でんち・デンチ・電池【NEXcell】

電池って何?どんな電池があるの?環境にいい電池って?ネクセルの扱う電池って?
電池から人生までも話しましょう。

市販電池の呼び方

2008年05月12日 | Weblog

  外国では電圧やコンセント形状が異なるので、海外旅行や転勤には大変不便です。やむを得ず電子機器を処分しなきゃならないこともしばしば。商品を買うときも、使うとき、「あぁ、失敗だ!」とうことがたまにあります。国によって言葉が違うのは当たり前ですが、工業製品は統一したらいかがでしょうか。これこそ、地球に一番優しく、一番有効な手段で、C02が削減できるのではないかと考えております。皆さん、賛成しませんか。

  珍しいことに、電池は世界中で一番統一しているモノです。工業製品としては、電池のサイズは世界中で互換性があります。手持ちの電池が無くなったら、その国で購入しても使用可能です。これは嬉しいですね。

  ただし、電池の形によって、それぞれの国で呼び方が違います。下の表に市販品の呼び方をまとめました。参考にどうぞ。

                市販電池の呼び方
日本 アメリカ 中国 ヨーロッパ サイズ(mm) 備考
直径(mm) 高さ(mm)
単1 D 1号 Mono 34.0 60.0 円柱形
単2 C 2号 Baby 26.0 50.0
単3 AA 5号 Mignon 14.0 50.0
単4 AAA 7号 Micro 10.5 44.5
単5 N Lady 12.0 30.0
9V電池 006P 9V電池 6F22 48.8×26.0×17.4
(L×W×H)
四方形

 

上記の表を見ると、いくつか面白いところに気付きますね。

 アメリカは、Bなしで、なんとCとDにまでいきましたね。

 中国は、偶数2があるけど、4と6はないですね。

 ヨーロッパは、なんとなくかわいい呼び方。^^

また、電池のサイズも整数ではなくて、ヘンな数字でしょう。

原因不明ですが、興味のある方はぜひ究明してください。


自社紹介

2008年05月07日 | Weblog

業務用も扱っております。

 

 

■株式会社ネクセル■


 各種類電池・充電器をはじめ、

  いろいろなパソコン周辺機器を個人様・法人様に販売しております。



【住所】 〒919-0301福井県福井市下細江町6-1

[営業時間] 8:30~17:30
[定休日]   土日祝日
[運営責任者] ジン チュウコウ

【ホームページ】http://www.nexcell.co.jp/ 

【楽天市場店】http://www.rakuten.co.jp/nexcell/

 

 


セルと電池の違い

2008年05月02日 | Weblog
セル電池と単三電池の違い - 教えて!goo

ちょっと厳密的に説明させていただきます。

業務用の電池は二つ以上の電池を使って組み合せます。その中の電池はセル(CELL)と言います。セルは本来大きなものを構成する最小単位を指します。例えば、細胞や分子などです。

それに対して、電池(Battery)は普通電気を取り出せる一般的な呼び方です。単3電池は数百種類電池の中の一つです。


電池の常識2

2008年05月02日 | Weblog

2.2 呼び方2

 電池の呼び方には別の分け方もあります。前回の呼び方はすべて化学電池の分類方法です。また、それ以外、化学反応しない物理電池もあります。すこしご紹介いたします。

 ●太陽電池:光のエネルギーを電気に変換させるだけで、電気を蓄積しません。電池といってもアルカリ電池みたいでいざというとき、エネルギーは使用できません。そこで、充電池(二次電池)と組合せて、昼間の太陽のエネルギーを変換して充電池に蓄積してから使われます。風力発電機とともに今大変注目されています。また、宇宙衛星の重要な電源です。

 ●熱電池:熱エネルギーを電気エネルギーに変換させる電池です。発電所や工場の排熱を利用して活用しています。

 ●原子力電池:放射線を利用して発電させる電池です。太陽電池とともに宇宙衛星の観測機器の電源です。

 また、最近盛んに取り上げられている燃料電池もあります。

 燃料電池は基本的に化学電池と物理電池の間です。外から提供された水素と酸素との化学反応を利用して、電気を出す物です。反応した結果としては、暖かいお湯(水)を生成します。水素や酸素があれば電気を提供し続けますし、効率がよくてグリーンだし、世界中の国々は力を合せて一生懸命に研究しています。

(続く)

 


電池の常識2

2008年05月01日 | Weblog

2.電池の呼び方

2.1 呼び方1

 前回は、電池を乾電池と充電池に分けて簡単に説明しましたが、実は乾電池を一次電池と、充電池を二次電池とも呼びます。一体なぜでしょうか?

実は、約200年程前当時乾電池を発明した時、まだ発電機はなかった時代でした。

世界では電気といえば、思いつくのは乾電池でした。ですから、乾電池しか電気を提供しない物だったんです。

その後発明された充電池に充電するときは乾電池を使わなければなりませんでした。そこで、学者たちは電気を出す側の乾電池を一次電池と、充電池を二次電池と呼び、現在もそのまま呼んでいます。

また、電池の前には○○電池と名前がついていますね。マンガン電池、アルカリ電池、リチウム電池、空気電池、鉛電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等いっぱい種類があります。

一般論ですが、乾電池の呼び方は電池の発電である正負極の材料か電解液いずれかの名前から付けますが、充電池は両方の正負極の材料から付けます。

日常よく言われた電池の名前の由来をすこし説明しましょう。

 ●マンガン電池ーーー正極が二酸化マンガンです

 ●アルカリ電池ーーーアルカリ性である電解液の水酸化カリウム水溶液使用

 ●リチウム電池ーーー負極がリチウムです

  (*注意:一般的にはリチウム電池は乾電池ですが、リチウムイオン電池は充電池です。)

 ●空気電池ーーー正極が空気の中の酸素です。

 ●鉛電池 ーーー正極が二酸化鉛、負極が鉛です。(自動車の中では通称バッテリという電池)

 ●ニカド電池ーーーニッケル・カドミウム電池の略称。正極がニッケル酸化物、負極がカドミウムです。

 ●ニッケル水素電池ーーー正極がニッケル酸化物、負極が水素です。

 ●リチウムイオン電池ーーー正負極ともリチウムイオンです。

(続く)