認知症・草の根ネットワーク

私たちは、多くの人と仲間になって、つなぎあって、認知症ご本人とご家族が真ん中にいる地域づくりを進めています。

きっかけは

2010-02-09 19:06:53 | 話し相手養成プロジェクト 
   話し相手を養成するプログラムをつくろう!

   その最初のきっかけは・・・

   グループホームで=(「きらりと光る一言」より)
     
     「どこ出身? 私はハルピン。  あなたは? 上海。都会ねえ。
      テニスできる? 今度一緒にしようかね。 餃子つくってあげようね。」

    (「私ハルピン生まれよ。あなたはどこ出身?」と聞かれる「門司」と素直に答えると
     「知らない」と少し顔が曇る。
    話をあわせ「上海です」と答えると「わ~都会ね」と明るい表情に変わる。
     若かった頃の楽しかった満州時代の話をよくされていた。
    青春時代の一番の思い出が詰まっているころのことをシッカリ覚えておられる。)

   ・・ある集りで

     おしゃべりのなかで、初恋の話になる。
     幼稚園時代の初恋の話をする人、夫との馴れ初めを話す人。告白できなかった想
     いを話す人。
     皆にとって遠い時代の話だろうに、時代の背景や習慣もおりまぜながら話が途切
     れない。
     皆なぜか遠い目をして、でも少し興奮して幸せそう。「聞いて!聞いて!私はこ
     うだったのよ」

  思い出話はその人を理解するための宝箱
  
   
    

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2 コメント

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わしも山口県、萩じゃ! (山口弘志)
2010-02-09 21:27:58
6日のデイケアでの「話し相手」実践でまず私が「山口です山口県の出身です」と自己紹介するとすかさず参加者の方から「わしも山口県、萩じゃ」と即レスポンスがあり、その後スムースに司会進行できました。サラリーマン時代仕事で毎月中国の上海、青島、香港などに行っていましたので、ハルビンのおばあちゃまとは話しが弾むかも・・・・・。
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Unknown (編集・Nです。)
2010-02-11 11:00:05
山口弘志さま

記念すべき、コメント第一号です。感謝。
いつも、「素敵に年齢を重ねていらっしゃるなぁ。」と、遠くから感心しております。
これからも、ご指導をよろしくお願い致します。
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