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初めての台湾 ~台北・九分の旅~ (その1)

2010年10月24日 18時49分11秒 | -旅日記-
国慶節休みを利用して台湾旅行に行って来ました。

中国の国慶節休みは1週間ぐらいの休みがあるけど、香港は今年は土日含めて3連休のみ。
そこで、香港から近く手軽に行ける台湾を妻と二人旅することにしました。

じつは台湾は初上陸。
日本からも程近いし、気軽に行ける場所なのでいつか行くだろうと思いながら、行かずにいたけれども、
距離の近さ+短期間で楽しめる場所ということで台湾に決めました。
当初はベトナム辺りを考えていたけど、結局中華圏からは脱出できず・・・。

台湾での旅行先は、首都・台北と、その郊外にある九分・金瓜石を巡ってきました。

9月30日 夜香港⇒台北へ
10月1日 台北⇒九分へ、九分観光、九分泊
10月2日 九分近くの金瓜石観光、午後台北へ戻る
10月3日 台北観光、午後香港へ戻る


■まずは台北に向かう

9月30日。
この日はまだ平日。仕事を早々終わらせて、タクシーに乗って急いで空港へ。

空港へ向かう途中の青衣大橋からは沈みかけの夕日がきれいに見えた。


空港に着いて急いでチェックイン。
荷物検査、出国審査を越えてやっと一息。
制限エリア内のフードコートでちょっと晩飯を食べていたらもう搭乗時間に。

台北行き中華航空CI3602便。


飛行機は出発予定時刻を少々遅れ、20時30分ごろ香港空港を飛び立った。

香港⇒台北間のフライトは約1時間半。
安定飛行に入ると慌ただしく機内食が配られ、慌ただしく片付けられていった。。

機内で配られた台湾の入国カード。


台湾は、大陸中国の中華人民共和国ではなく、「中華民国」なのだ。
政治上中国は1つとなっているが、実際は中華人民共和国と中華民国はまったく異なる「国」だ。


22時ごろ、飛行機は無事、台北桃園国際空港へ到着。
外は雨が降っていた。しかもかなり。

桃園国際空港の第一ターミナルは工事中で、飛行機を降りた後、迷路のような道を歩かされた。
その後入国審査を経て台湾入国。

バッゲージクレームの案内板。
台湾は漢字が香港と同じ繁体字だけども、ちょっと香港とは雰囲気が違っている。


預けていた荷物を受け取り、これから台北市内へ向かわなければならない。
空港と台北市中心部までは約40km離れている。

時間も遅いので、エアポートタクシーに乗って台北市内まで向かうことにした。


台北空港からタクシーに乗るには、必ず専用のエアポートタクシーに乗らなければならず、
値段も普通のタクシーより3割ほど高い。でもサービスも良く、きれいなタクシーでした。

タクシーで市内まで移動中、どんどん天気が悪化し、台北市内へ入った頃には土砂降りの雨となっていた。
そんな中、事前にbooking.comで予約した宿泊予定のホテルに無事到着。ほっと一息。

しかし、ものすごい土砂降りの雨に、翌日からの旅がとても心配になった。。


■台湾朝ごはんで腹ごしらえ

10月1日。
外は雨はすっかりやんで、晴れ間が見えていた。よかった・・・。

ホテルは朝食付きだけども、せっかくなのでホテルの外に出て、台湾式の朝ごはんを調達することにした。

ホテルを出るとちょうど台湾人たちの出勤時間で、街は忙しない。
大陸中国(中華人民共和国)は国慶節(建国記念日)の祝日で大型連休中。
でも台湾はまったくの平日なのだ。ちなみに台湾(中華民国)の建国記念日は10月10日。

少々街を歩いて気づいたのが、バイク(原付)に乗る人がハンパ無く多い!

信号待ちするバイクもこんな感じ。


みんな原付に乗って出勤なのか?

エンジンを吹かしてスタートの時を待つライダー達。


一斉にスタート!



ホテル近くに涼麺(リャンミエン)という台湾麺の店を発見。
この店は涼麺だけでなく、蛋餅(タンピン;台湾の定番朝食)やサンドイッチなども売っていて、
たくさんの出勤途中の人たちがテイクアウトしている。


そこに混ざって、涼麺と蛋餅をテイクアウト。
ホテルに戻ってゆっくり味わうことにした。

涼麺は、台湾の朝ごはんの定番で、常温の麺に醤油ベースのタレと、ピーナッツダレをかけて食べる。
これがかなりうまかった。


蛋餅(タンピン)は小麦粉の混ざった玉子焼きといったところでしょうか。
ベーコンやネギ、干し大根など中に入れる具を選ぶことも出来ます。
これもなかなか美味でした。


■九分を目指す

お腹が満たされたところで、さっそくこの旅のメイン、九分観光へ向かいます。

九分は、台北市内から北東の基隆市近郊の山あいの町です。
行き方としては、台北市内から直接バスで行く方法と、列車とバスを乗り継いで行く方法がある。

今回は台北駅から列車に乗って、さらにバスに乗り継いで九分へ向かう事にした。

ホテルをチェックアウト後、台北の地下鉄に乗って台北駅へ。


約10分後、台北駅へ到着。
平日の昼間のためか、そんなに混んでいない。


窓口で、九分の最寄りの瑞芳駅までの切符を購入。
10時40分発の鈍行列車でまずは瑞芳駅へ出発です。



鈍行列車の為、途中、特急やら急行やらの通過待ちがけっこうある。

列車の中は九分へ向かう観光客が多いように感じた。
しかも、広東語を話す香港人がけっこう多かった。。台湾に来てまで広東語は聞きたくないな。。

鈍行列車に乗って約1時間後、瑞芳駅に到着。

空はどんより曇り空。

駅前のバス停から九分行きのバスに乗り込みます。
正確には金瓜石行きバスで、九分はバスを途中下車をします。

平日なのにけっこう多くの観光客が。中には日本人もちらほら。


バスは出発してしばらく走ると、くねくね山道を走り出します。
いっきに山を登っていって、空の雲が近くなってきます。そして遠くに海も見える。


瑞芳駅を出て約20分後、バスの運転手の「九分ですよ~」との掛け声の後、乗客はぞろぞろとバスを降りだした。
そこで我らもその流れに乗ってバスを降りた。

バス停付近。



■九分に到着

バス停は山道のちょうどヘアピンカーブの手前にある。
目の前にセブンイレブンがあって、その横に、九分のメイン通り、基山路の入り口があった。

基山街はメイン通りといっても、ものすごく細い路地。
道沿いにはたくさんのお店が並んでいて、たくさんの観光客で溢れている。
なんだか日本の温泉街の雰囲気がする。

さて、今回我らは九分で一泊をする予定。
ツアーなどでは台北から日帰り観光となることが多いようだけど、
せっかく来たのだから、ゆっくり九分を堪能したいと思って一泊二日で九分に滞在することにした。

観光客で溢れかえる基山街を少し歩くと道が右カーブするところの左側に、基山街沿いにレトロな建物が見えた。
ここが宿泊予定の旅館、「九重町」だ。


「九重町」は、100年前に建てられた木炭問屋を改装した旅館。
建物の中はノスタルジックな木造建築の温かみが感じられ、雰囲気良しです。

   


今回、ちょっと奮発して最上階の一番眺めの良い部屋を予約しました。
奮発したといっても、一部屋2名で一晩夕朝2食付、日本円で1万円ちょっとなので、決して高くはありません。



この部屋には小さな庭のようなテラスがあって、そこからは、山すそに広がる九分の街並み、
そして目の前に広がる東シナ海がきれいに見えます。



でもこの時はどんより曇り空。



天気が回復する事を祈りつつ、部屋に荷物を置いてさっそく九分街歩き開始です!


(つづく)


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