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浦島太郎伝説 宮崎県【青島神社】 

2014-06-08 | パワースポット

【青島神社】


御祭神 彦火火出見命(ヒコホデミノミコト)=山幸彦
      豊玉姫命
      塩筒大神

創建不明(9世紀以前~) 元宮では古代から祭祀が行われていた。

宮崎県宮崎市の南端にある周囲1.5㌔の小さな島で、島全体が神社の境内。

「浦島太郎」のモデルである海幸彦と山幸彦の日本神話の舞台となっている島。




島は聖域で車で立入ることは出来ない。入口の駐車場に車を停め島までは、弥生橋を渡り歩道を歩いて行く。



島へ一般立入りが許されるようになったのは300年程前からとのこと、、


【鬼の洗濯岩】



島の周りは、2400万年前に海底から隆起し波の浸食でギザギザに削られた「鬼の洗濯岩」と呼ばれるリーフに囲まれている。貝殻が堆積したできた島であり真砂島とも呼ばれる。


   


この日は嵐で、濡れて黒光りするエッジが鈍~く浮かびあがっていた。

空には風神様があらわれたかのように、雲が黒いとぐろを巻いている。



傘もさせないほどの強風にテンションがあがる。


神門


竜宮城の様な拝殿



 

縁結びや、天皇皇后陛下の新婚旅行と巨人軍の祈願でも知られる。

境内の玉の井は竜宮城(海積宮)入口にあったとされる井戸で不思議な伝説がある。


わだつみ神社
   

 ワタツミ【海の神】

  ワタ = 朝鮮語で「海」  

  ツ= 「の」

  ミ= 「神」


ワタツミ宮を舞台に、日向の国の天孫ニニギの命とコノハナ咲耶姫の息子海幸彦・山幸彦(=ホデリ命・ホオリ命)の兄弟の争いが、古事記に記されている。


◆◇◆◇◆◇◆◇

兄・海幸彦の釣り針を借りて無くしてしまった弟・山幸彦は、どうしても兄に許されず針を探しに出る。そして塩筒大神に会い潮の流れを教えられ海積宮(ワタツミ宮)へとたどりつく。

山幸彦は海積宮(ワタツミ宮)で出合ったワタツミ神(豊玉彦)の娘である豊玉姫と結ばれ幸せな3年間を過ごす。海積宮に針を探しにきた目的を話し、ワタツミ神の助けで針を見つける。

そして、豊玉姫と別れ針を返すためにに兄・海幸彦のもとへと戻る。兄に責められたときの為、ワタツミ神より海の干潮を操る潮満珠と潮干珠を授かり、ここ青島へ上陸した。

その後、山幸彦は潮満珠と潮干珠を使って兄・海幸彦を懲らしめ従わせ【日向の国】を治めた。


◆◇◆◇◆◇◆◇


 追われてしまった兄・海幸彦は 船で潮流に乗って潮嶽神社 の地に辿り着き宮居をかまえた
 との伝承がある。

 その後、海幸彦は隼人族(=薩摩の山間民族)のとなったとのこと。

  弟の山幸彦は、初代神武天皇の祖父にあたる。

 薩摩隼人は、姿を消すことなく~鎌倉・戦国・江戸時代を力強く生き抜いた。

 薩摩藩主の島津家は出自が不明であるも、薩摩・長州連合による明治維新を経て、

 天皇家と島津家の婚姻がなり、現代の平成天皇へと続いてることを考えれば

 
 海幸彦・山幸彦兄弟で別れてしまった二つの系譜が、

 
 2000年の時を経て和合した、、、ということなのかもしれない。(ドキっ)



◇  ◇  ◇  ◇  ◇



山幸彦が海神宮へ渡る船は、鹿児山(鹿児島)で造られたと云われている。

豊玉姫のお墓とワタツミ神社は長崎県対馬にあり、ワタツミ宮は青島沖にあったとされているが、、
ひょっとするとワタツミ宮があったのは、もっと南、鹿児島の先にある薩南諸島(種子島・屋久島・奄美大島・与論島)のどこかだろうか?と考えるとちよっと海の世界観が広がる


青島神社 宮崎県宮崎市青島2-13-1
スピリチュアルアイランド 青島


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