海上自衛隊が地震被災者に輸送艦「くにさき」のシャワーを開放

 

輸送艦のシャワーを開放 海自が地震被災者に

新潟県中越沖地震の被災者らに少しでも疲れをいやしてもらおうと、海上自衛隊は救援物資を運ぶ輸送艦の船内にあるシャワーを開放しました。

 

中越沖地震の被災者救援のため海上自衛隊の輸送艦が１７日夕方、呉港を出航しました。
　被災地に向かったのは海上自衛隊の輸送艦「くにさき」８９００トンです。呉基地の専用桟橋には陸上自衛隊の給水車や炊事車両、人員輸送車など１５台が集結し、次々と船に積み込まれました。
　また海上自衛隊からの支援物資としてカンパン１万３千食分と簡易トイレ２００セット、毛布３００枚なども積みこまれました。
　陸上自衛隊の隊員６０人が乗船し、現地で１週間余り救援活動にあたることになっています。
「一刻も早く現地に行き、出来る限りの支援をしてきます」（海上自衛隊　鉄穴知之三等陸佐）