オリンピック女子バレーボールは、中国に3-0で負けました。3セットとも20点以上取ることができましたが、ブロックを打ち崩すことはできなかったようです。
昨年のワールドカップでの勢いが、今回のオリンピックでは
発揮することが出来ませんでしたが、バレーボール協会の体質を
改めないと、本当に強くなることは出来ないと思います。
まず、新聞紙上でもよく言われていることですが、
成績が悪いとすぐに監督を解任することは辞めましょう。
男子チームの選手の敗戦後のコメントを聞いていると、
もしくは、記者会見を見ていると、選手自身のためではなく、
協会のためにバレーをやっていると感じます。
相手国に勝つというプレッシャーではなく、協会からの
プレッシャーとの戦いといった印象を受けます。
私としては、ファンを喜ばせるという目標以上に、
選手が自身のスキルを伸ばし、全力を出し切ることに集中してほしいと
思います。
女子チームでは、それが顕著に出ていませんでしたが、
キャプテン吉原がいっていたように、
長い目でのチーム作りをしてほしいと思います。
北京での顔ぶれ
さてさて、4年後の北京では、どんな顔ぶれになっているのでしょうか。
吉原の存在感の大きさは、選手誰もが認めるところです。
しかし、次の北京では吉原はいません。私としては、吉原が
コーチなどの立場で残ることを希望します。
吉原がいなくなった後、チームをまとめるのは成田になるのでしょうか。
司令塔の竹下もガッツマン高橋も、成田を信頼しておりますので、
チームの中心選手として全日本に残ってほしいと思います。
4年後は・・・
成田→32歳
高橋→30歳
竹下→30歳
見なかったことにしましょう。
そして、センターライン。
26歳になる大友は、さらにクレバーな選手として、成長するでしょう。移動攻撃にも磨きをかけて。
そして、29歳になる杉山・・・うーん、北京まで残ってるかな?
杉山のセンターからの電光石火の速攻が好きなので、
さらにパワーアップしていることを希望します。
レフトは、栗原、大山が健在のはず。
心配は、大山の腰痛です。パワーがあるけど、
しなやかさが感じられないので、もしかすると、腰痛が再発して
伸び悩むかもしれません。
栗原は、今回で悔しい思いをしたはず。自分の勝負どころでの弱さも
実感していると思います。
そこに、若手がどれだけ食い込めるか。
今回代表の高校生・木村は、ちょうど脂が乗り切ったころでしょう。
栗原・大山と違って、高校生でオリンピックを経験できたことが
大きいと思います。
さらに若手では、今回の代表には入っていないけど、
6月のワールドグランプリで選ばれた、横山(下北沢高校)や筒井(久光製薬・スプリングス)
そして、、狩野 舞子が出てきそうです。
選手の選考には、どうか監督や協会の偏った意見が出ないように
お願いしたいです。
今回のオリンピックで積み上げたものがあるはずです。
少なくとも柳本監督は、私情で選手を選択する人ではないので、
続投してください。
では、みなさん4年後に!
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今日の試合は、残念でしたね。
「北京での顔ぶれ」楽しみですね。
成田、竹下、高橋には残って欲しいですけど、やはり年齢的に難しいでしょうね。
もうすこしアテネのメンバーの試合を見ていたかったです。
これからもちょこちょこ遊びに来させて頂きますね。