ITSELF

この世界で知っておくべき、たった一つのこと。

発見

2016-11-27 | ブログ


男がひとり、道を歩いている。



少し肌寒い、日曜の朝。



想定していたより冷たい風が

男の鼻を冷やす。




男はふと「なんだか鼻が冷たい」と気づく。











鼻が冷たい男が、ひとり道を歩いている。










しばらく歩いたあと

突然

男が立ち止まる。







そして

自分の「手のひら」をまじまじと見つめる。

冷たい鼻もそばにいる。











ふいに男は発見する



「 おおっ 人間だ 」
















男は「人間の手のひらを見ている」あるいは

「見ていた」ということに驚愕する。





息が吐かれ、肉が収縮し、

かすかに欲求を含んだ腹の底に

冷たい鼻。


人間。












男はゆっくりと空気を吸い、

息が静かに出て行くのを見送りながら思う。


「この観測地点の管理人はなぜか仕事を放棄した」


これまでは

この観測地点で獲得されたデータを

「何かのために」活かそうと

シリアスに分析してきたのに

今ではコーヒーとシリアルのことを考えている。



「いや、管理人は本当にいたんだろうか」


データは随時認識されたし、誰かの気配はいつでも

疑いようのないほど感じられた。

だけど今

この観測地点には、この観測地点しかない。









男は、暖かい手のひらの中心を

そっと冷たい鼻にくつけた。




人間だ。

















「ママ、あのおじさん何してるの?」





「いいの、男にはそういう時期があるのよ」













「ママには〜?」






「先月、やっと過ぎ去ったわ」





「へぇ〜 わたしもやる!」



「こら、鼻から手を離しなさい!」




「やだぁ〜 やる〜!」









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少しブルドッグな話

2016-11-13 | ブログ

いまこの瞬間

ここに私が存在しているということに

気づいていること。


または


存在している(在る)という

永遠に逃れようのない感覚。









これらは

誰のものでもない。



















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可能性

2016-10-12 | ブログ







意識そのものについて


というとき


何をイメージするか?






そして


そのイメージ以外


(意識そのもの以外と仮定するもの)とは


どんなものか?









よろしければセルフ実験でも








【セルフ実験 * 街頭インタビュー】




いや〜 もしかしたら

意識そのもの以外、という可能性が

6%くらいはあると

ひそかに思っていたんです。



いや私なんて12%ですよ。



そうですか、私はたぶん1%です。



え〜? わたし35〜!


私もちょうど35〜 イェーぃ!





ワシは800。





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途中

2016-10-03 | ブログ

例えば

コンビニに入って、雑誌を少し立ち読みをして

ドリンクコーナーでエビアンかボルヴィックで

ちょっと迷って、カップラーメンの前に立って

逆に焼きそばもいいな、と思ったその瞬間。



この身体は今 何の途中だろう?



と考えてみる。





もちろん日常のどんな瞬間でもいい。

ライスの「肩もんでくれぃ」でやられた直後でも(笑




この思考は今 何の途中だろう?



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美しいと感じる

2016-09-29 | ブログ
メモ



コレしか存在しない

という言葉すら

すでにコレに含まれているという

美しさ。



何かの発言がスベったときの哀愁と

美しさ。



テーブル上のリモコンの定位置について語る

とか

散らかってた方が探しやすいんだ

的な美しさ。




美しいと感じること、感じてきたこと、

感じるであろうこと、すら

すでに含まれているという

これ。




または

生まれたてのおじいさんに出会ったような

好奇心。を含んだ平安 etc




スルーで笑

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