リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

タゲリ米 湘南の田んぼ

2006-04-18 11:36:52 | 『田んぼのチカラ』2004-
ブログで紹介した三塚さんの水田魚道、その記事から広がった出来事がある。
 水田魚道のエバンジェリスタこちら

 湘南でタゲリという鳥の越冬する田んぼを守るために、農家とタゲリ米というブランド米を作り水田耕作を守っているグループがある。

 三翠会湘南タゲリ米

 ところがそのタゲリの越冬する田んぼの取水堰が今年から改築になってポンプ取水になってしまう計画だった。ポンプとなると川と水田の連続性が失われてしまう。魚、その他の生き物が水田に移動すること、水田から生き物が川に戻ることもできなくなる。

 そのグループのKさんがたまたまボクのブログを観て三塚さんの水田魚道のことを知ったそうだ。そこで、ボクに三塚さんの連絡先を訪ねてきたのが昨年のこと、それからの出来事が素晴らしい。

 三塚さんが宮城から現地、湘南にやって来た。以下

> お陰様で 三塚先生に茅ヶ崎市に ご来訪頂き その時
> 農林水産省の 農村環境保全室の●様を紹介され
> その後 ●様から ご連絡があり 私ども三翠会が 農村環境整備センターの
> モデル地区として 今年度よりスタートすることとなりました
> 先週は 専門家の方を交えて 今後の活動方針を話し合い 段々と
> モデル地区としてのスタート作りが整いはじめています。

 頂いたお礼のメールを見て、ボクも元気をもらった気持ち。

 彷徨徘徊する愚か者は沈思黙考する賢者とはまた違う役割があるのだと、しみじみ思ったのだ。


(社)農村環境整備センター
タゲリ米 ブログ KICK FLY SING
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