ネッタイムス・ブログ

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放送禁止用語は大人の事情その2

2011-02-07 12:41:17 | 様々な話題
放送禁止用語は大人の事情その1からの続き。
次は「めくら判」だが、目の不自由な人の事では無く、契約書等の内容を充分に理解し確認せず、闇雲に判子を押して契約すると言う意味だな。
そして「つんぼ桟敷」だが、江戸時代の劇場二階の最後方の座敷、役者の顔を見えにくく、声も聞き取りづらく、台詞が通りづらい席の事で、転じて、情報が入りづらいとか知らされない、蚊帳の外と言う意味だな。

この他にも、差別用語に指定されているが、表面的な言葉だけを捉えており、意味がきちんとあって、実はどうなのかね?。と言う言葉が色々ある訳だが、今回は省略する。

各方面からの要請で、病気に関する自粛用語と言うか、名称を変更して意味が通じにくくなった言葉もある。
「精神分裂症」が「統合出張症」じゃなかった「統合失調症」に変更されたり、「痴呆症」が「認知症」に変更されたりとかね。

この他、スポンサーや業界団体からの要請があり、放送局が自粛した言葉もある。
マスコミは、スポンサーからの広告宣伝費が飯の種だから、スポンサーの意向を忖度して報道する訳だが、最近は不景気等の影響もあり、スポンサーからの広告宣伝費が減少している為、以前にも増してスポンサーの力が強まっている。って事だな。

「狂牛病」が「牛海面状脳症(BSE)」と言い換える様になり、狂牛病とは言わなくなった訳だが、狂牛病は言い得て妙と言うか、良い表現だと思うけどね。
食肉業界等はイメージが悪いから、狂牛病は使って欲しく無いみたいだな。
「汚染米」「毒野菜」「毒ギョウザ」等も余り使わなくなったね。
放送禁止用語と言うか、放送自粛用語に付いては、まだまだ沢山あるが、今回はこの辺で、機会があれば何れ書きますわ。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】