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財源不足になった原因を検証しろ

2011-02-10 12:45:24 | 様々な話題
先日、与謝野馨経済財政相は、「日本の財政や社会保障の持続の可能性はぎりぎりの所まで来ている。」と、語った訳でね。
この与謝野って奴は相変わらず、財政難、財政難、財政難と馬鹿の一つ覚えみたいに言っている訳だ。
日本が財政難ってのは確かに財政難だね、そんなに財政難って連呼しなくても、財政難ってのは判るさ、私も言うさ財政難だとね。

ただ、財政難と言うのは結果であり、結果が有れば理由が有る訳でね、財政難になった理由を検証しない事には、「破れバケツに水注ぐ」事であり、例え増税しても一時凌ぎで、再び財政難だと騒ぐ事になるのでは?。
日本が何故、財政難になったのか、先ずはその原因を検証しなければ何も始まらないって話だ。
この与謝野って奴は、財政難だと騒ぎ立てるだけで、何故、財政難になったのか検証や議論をしようとした事が無いのでは?。

国でも地方自治体でも民間企業でも、諸経費で何が一番カネが掛かるかと言えば「人件費」な訳だ。
与謝野は、国家公務員と地方公務員の人件費等の削減に付いて、何か具体的な考えを表明した事が有るのかね?。
安易な消費税の増税路線を提示するだけで、予算の無駄を省こうと努力する気配も見えない。

先日の衆議院予算委員会で、石破茂自民党政調会長は、子ども手当等、バラ撒き中止や公務員の人件費削減等を行えば、総額6兆4000億円の財源が捻出されると指摘した訳だ。
石破は政権与党の政策によるバラ撒き中止で2兆8000億円、政府予算の総チェックで1000億円、公務員の人件費削減で1兆円、無駄の撲滅で5000億円、基礎年金国庫負担2分の1の財源見直しで1兆2000億円等、総額6兆4000億円の捻出が出来ると指摘し、政府予算を批判した。

与党や野党は関係無く、議員連中は、この様な色々なアイデアをどんどん出して様々な議論をすれば良い訳だ。
無駄を削減する過程で、既得権益やしがらみに手を付け様とすれば、それに対する反発は大きいだろう。
菅直人総理は、「逆立ちしても鼻血が出ないほど完全に無駄を無くす。」と言ったのだから、責任を持って実行すれば良い。
先ずは財源不足になった原因を検証し、その上で予算の無駄を徹底的に削減する事が大事である。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】