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健康管理士ですこやかの窪田敏夫です。
▲転ばぬ先の転倒予防▲
寝たきりの原因として、脳卒中に次いで転倒・骨折が第2位に挙げられています。高齢者では、元気だった人が転倒して骨折し、寝たきりになってしまうという例も少なくありません。転倒がきっかけで、持病が悪化して体力が急速に衰えてしまい、命を落とされる場合も珍しくはないのです。「ちょっと転んだくらいで」と、軽く考えることができない重要な問題です。
では、「転倒⇒骨折⇒寝たきり」とならないためにはどうすればよいのでしょうか。もちろん、骨折しにくい丈夫な骨をつくることも大切ですが、骨折の原因となる「転倒」を防ぐことも重要です。骨折しないためには「転ばないこと」が一番なのです。そこで「なぜ転ぶのか」を知り、転ばないための体づくりについて日常生活に運動を取り入れ、肥満を防ぎ、生活習慣病を予防することが大切です。