コーギーワールド

福岡の天使になったミックとアクア。
新しく家族になったマーレとリコのコーギーブログ。

あくあの胃腸炎 その後

2017-07-01 | コーギー 病気 病院

(記録として書いているのでかなり長文になります)

 

5月29日に首の後ろの出来物の切除を

 局部麻酔でとったあくあ

  当日の夜から吐き始めた

 胃液のみの嘔吐だったのでストレスかなぁと流していたが

 1日1~2回吐き

 血のにおいがし始めた

 便も所々黒いのが不安になり

 3日後の6月1日病院へ行った

 

診断は胃腸炎

吐き気止めの注射をし

 胃酸を抑える、胃の粘膜を守る、抗生物質を処方

さらに人間で言うおかゆのようなご飯 

i/dを胃の負担を減らす為3日間食べさせるよう言われた

 

 さらに3日後の6月5日

薬の効果がない

胃腸炎は2週間程かかる場合もあるからと

さらに7日分の薬を処方された

 

 さらに7日後の6月12日

薬がなくなった日に病院へ

あくあの様子は変わらずだったので

先生が胃に何かある可能性が高いから

内視鏡検査をした方が良いと言われた

 

せっかく局所麻酔で出来物を切除したのに

ここで全身麻酔?

そこまでしなくても、と一瞬思ったけど

毎日2回吐くあくあ

それ以外は元気だけど2週間以上も胃腸炎の薬を飲んで治らないのは

胃に何かある可能性が高い

このままでは吐く原因がわからない

ただ吐くのではなく、血混じりの嘔吐と黒い便

 

内視鏡検査は手術ほど強い麻酔はかけないし

何か変化があれば、すぐに対処できる準備まできちんとしてから検査をする

今のあくあなら、麻酔に耐えられる

と言われ、内視鏡検査を受け入れた

 

 吐き始めてから20日後の6月17日 内視鏡検査

1人で結果を聞きに行くのが不安で

あくぱぱと一緒にお迎えへ行った

 

結果 胃の入り口辺りに大きな潰瘍

 

さらにその隣に腫瘍

顕微鏡で見た結果、腫瘍は癌細胞の可能性が高いので

病理検査へ出すよう進められ承諾した


話を聞いてる途中から涙が止まらず

あくぱぱと一緒に来て良かったと思った

 

吐いてから26日後の6月23日

病理検査の結果 

肥満細胞腫という通常は皮膚に出きる腫瘍

内臓に出来る確率は低い腫瘍だった

この細胞腫は1、2ヶ月であっという間に成長してしまう細胞

学術的には余命1、2ヶ月と言われている腫瘍

ネット検索しても皮膚による腫瘍例が殆どで

内臓系に出来た例は見つけられなかった

 

この細胞腫の場合、遺伝子変異があればよく効く薬が最近出たと言われ

遺伝変異検査をお願いした

 

吐いてから33日後の6月30日

遺伝変異はなかったとの結果が出た

 

あくぱぱと検査結果を聞きに行った日

今後の治療法についての選択肢を提案されていた

 

① 手術による切除

但し、完全に取れるかわからないし、簡単な手術ではない

さらに胃の入り口付近にあるため

腫瘍を取って食道と胃を縫わなければいけない

食道は腸などと比べると膜が1枚少ない為

縫っても裂ける可能性もあるとの事

 

② 抗がん剤

もちろん副作用が考えられる

 

③ 遺伝子変異があれば分子標的薬というのがよく効くから

薬での治療

もし遺伝子変異がなくても

もしかしたらこの薬が効く場合もあるらしい

 

④ 何もしない

 

あくぱぱと話した

ドックヒルのイワさんにも相談した

 

院長先生に「先生ならどうしますか?」と聞いたら

先生は手術すると言った

 

 でも私達が選択したのは

遺伝子変異はなかったけど

分子標的薬での治療

 

これも大きく分けると抗がん剤

ただ、一般に言う抗がん剤とは

活発に動いている細胞を攻撃する物

その為、骨髄、生殖器、腸管など正常にもかかわらず活発に動いている細胞も攻撃してしまう

その為、正常な細胞が正常じゃなくなり副作用が出る

 

この分子標的役は癌細胞だけを狙って攻撃する

その為抗がん剤より副作用は小さい

全くない場合もある

ただ、攻撃する細胞はすべての癌細胞ではなく

肥満細胞腫の遺伝子変異がある細胞に限定されている

 

手術も抗がん剤もしたくなかった

少しでもあくあが辛くならない方法を選びたかった

その結果、私達はこういう選択をした

 

バラティア50→分子標的薬

セレスミン→抗ヒスタミン剤とステロイドが入ってく薬

アルサルミン→胃の粘膜を守る薬

 

これでも、胃に大きな潰瘍があるため

それが胃に穴をあけ腹膜炎を起こして急に命を落とす可能性もある

腫瘍が転移し、癌細胞によって命を落とす可能性もある

それがすぐやってくるのか、かなり先の事かは分からない

 

これは原因不明らしい

生活が悪くてできた腫瘍ではないと言ってくれた

 

 

薬以外に私達に出来る事

体力を落とさない

免疫力をあげる努力をする

潰瘍と腫瘍から出血が続いてるので貧血を起こす可能性があるから

鉄分を補ってあげる

 

イワさんに薦めてもらった犬の初乳の粉末とグロブリン(サプリ)

以前から利用していたアスタミアとバウンシー(両方ともサプリ)

ヨーグルト カッテージチーズ アマニ油

たまにレバー

胃に負担をかけないようふやかしフードを作る際

鉄鍋で煮る

 


今でも1日1回は吐いてる

それを必ずマーレがあくあの異変に気づいて教えてくれてるので

吐く前に受け止めに行けている

でも、食欲は旺盛でまだまだ元気もある

散歩は行きたがらないけど

マーレを追っかけるし、八つ当たりもしてる

 

 あくあのママ、サンゴは6歳で乳がんを発症しちゃったけど

それから3年、マンゴー位の腫瘍を抱えながら過ごせた

そんな子の娘だから簡単に腫瘍なんかに負けないはず

 

それに、お空で楽しく過ごしてるみっくが

苦手なあくあに来て欲しいはずがないもん

行きそうになったら、小雪と一緒になって

来るなーー!! 

って言ってくれるはず

学術的な余命なんて信じない

今のあくあを見たらとても病気だなんて思えない

 

ただ、爆弾を抱えてることに変わりはないけど

みっくが看病させてくれなかった分

あくあをしっかり見てあげようと思ってる

 

こういう事を書くのに抵抗がある方もいると思うけど

あくあの症状はとても珍しい

もちろん自分の記録でもあるんだけど

何かの、誰かの役に立つかもしれないので

残させてもらいました

 

まだまだずっと

こんな笑顔が見れますように

 

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あくあがいっぱい登場中!!

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コメント (5)
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