天気の良い週末。
またまたカメラ片手にお出かけしました。
今回は、香港から海を渡ってお隣マカオへ。
香港がイギリスの植民地であったように、マカオも長い間ポルトガルの植民地だった歴史があり、
1999年に中国に返還された今もポルトガル時代の雰囲気が色濃く残っています。
そのポルトガル時代に建てられた多くの建物が歴史遺産として、世界遺産に登録されています。
以前からマカオはカジノが有名で、東洋のラスベガスと言われていましたが、
中国返還後、カジノ業はさらに発展し、新しいカジノがたくさんできて、今や本家ラスベガスを超える勢いです。
今年は中国返還10周年。
12月20日に大々的に返還記念イベントを行うそうです。
香港からマカオへはフェリーに乗って1時間。
中国の一国二制度のもと、マカオも香港と同じく特別行政区として中国であって中国で無い特別な地域です。
日本から来た旅行者は、香港・マカオ・中国本土の3ヶ所を訪れる場合、
香港でイミグレを通り、マカオでもイミグレを通り、そして中国本土でもイミグレを通る。
パスポートにはそれぞれの場所でスタンプが押されて、まるで3カ国を旅したかんじですね。
さて、香港からマカオのフェリーターミナルに到着し、まずはマカオの中心部へと向かう。
今回、マカオでは世界遺産に登録されているポルトガル時代の建物を巡りました。
まず最初の世界遺産はセドナ広場。
相変わらずここは人が多い。。
セドナ広場を道なりに進むと聖ドミニコ教会が見えてくる。
静かな教会の中に入ると神聖な気持ちになります。
でも一歩外に出ると人がうじゃうじゃ。
この辺りは色んなお店が並んでいてすごい賑わい。
よく分からない怪しい日本語の看板のお店も。
それにしても、この辺りを歩いていて、いたるところから中国語(北京語)が聞こえてきた。
中国なんだから当たり前だろうと言われるかもしれないけど、ここはマカオ。
地元の人たちは広東語をしゃべります。
北京語をしゃべっているのは中国本土から来た観光客。
前はこんなに中国本土の観光客は多くなかったような気がしたけど、今は異常に増えてる気がする。。
中国本土の人たちは、一国二制度のもと自由には行き来できず、マカオに行くにはビザが別途必要なのだが、
ギャンブルが異常なほど好きな中国人達がマカオのカジノに殺到して散財しまくったため、
それを問題視した政府がビザ発給を一時期制限したという記事を読んだことがある。
そんなことまで国に管理されないといけない中国人ていったい…。
引き続きセドナ広場からお土産街を歩き進むと、見えてきました。
マカオのシンボル、聖ポール天主堂跡です。
17世紀にイエズス会が建てた教会で、当時長崎を追われた日本人キリシタンも建造に参加したそうです。
しかし19世紀に火事によって現存する部分を除いて消失してしまった。
残っているのは建物正面の壁面だけとなった。
それでも当時東洋一の美しさといわれた教会の面影は残っていて、今も多くの人たちがここを訪れます。
聖ポール天主堂跡の隣には小高い丘があり、そこには17世紀に造られたモンテの砦跡地がある。
別名、大砲台と呼ばれて、今も大砲が置かれている。
ホテルグランドリスボアに狙いを定めた?大砲。
モンテの砦からはマカオ市内はもちろん、南シナ海や、海を挟んで隣の中国珠海市も見渡せる。
観光客や市民の憩いの場ともなっているようです。
のぞき穴から何が見えるかな?
モンテの砦のある丘を下り、再び聖ポール天主堂跡前でもう一枚。
再びお土産街を抜けてセドナ広場に戻ってきました。
セドナ広場の向かいにある植民地統治の中枢部だった民政総署の建物も世界遺産です。
セドナ広場から道路を渡って南西側へ行くと、一変、うじゃうじゃいた人がいなくなり、
静かな住宅街となった。
坂道を上る。
この辺りは静かな落ち着いた雰囲気。
坂を上りきると、世界遺産の建物が集っている場所に到着。
聖ヨセフ修道院。
16世紀にスペイン人によって建てられた聖オーガスチン教会。
ヨーロッパの街の一角のよう。
聖オーガスチン教会を過ぎ、坂を下る。
この辺りは下町エリア。
「好運茶餐庁」って縁起の良い名前ですな。
次の世界遺産は聖ローレンス教会。
16世紀に建てられた古い教会で、ヤシの木が覆い茂る南国の雰囲気たっぷりの教会。
自然光が入り、明るい教会内。
聖ローレンス教会の前には昔ながらの茶店が。
下町エリアの一角にあるリラウ広場。地元の人たちの憩いの場です。
さらに下町エリアを道なりに進むと、小高い丘が見えてきた。
ペンニャの丘と呼ばれる丘の上にはペンニャ教会という教会が建っている。
ここからの眺望は素晴らしかった。向かいは中国珠海市。
マカオの南半分、タイパ島がよく見える。
マカオタワーとカップル。
ロマンチックな感じで撮ってみたのに、なぜか小太りの男にイラッとしてしまう…
夕日に照らされるペンニャ教会。
教会前では2組の結婚するカップルの撮影大会が行われていた。
こちらはなんとなく祝福してあげたい気持ちになる。
でもこちらの男性はやらされてる感が…。
マカオ半島の南端のこのエリアはリゾート地のような落ち着いた雰囲気です。
聖母マリア像。
日もだいぶ落ちてきました。
夕日に照らされるお花。
撮影隊も撤収です。
教会と月。
ペンニャの丘を下り、南湾湖沿いを歩いてマカオ中心部へ戻った。
バス停は広東語とポルトガル語表記。
ホテルグランドリスボア。
日も落ちて、華やかなマカオの夜が始まったと同時に、この日の街歩きは終了したのでした。
(終わり)
またまたカメラ片手にお出かけしました。
今回は、香港から海を渡ってお隣マカオへ。
香港がイギリスの植民地であったように、マカオも長い間ポルトガルの植民地だった歴史があり、
1999年に中国に返還された今もポルトガル時代の雰囲気が色濃く残っています。
そのポルトガル時代に建てられた多くの建物が歴史遺産として、世界遺産に登録されています。
以前からマカオはカジノが有名で、東洋のラスベガスと言われていましたが、
中国返還後、カジノ業はさらに発展し、新しいカジノがたくさんできて、今や本家ラスベガスを超える勢いです。
今年は中国返還10周年。
12月20日に大々的に返還記念イベントを行うそうです。
香港からマカオへはフェリーに乗って1時間。
中国の一国二制度のもと、マカオも香港と同じく特別行政区として中国であって中国で無い特別な地域です。
日本から来た旅行者は、香港・マカオ・中国本土の3ヶ所を訪れる場合、
香港でイミグレを通り、マカオでもイミグレを通り、そして中国本土でもイミグレを通る。
パスポートにはそれぞれの場所でスタンプが押されて、まるで3カ国を旅したかんじですね。
さて、香港からマカオのフェリーターミナルに到着し、まずはマカオの中心部へと向かう。
今回、マカオでは世界遺産に登録されているポルトガル時代の建物を巡りました。
まず最初の世界遺産はセドナ広場。
相変わらずここは人が多い。。
セドナ広場を道なりに進むと聖ドミニコ教会が見えてくる。
静かな教会の中に入ると神聖な気持ちになります。
でも一歩外に出ると人がうじゃうじゃ。
この辺りは色んなお店が並んでいてすごい賑わい。
よく分からない怪しい日本語の看板のお店も。
それにしても、この辺りを歩いていて、いたるところから中国語(北京語)が聞こえてきた。
中国なんだから当たり前だろうと言われるかもしれないけど、ここはマカオ。
地元の人たちは広東語をしゃべります。
北京語をしゃべっているのは中国本土から来た観光客。
前はこんなに中国本土の観光客は多くなかったような気がしたけど、今は異常に増えてる気がする。。
中国本土の人たちは、一国二制度のもと自由には行き来できず、マカオに行くにはビザが別途必要なのだが、
ギャンブルが異常なほど好きな中国人達がマカオのカジノに殺到して散財しまくったため、
それを問題視した政府がビザ発給を一時期制限したという記事を読んだことがある。
そんなことまで国に管理されないといけない中国人ていったい…。
引き続きセドナ広場からお土産街を歩き進むと、見えてきました。
マカオのシンボル、聖ポール天主堂跡です。
17世紀にイエズス会が建てた教会で、当時長崎を追われた日本人キリシタンも建造に参加したそうです。
しかし19世紀に火事によって現存する部分を除いて消失してしまった。
残っているのは建物正面の壁面だけとなった。
それでも当時東洋一の美しさといわれた教会の面影は残っていて、今も多くの人たちがここを訪れます。
聖ポール天主堂跡の隣には小高い丘があり、そこには17世紀に造られたモンテの砦跡地がある。
別名、大砲台と呼ばれて、今も大砲が置かれている。
ホテルグランドリスボアに狙いを定めた?大砲。
モンテの砦からはマカオ市内はもちろん、南シナ海や、海を挟んで隣の中国珠海市も見渡せる。
観光客や市民の憩いの場ともなっているようです。
のぞき穴から何が見えるかな?
モンテの砦のある丘を下り、再び聖ポール天主堂跡前でもう一枚。
再びお土産街を抜けてセドナ広場に戻ってきました。
セドナ広場の向かいにある植民地統治の中枢部だった民政総署の建物も世界遺産です。
セドナ広場から道路を渡って南西側へ行くと、一変、うじゃうじゃいた人がいなくなり、
静かな住宅街となった。
坂道を上る。
この辺りは静かな落ち着いた雰囲気。
坂を上りきると、世界遺産の建物が集っている場所に到着。
聖ヨセフ修道院。
16世紀にスペイン人によって建てられた聖オーガスチン教会。
ヨーロッパの街の一角のよう。
聖オーガスチン教会を過ぎ、坂を下る。
この辺りは下町エリア。
「好運茶餐庁」って縁起の良い名前ですな。
次の世界遺産は聖ローレンス教会。
16世紀に建てられた古い教会で、ヤシの木が覆い茂る南国の雰囲気たっぷりの教会。
自然光が入り、明るい教会内。
聖ローレンス教会の前には昔ながらの茶店が。
下町エリアの一角にあるリラウ広場。地元の人たちの憩いの場です。
さらに下町エリアを道なりに進むと、小高い丘が見えてきた。
ペンニャの丘と呼ばれる丘の上にはペンニャ教会という教会が建っている。
ここからの眺望は素晴らしかった。向かいは中国珠海市。
マカオの南半分、タイパ島がよく見える。
マカオタワーとカップル。
ロマンチックな感じで撮ってみたのに、なぜか小太りの男にイラッとしてしまう…
夕日に照らされるペンニャ教会。
教会前では2組の結婚するカップルの撮影大会が行われていた。
こちらはなんとなく祝福してあげたい気持ちになる。
でもこちらの男性はやらされてる感が…。
マカオ半島の南端のこのエリアはリゾート地のような落ち着いた雰囲気です。
聖母マリア像。
日もだいぶ落ちてきました。
夕日に照らされるお花。
撮影隊も撤収です。
教会と月。
ペンニャの丘を下り、南湾湖沿いを歩いてマカオ中心部へ戻った。
バス停は広東語とポルトガル語表記。
ホテルグランドリスボア。
日も落ちて、華やかなマカオの夜が始まったと同時に、この日の街歩きは終了したのでした。
(終わり)
>hondaさん
上海もそうでしたが、こっちも羨ましくないイチャつきカップルが多いです。。
>まいこがさん
あの時はほんとはもっと色々案内したかったのに時間無くて残念でした。
いつか熊本に遊びに行きます!!