仲間がいれば百人力

ＧＷの前半は、ちょいと金沢へ行ってきた。

用事があったので、観光時間はかなり限られていて・・

ひとまず、「お寿司は絶対に食べる」、「金沢21世紀美術館に行く」は叶えたいと思っていた。

駅前の商業ビルの中の回転寿司に行ってはみたものの、２時間待ちは必至の状態
さすがＧＷ。
仕方がないのでタクシーに乗って、運転手さんに相談。

「近場の美味しい回転寿司まで連れて行ってください」

すると、金沢駅から車で１０分くらいのところに到着。

待ち時間20分くらいで座れてラッキーだった



のどぐろ、ぶり、くえ、とらふぐにかわはぎ・・・
どれをとっても美味しかったが、マイベストは、「白姫（しらさ）海老」という海老。

普段お寿司を食べにいっても海老を食べることはないのだが、この海老はめちゃくちゃ美味しくて、思わずおかわりした
とにかくプリプリの食感が最高で。

それからまたタクシーに乗って「金沢21世紀美術館」に行ってみたのだが、入場券を買うのに人が幾重にも蛇行して並んでいた
夕方だから、すんなり入れるだろうと思っていたが、甘かった。

仕方がないので、無料で観られる有名な「スイミングプール」のみ鑑賞。



プールの奥底から立って上を見上げている人たち。
青いプールに水面が揺れて、とても涼しげだった。
中に入れず残念だったが、ひとつでも作品を観られて良かった



それから、「金沢21世紀美術館」の斜向かいに位置する「兼六園」に向かい、なんとなく30分くらい歩いてみた

とにかく広大。“加賀百万石の権力”をまざまざと「どや～」と見せつけられたような気がした。
つつじの鮮やかなピンクと黄緑色の苔が素晴らしかった。

で。

今回ブログに書いておきたかったことは、実は観光の話などではなくて、今回の用事がご縁で知り合いになった女性のこと。

その女性が、もうなんというかすこぶる素敵な人で、彼女の生き様に感動しっぱなしだった

友達、仲間とはなにか、ということについても考えさせられた。
私が仮にお金で困ったとして、「お金を貸してほしい」と言える、相談できる相手は果たしているだろうか。

家族制度の限界、世間を気にせず生きること、孤独に寄り添うこと、「いざとなればお金はなんとかなる」ようにするための具体的方策などなど、話は尽きなかった。

新興宗教などではない。慈善団体や組織ともちょっと違う。
本当の仲間がいれば、百人力だな。

彼女との別れ際、握手をしながらずっと手を離さずに、何度もなんども上下にぶんぶん手をふって、「またね！またね！」と言ってくれた。
彼女の温かさと優しさを、きっと一生忘れないと思う。