【吉野川】
徳島から播磨灘へ流れる、吉野川流域は天孫降臨所縁の聖地だ。
阿波徳島は天孫降臨の時に供に降ってきた忌部氏の地として知られる。
大和の故郷であり、徳島には吉野川以外にも奈良県の地名相似が多い。
【阿波史跡公園】
…豊葦原 中津国とも云われる。
豊葦原 中津国はスサノオが追放された出雲(中国地方)のことで、または中津(九州)が比定地とされているので、徳島説はどちらかというと異説。
しかし何故か実感がわく。
【再現住居】
古墳の多さも日本最大級で、史跡公園全体が大きな古墳だ。
【剣と銅鐸】
日本の縮図・日本の歴史がこの一帯に凝縮されている様に思う。
縄文~弥生~古墳時代~大和飛鳥以降まで連続して出土している。
歴史が連続するのは当り前のことの様だが、途切がないということは、
壊滅的な災害や争乱がなく、ずっと人々が暮らすことが出来たということだ。
~阿波史跡公園の左手を上がってゆくと、八倉比賣神社がある。
【八倉比賣神社】
鎮座している杉尾山を御神体として奉じ、
大日靈女(オオヒルメ、オオヒミコ)命
=別名 天照大神(アマテラス)を御祭神として祭る。
奥院は海抜116mにあり、五角形の青石の祭壇がありつるぎ石が立つ。
杉尾山左右に陪塚を配し、一帯に200ある古墳群の中心地だ。
神社へ続く道には、松熊神社、箭執神社、伊魔離神社が祭られている。
松熊神社
天照大神が降臨されるまで、松熊神社を弓の御倉とし、箭執神社を矢の御倉として、
大切に弓矢をあずかっていた。
「伊魔離神社」
【狛犬】
・・・ここの古文書には天照大神の葬儀について、
伊魔離神が先導し、
葬儀委員長大地主神、木股神、松熊二神(天宇受売・手力男神)が葬儀を行った
と、詳細が記さているとのこと。
日本書紀・古事記では、天照大神は神代であり人代ではないが、
葬儀が行われたということは、人として坐されたのだろうか…。
天照大神と卑弥呼を同一人物とする説もあるが、
或いはこの古文書によると、ここが卑弥呼の墓では?と感じてしまう。
三角縁神獣鏡(卑弥呼の時代の出土)
日本書紀・古事記に一切登場せず、日命、日向、日御子、霊巫女、など、
日本での呼び名も明らかでなく、何処にいたかも分からない女王ヒミコだが、
天照大神に仕えた天宇受売や天手力男が葬儀を行ったという興味深い伝承が、
正史から離れ、ひっそりとここにあることにより一層の崇重が高まる。
なんとか立ち寄った【天岩戸神社】
つるぎ町の国道438から林道へと抜け上がってゆくが分かりにくい。
霊感ひしひしとせまる。と、云われるだけあって山全体が聖域だ。
狛犬と簡素な社殿
天岩戸へは社殿の左手から更に登ってゆく、、
磐と木を縫う様に勾配のある参道が続く。
ドルメン 参道
猿田彦とアメノウズメ
神楽磐
江戸時代~実際に神楽が奉納されていたそうだ。
ゴトビキ磐の様な拝殿
天磐戸
【友内山】
つるぎ町国道438沿いにある山の一つ。
天孫降臨の地とされていて登頂に高千穂神社を祭る。
東征説では最初、九州(高千穂)に降臨し、河内を経て【大和】に入ったというのが巷説だが、
間違いなく四国も経ている様だ。
・・・日本のパワースポットのブログで始めたつもりだったが、
いつの間にか、B級歴史ヲタクの神社巡りの様になってしまった。
パワースポットでリフレッシュすることは日常生活で役立つことだけど、
歴史を偲ぶことはあまり役立たたないかもしれない。。。
そろそろやめようかな(-_-;)
日本で最初のクリスマス碑
古墳っぽい公園のトイレ
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