不審船や工作船に対応する海上保安庁の二千トン型巡視船が十七日、横浜市磯子区新中原町のアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド横浜工場で進水した。
「きそ」と命名され、来年三月までに第八管区海上保安本部の境海上保安部(鳥取県)に配属される。
二〇〇一年十二月に東シナ海で北朝鮮の工作船が発見され銃撃戦となった事件などを受け、高速高機能巡視船として整備された。「きそ」は、すでに就役している巡視船「ひだ」「あかいし」と同型の三番船。最高速度は三十ノット以上で、射撃精度を向上させた機関砲なども備えている。
進水式には同庁の岩崎貞二長官ら関係者約四十人が出席した。岩崎長官が船を支える綱を切断すると、巡視船がゆっくりと進水。船前部につるされたくす玉が割られ、船から鮮やかなテープが下ろされた。
まあ航続距離など燃費の問題もあるし、巡視活動が本来の任務ならプロペラ推進では30ノットぐらいが限界か?
しかし日本の技術ならウォータージェット推進とプロペラ推進併用の効率のいいハイブリットな最高速度45ノットの高速艦なんて出来ると思うけどなー。
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