小説を読む。

いつ振りだろう。
自分で新しく小説を買った。
ずっと気になっていた本。
就活とスーツのご褒美に。その地で偶然再会した記念に。

何だろう。知らなかった。
私が自分の中だけで繰り返して、外の何処にそれを求めたらいいの？ということが
実は小説というものに書いてあった。
文章のそこここに、ちりばめられていた。

自分の中に、もう一つの世界が同時進行で息づいている感じ、これが好き。

セプテンバー イレブンス

あまり好きではないんだけど、思い出す事があるので書きます。

学校の先生が言いました。
「僕たちの世代は、
『アポロ13が月面着陸した時どこで何をしてた?』というのが定番だけど、
君達の世代には、『セプテンバー11、この日に何をしてたか』
というのが定着するかもしれないね。」

私はあの日、カナダに着いてまだ12日、右も左もわからないで居ました。 算数と言える様な楽しい数学の時間、教頭先生が誰かが教室にテレビを運んで来て、皆で生中継の映像を見ていました。
私のパパはNYで働いてるの、って隣の子が言ったような。イマイチ聞き取れず。
私、ついこの前AAに乗って日本から来たんだよ、scary!とか何とか私も言った。
それから毎日家でニュースを流して、突っ込まれて崩れてくビルと灰まみれになった街と人と、を眺めていたけど、アナウンサーの言ってる事は一つもわからないし、何が起きてるのか、これが現実なのか、全くわかりませんでした。誰に聞いてもよくわからなくて。
実は今でも、忘れそうになるほど、何が起きたのか、あれが現実だったのか、わからないで居ます。


でもやっぱり、あの先生が言ったように、毎年世間がこの季節を騒ぎ出すと、
私だけの同じ景色を思い出すのです。

オリンピ

海外で生活すると地味に欲しくなる物
その１ お風呂のイス その２ 洗面器

あれはー日本だけの物かね？うーん。


昨日は大好きなオリンピックセンターまで自転車で行きました。汗まみれで。
研究所の横を通り、青春の代々木公園、代々木小公園を眺めつつ。
あ！代々木小公園て本当に小さくてびっくりした。
あの狭さに20人、30人の若人が集って歌ったり踊ったり激白したり…しかもどれもものすごく真剣に…してたら相当異様な光景だったんだろうなと思いました。
私一度、あの公園の小高い丘の上で真剣にデメトリアスを追いかけてたら、行きつけの接骨院の先生に見られていたらしく…後から
見たよ 真剣に追い回して何かしゃべってた
とか言われて恥ずかしい思いをした事があります。ひいー


さて オリンピックセンターでは、一緒に山村留学した幼児低学年の子たちやスタッフの皆さんと再会！
あとは他の地域でスタッフをしていた人たちと交流しました。
知らない人に囲まれて仲良くなって行って。旅してるみたいで楽しかったー。

知っているか知らないか

ぼんやりの中はからっぽではなくて
どっさり思考が詰まってる