水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

FALSTAFF

2016-10-19 | 月組
人を殺さない谷やんはイイ谷やんだというわけで、マギーさん(星条海斗)のバウに行って来ました
ロミジュリのパロなので、4人ほど死んでましたけど
ご縁があって2回観ましたが、まさか、かなとくん(月城かなと)が月に行く(かぐや姫みたい
ことになるとは思ってなかったんですよね
月組の下級生はよく知らないので、いい勉強になりました。来月には「アーサー王」にも行く予定です
ネタバレ有りです。









谷先生の喜劇はハズレが無い印象。今回もいい仕事してました(何様
セットもお衣装も綺麗だし、ポスターも素敵。あの顔からは想像できないけど(コラッ
意外にセンスがイイよね
ちょっと調子のり過ぎでしょ、なところもありますが

主な出演者はマギーさんフォルスタッフ、ありちゃん(暁千星)ロミオ、さくらちゃん(美園さくら)ジュリエット。
これだとマギーさんが、ただの狂言回しに終わらないかと心配してたんですが、全然大丈夫でした
何よりマギーさんの存在感が凄いまだまだ、ありちゃんには太刀打ち出来ないわ

ストーリーはフォルスタッフがイングランドを追放になるくだりから始まって、
ヴェローナのキャピレット家の仮面舞踏会に行き会って、話が展開していきます。
実は、すーさん(憧花 ゆりの)キャピレット夫人が、フォルスタッフと血が繋がってるんだかなんだか
よくわからないけど従姉妹という設定でロミジュリの話に絡んでいきます。
大酒飲みで放蕩三昧、泥棒まがいのこともやったりして、メチャクチャなフォルスタッフは親戚中の嫌われ者ですが、
なんだか憎めない愛嬌があって、マギーさんに合ってました

書物の中に入り込むファンタジーではなく、同時代の人間として、ロミジュリの話に上手く入り込んでいるのが面白いです。
同じ世界の人間ですから、勿論ロミジュリの話を知っているわけはなく、結末も知っているわけがない。
知らないからティボルトとマーキューシオの闘いや、ロミオがティボルトに斬りかかるのを止めようとするわけですが、
結局何一つ止めることは出来なくて、ロミオとジュリエットが死んでしまうところまでいってしまいます。
ところがそれまでに、フォルスタッフがあれやこれややったおかげで、どんでん返しのハッピーエンドが

プロローグから歌やらナンバーやらがたくさんあって、ミュージカル観たって気分になります。
最近雪組の正塚芝居ばかり見てたから、余計そう思うのかも
2幕頭の、ありちゃんのダンスはホント綺麗
そしてその場面の、としくん(宇月颯)のダンスがカッコ良くて

1回目見た時は、1幕に比べて2幕が弱いかなと思いました。ホントに1幕は良く出来てたので。
2幕はパリスとの結婚を前にして仮死の薬を飲むジュリエットと、ロミオが霊廟で毒薬を飲むくだりなんですが、
そのロミオとジュリエットの場面が弱かったような気がします。
まぁロミジュリとして、普通に真面目に演じてても、周りではフォルスタッフたちがドタバタやってるので、
見てる方にも、普通には見えてなかったのかもしれませんが
2回目はそのあたりの台詞のやりとりが良くなってたのと、マギーさんのパワーと自由奔放なアドリブ力が炸裂して
ピタッとハマって完成した気がしました。

ちょっと残念だったのは、フィナーレが付いてなかったことかな
フォルスタッフには相手役がいないので、しかたないかもしれませんが。
華やかな終わり方なので、物語の終わりとしては良かったのかもしれません
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