Simple FX Simple World

~相場の歴史からメッセージを読み解き、シンプルにトレードする~

考え方は十人十色 ~ でも勝者はみんなあるポイントに注目している ~ 結局人生もトレードも一緒

2016-03-31 22:39:23 | 雑記-その他

結局人生もトレードも、どれだけ正しく、そして大きくリスクを取るかによって、勝敗そしてその度合が決まってきます、という意味では、同じですね。

 

昔ある記事を読んでその中の言葉ですが、「不幸な家庭はそれぞれの理由があるが、幸せな家庭はみんな同じです」。

 

これは正しいかはともかくとして、今日のテーマは、「トレードにおいて、敗者にはそれぞれ違う原因があるが、勝者には必ずある共通点を持っている」です。

結論から言いますと、その共通点とは「相場の歴史、流れ」になります。今までいろいろなトレーダーを見てきた中で、使っている手法が違っても、トータルで利益を残せているトレーダーは必ず相場の流れを見ている点においては共通しています。

 

相場はある場所において有るレートが売買によって成立し、それの連続によって形成されるわけですが、そのレート自体は別に突然理由もなく出てくるものではもちろんありません、なぜその時間にそのレートによって売買が成立したかというのは、それまでの相場の歴史、流れから紐解くことができるのです。意志を持っている売り方がいて、その反対側に意志を持っている買い方がいて、その両者がある場所でぶつかり合い、騙し合い、奪い合い、そして勝者が全てをものにし、新しい流れ(歴史)を作っていきながら、次の目標へと向かっていく。。。というような具合で相場をいつも読んでいますので、結構それ自体楽しい作業です。もちろん、先日の日銀マイナス金利の発表や、先週のギリシャテロなど、不意打ちも日常的に発生しています、そしてそれによって売買の勝敗の行方に時間的にあるいは空間的に影響を与えていく様子も、またサブライズに満ちていて、トレーダーとして場合によってはロスカットに余儀なく出くわすきっかけになることもありますが、それも含めての相場ですから、それ自体を許容できなくてはいけません。逆にそれらの全ての要因を楽しめる位の余裕ある気持ちを持てないと、そもそもトレーダーとしてやっていくのが難しいのかもしれません。

話が少し脱線しましたが、要するに、兎にも角にも相場の流れというものが大切で、相場を一つのストーリーとして読める力があれば、トレーダーとして一つの階段に上がったとも言えます。

 

自分の場合、全ての流れを水平線で読むようにしていますが、それが一番シンプルで読みやすいと考えています。しかし、別に道具はそれだけではありません、人によっては例えば移動平均線やその他のインディケーターを使って相場を読むことも可能かもしれません。

 

そして、相場のストーリーを読み、その中で自分がとれるリスクの場所が現れればトレードをして行けばいいのです。

 

まあ、そんなことを言っときながら3月の相場も今日で終わりで、成績はまた別でまとめますが、いまいちですね。

 

また来月から淡々とやっていきます。


【2016年3月30日 USDCHF/+6.3 EURUSD/+4.0pips EURJPY/-10.0pips】

2016-03-30 20:26:35 | 日記

結果:計 +0.3pips

 

USDCHF +6.3pips (-1.3pips/-6.4pips/+14.0pips) ⇒ 二つ目のトレードのロスカット幅の設定は良くない

EURUSD +4.0pips

EURJPY -10.0pips ⇒ 余計なトレードをしました

 

今日は結果的に微益で終わりましたが、反省すべき点がありました。

それとは別に、信念というか、自らの意志がない通貨ペアはやはり難しいですね、昨日と今日のUSDCHFはその典型でした。明らかにトレード判断もエントリーのタイミングも問題ないのに、何回もロスカットを食らってしまいました。特に今日のUSDCHFは、明らかにEURUSDと連動しているような動きです。EURUSDが動けばUSDCHFも動くようなまるでEURUSDに操作されるような感覚でした。それではいくらUSDCHFの方でテクニカル的に下目線になっても、結局EURUSDの方に釣られて動くだけなので(だけとは言いすぎかもしれないが)、いちいち難しい動きをします。

 

まずEURJPYについては、元々下目線の方に強いバイアスをかけていましたが、今週に入り、日足以下全ての足がそろって下目線がなくなり、一斉に上目線になりました。買い方の方が決着が付いた後、高値のところでウロウロし始めてなかなか上昇してません。そこで、短期足上では小さな下落トレンドが形成していて、それが強いと思われる(⇒もともと強いと考えていた売り方をひっくり返して上目線を作ったところ)買いゾーンまで落ちて、かつロングできる形になったので、これは買いと思ってロングを入れてみました、あっけなくロスカット。

でも結局その買いゾーンが強いという判断自体は間違いではないことがその後の推移で確認ができましたが、そこまでは許容できなかったのでいずれにしてもロスカットするしかありませんでした。

その後の短期逆張りショートは余計なトレードでした、このようなトレードは今後しないことですね

20160330eurjpy

 

次に、EURUSDについてですが、背景的にはEURJPYと似ていて、全ての足がそろって上目線、かつ直近の下落波に対して決着をつけた後の初めてのロング可能な場所なので、ルールに沿ってロングエントリー。

エントリー後なかなか上昇しませんでした、結局、その後、USDCHFの方でショートできるチャンスが来たので、ポジションをクローズしてUSDCHFの方をやることにしましたが、其の後上昇、結果としてそのままEURUSDのポジションを持った方が良かったかもしれませんが、これはその時の判断なので、これはこれで特に問題はありません。

20160330eurusd

 

今日はUSDCHFのショートでかなり大変な思いしました、途中でのトレードでやってはいけないトレードもやってしまいました、結果プラスですが、途中(2個目)のトレードがなければもっとプラスの成績を残せただけに、反省しなければなりません。

一つ目のトレードは問題ないショートエントリーでした、その後、落下し直近安値も更新したのでほぼ建値にして待ってましたが、全戻しになりさらにエントリーポイントの上の方まで上昇しましたので、ロスカット

二つ目のトレードについては、最初ロスカットの後、チャートを観察し本当に上昇していくかどうかを見ていましたが、すると買いもなくずるずると下落していきました、そこで再度戻りでエントリーしようと決めましたが、ロスカットの幅をその時、ちゃんと決め切れていませんでしたので、中途半端なところでロスカットしてしまいました⇒これは本当に良くないです

三つ目のトレードについては、再度ロスカットした後、またもや下落してきて、飛び乗り気味でショートしました。通常ならこれはやってはいけなく、悪いエントリーになりますが、今日の場合、下落していくという確信があったので、かつ場所的にもそれほど悪くないということで良しとします。

20160330usdchf


手法の改善点 ⇒ 波を重視すること

2016-03-29 18:04:33 | 改善点まとめ

当然ながら、ローソクレベルの動きよりも、波の力の方が大きいことは言うまでもありません。

特に、ローソクから引いた水平線と波の指し示す方向性が異なっていたり、ローソク自体から水平線を引きづらい(大きい陽線、陰線一本など)場合、そこで思考停止になるのではなく、そこから発生する波を注意深く観察することで、相場からヒントを得ることもたびたびあります。

※もちろん、静観すべき時もあります、それは売買のバランスがどちらにも傾いていない時で、いわば相場が臨界状態に陥る場合

今週のEURUSDがその良い例になっています、実際トレードも考えいましたが、ローソクからの水平線を引きづらいという理由でトレードはしませんでした。ただ、波で見るとやはりその判断は良くなくて、ロングエントリーすべきでした。

 

以下はそのチャートです、10分チャート上では1のポイントで波が前の高値を超えました。かつ、1時間チャートでは落とせないの形がちゃんと出ていました(⇒見逃していました)

20160329eurusd

20160329eurusd1


【2016年3月29日 USDCHF/-14.6pips】

2016-03-29 16:30:05 | 日記

結果:

USDCHF -14.6pips ( -8.3pips/-6.3pips )

 

やはり月末の影響ですかね、相場を読めいませんでした。

慎重にやるつもりではいましたが、だめでした。

 

以下USDCHFのチャートです、

背景としては週足は下目線で、日足のレジにあたった後、ずっとそれにレジされた形で推移しています。ただ、4時間足はレジ抜けてローソクレベルでは上目線になりました。1時間は重要なレジを上抜けて次のレジに向かっている途中で落ちてきています。そこで今まで強いサポとして機能していたサポートゾーン(15分足では小さい上昇波の起点となった)まで落ちてきたので、かつ上の方に日足のレジがあることを併せて考えると、もう一段下へと落ちていく可能性が大きいと判断し、ショートしましたがロスカット

一応上の強いサポートゾーンからの最後の買いを下抜けた売りゾーンをレジラインとして、それによって5分足上の上昇波が形成しそうなところがだめになったため、1回目のショートに入ります、そこではしばらく揉んだ後、上昇しロスカットしました。

そこで月末ということで、下の方に月レベルのサポートラインがあるということで、しばらく静観することにしました。

そこで、再度先ほどロスカットになったことで確認されたサポートゾーンのレベルまで落ちてきました、一応深い戻りの可能性もあるということで、1時間確定後の戻りを待ってショートに入りましたが、今度はあっという間に刈られてしまいました。

ただ、すぐドテンしてロングするような場所でもないので、これから再度静観モードに入りますが、2回もロスカットに遭ったということで、簡単にショートできる状況でもなくなってきているので、何かの指標を待っているわけでもなく(金曜日の米国雇用統計までまだ時間がる)、目線を一旦ニュートラルに戻します。

20160329usdchf

 

このように、判断自体に問題がなくても負けることもあるので、これがFXです。ただ正しい負け方の場合、ロスカット自体が経費となり次の利食いに繋がることもあります。今回は月末ということもあり、ドテンロングなどできる状況でもないので、次のトレードチャンスまでのチャートの形成を待つしかありませんが、今のところはUSDCHFに関しては次の展開のイメージはまだできていません。