けてウレしい受験生の母なのでした
(20位のNZにいる温もがんばるように


テスト週間

2010-09-10 | 日記
温の高校はテスト週間に入りました。

このテストは学年末に行われるの国の統一テスト、NCEAに向けた準備という意味合いで模擬テスト(mock exam)と呼ばれています。まぁ、内容からすれば中間テストのようなもので、習ったものしか出ません。

高校は完全選択制の6科目なので、多くても6つのテストしかなく、
テストのない科目を選べば、
「テストが2教科だけ
という生徒もいるそうで、将来の進路に合わせて早くも違いが出てきています。義務教育が終わる16歳の誕生日で学校を辞めていく生徒もいますし・・・・


今日は最初のテスト
がんばれ

1ヶ月ぶり(汗)

2010-09-09 | 日記
ほぼ1ヶ月放置してしまいました~ 
(今日はホントは10月6日)

すみませんでした。
更新するのにパスワードが一瞬思い出せないくらいでした


その間も毎日平均20人ぐらいの方々がのぞいて下さっていたようで(これもログインして知りました)、ありがとうございます
(こんななんの役にも立たないブログなのに・・・

これもひとえに受験生の母親の不徳の致すところで、本人はけっこうしっかりやってました。これからボチボチ更新していきますので、
またよろしくお願いいたします~。