ニコワッカ -niko W akka- FZ1

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08北海道ツーリング 四日目

2008-09-15 22:02:05 | ツーリング
8月13日
結局、何も面白い出来事も無く朝を迎えてしまった
とはいっても自分が完全に寝入っている間に何かがあったのかもしれないし、なかったのかもしれない
そうそう話の種になるような出来事にめぐり合える訳ではないとは分かっていても、何かもの足りない気分になる
そういう所に泊まりました、だけでもそれなりに面白いのかもしれないが、酒の場での自称ストーリーテラーとしては具材として心もとない

さて、この日の天気はというと、晴れ間は見えないが今にも雨が降るといったような空気ではないようだ
一応ラジオや携帯で天気を確認することはしたが、支庁を跨いで移動することが当然である旅では全くといっていいほど天気予報は当てにならない
晴れ間を縫って走るわけでもないし、天気予報を気にするにしても雨が降ることに覚悟を持つだけだ

襟裳岬を再び経由し、今度は海沿いを北西を向けてひた走る
日本海側を走っている時と比べ、かなり潮の匂いが強い
昨日の雨で海が濁ったせいだろうか
生臭いほどであまり気持ちの良い感じはしないが、やはり海沿いを走るときはこういう匂いがしたほうが場所の雰囲気を感じられていいのかもしれない

新ひだかを過ぎ、むかわに入る
国道を少し逸れた所にある道の駅で休憩
朝食代わりにそこで売っていたコロッケを購入
駐輪場に戻るとチャリダーが休憩している
話をしてみると、彼とツレは連休を利用して北海道を回っているようだ
本州からではなく、道民らしい
近くにいたカブで日本一周をしているライダーとも会話に花を咲かせる

彼らと別れて再び出発
苫小牧を通過している途中に軽く降られるが酷くなることはなかった
苫小牧の市街地から支笏湖方面に向う
盆の時期だけあって苫小牧郊外の墓苑に向う車で276号は大渋滞だ
ともあれ一応流れてはいるので大荷物ですり抜けをする状況は避けられた

支笏湖に辿り着くと先ほどまでの冴えない天気は一変
青空が見え、気温も一気に上がって暑いほどになった
恵庭岳もよく見える

そのまま北岸を走り恵庭岳の裏を走る
ここを先に行くと、北海道三大秘湖の一つに数えられるオコタンペ湖に辿り着く

道路側にある展望台からはごく僅かしか見えないが、一応岸辺まで下りられる道もあるらしい
ただ、整備されている道路ではなく、登山道みたいなものなのでそう簡単に辿り着けるわけではない
この先を行くと国道に合流できる道があることはあるのだが、それは過去の話で現在は通行止めになっている
だめもとで側にいたタクシードライバーに話を聞いてみるが(客送中を無理やり捕まえた)、やはり駄目だという
でも途中に支笏湖に流れ込む滝を見ることができるポイントがあるとの事
とりあえずそこを目指すことに決め、美笛方面に下っていく
10分ほどで言っていた滝に辿り着く
小さい滝だが非常に綺麗だ
やはり日本で4番目の透明度を誇る湖に流れ込む滝だけのことはある
とりあえずここでUターン
そして再び支笏湖の湖畔を走り、西を目指す

453と276の重複区間の美笛峠では例の如くハシャギまくる
気温も上がりグリップ力は言うことなしだ
途中にある道の駅で休憩
世界最大級のログハウスを売りにしている道の駅だけあって、施設の規模も大きい
そこで昼食を取り、土産屋散策
なぜかここで「daNpa」のステッカーをゲット
熊出没やまりもっこりの影にこんな奴がいたなんて
リアのボックスに貼り付けて再び出発

洞爺湖方面を目指すが、とりあえず洞爺湖はまだスルーして昭和新山へ

昭和新山の周囲を散策していると有珠山に行くロープウェイを発見、時間も丁度よかったので乗り込む
が、乗り込んで初めて周囲が家族連れや集団観光客ばかりだと気が付く
単独は自分ひとりなので非常に肩身が狭い
いままで意図的にこういう状況を避けてきただけあって、こうなってしまうと変に緊張する
6分ほどでロープウェイが有珠山に到着した
そこから山頂を目指して遊歩道を歩く
噴火の爪あとのようなものは確認できない
15分ほど歩き、頂上へ
そこから更に火口周囲を歩く遊歩道があるのだが、さすがにそこは行く気になれない


道を歩くのは死と隣り合わせだそうだ
昭和新山の駐車場に戻った後再出発

時間的にはそろそろキャンプ場を探してもいい時間帯だが、目星を全くつけていないので何処に行くか迷う
とりあえず海沿いにあるアルトリ岬のキャンプ場を目指してみる
が、辿り着く直前になって道は軽が走るのが限界のような細い道になり、砂が浮いているような悪路になってしまう
これはマズイぞと直感がひらめき、何の根拠も無く行き先を変更する
(現に帰宅後にアルトリ岬のキャンプ場について調べてみたが、やはり設備には全く期待が持てないようなキャンプ場であるらしい
それどころかサイトは砂場といっていいような状態なので、バイクではいるのは危険どころの話ではない)
結局うろうろした挙句に徳舜瞥山麓キャンプ場という山腹にある小さなキャンプ場に辿り着いた
さびしい所だが他にキャンパーもいるようなのでとりあえずは使えそうである
荷物を下ろした後、山を下ってコンビニでビールとツマミを購入
テントに戻って一杯やり始める
晩飯は結局ツマミで済ませてしまった

夜中になりトイレに行きたくなった
サイトの端にある公衆便所に行くが、男子トイレの電気がついていない
スイッチらしい物はないので時間帯で付くようになっているのだろうが、ブレーカーが落ちたんだかヒューズが飛んだんだか真っ暗だ
まあ、別に水が流れないわけではないので普通に用を足してみたが……やはり何も起きてくれない
つまらん
就寝

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