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JRA賞・NARグランプリ発表

2006-01-11 23:40:44 | horseracing
昨日はJRA賞、本日はNARグランプリが発表。あとはダート競走格付け委員会の「ダートグレード競走最優秀馬」とJPNサラブレッドランキングの発表を待つだけとなった。

JRA賞。最優秀3歳牝馬・最優秀父内国産馬の2部門に関しては、個人的な選定と記者投票の結果が異なっていたが、前者(3歳牝)はシーザリオ(得票率 50.5%)・ラインクラフト(同 47.4%)と拮抗していたし、後者(父内産)は記者投票ではダートよりも芝を重視する傾向があるので、それらを踏まえてJRA賞受賞馬の顔触れ全体を見ても、極めて妥当に決したといえる。それでも父内国産馬部門でカネヒキリは21.1%の票を得たのだから、一定の評価は受けたといえるのでないだろうか。

例年投じられる泡沫投票は今年もあった。JRA賞が記名投票化されてからもあとをたたないが、そういった投票者の名前を挙げるのも野暮なので、明日以降JRAのサイトに投票行動が公表されても名前をいちいち列挙するのはやめとく。

マスコミ、特に新聞は「社会の木鐸」と称されることがある(現状でもそれに値するかは置いといて)。それは競馬という限られた分野の各マスコミや評論家でも同様に当てはまり、耳を傾けるに値する方々も多数おられる。一方でその木鐸が時に変な音色を奏でていることも多々あるので、信念なのか酔狂なのかその音色を聞き分ける判断力は持ち合わせておかないといけないな。

NARグランプリ。門外漢の分野が多く、年度代表馬以外は個々の部門の選定はしなかったので個人的な選定と実際の受賞馬の差異は比べようがない。JRA賞が291名の記者投票なのに対しこちらは13名の委員による選定という点に違いがあり、NARのサイト上に「選定経過」が公表されているので、受賞馬に選定した理由がわかりやすい。JRA賞の最優秀ダートホース部門でわずか2票しか得られなかったタイムパラドックスがNARグランプリで特別表彰馬という形で評価を受けることができたのは良かった。


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