国会のルールや決まりごとなど、議会人が備忘録を兼ねて記します。
議会雑感
委員会提出法案(委員長提出法案)-その1
○国会法第50条の2
委員会は、その所管に属する事項に関し、法律案を提出することができる。前項の法律案については、委員長をもつて提出者とする。
久々の更新となってしまい、反省しきりです。ただ、とても嬉しかったのは、更新できなかった間も、このブログを覗いて下さる方が多かったことです。
この間、コメント欄に幾つか質問をいただきましたので、久々の更新はその回答から始めたいと思います。
委員会は、委員会として法律案を提出することができると国会法第50条の2で定めています。
これは、委員会において起草し、あるいは成案を決定し、委員会提出の法律案とすることに決すると、委員会から法律案を提出できるとするものです。
4月5日の参議院内閣委員会で審査・可決された下記の法案は、衆議院内閣委員会提出の法律案です。
○成年後見制度の利用の促進に関する法律案(衆第20号)(衆議院提出)
○成年後見の事務の円滑化を図るための民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律案(衆第21号)(衆議院提出)
委員会提出法案の場合、提出者は委員長がなるため、委員長提出法案ともいわれます。
というわけで、上記法案についての趣旨説明は、3月31日の参議院内閣委員会において、両法律案の提出者である衆議院内閣委員長から聴取しているのです。
委員会は、その所管に属する事項に関し、法律案を提出することができる。前項の法律案については、委員長をもつて提出者とする。
久々の更新となってしまい、反省しきりです。ただ、とても嬉しかったのは、更新できなかった間も、このブログを覗いて下さる方が多かったことです。
この間、コメント欄に幾つか質問をいただきましたので、久々の更新はその回答から始めたいと思います。
委員会は、委員会として法律案を提出することができると国会法第50条の2で定めています。
これは、委員会において起草し、あるいは成案を決定し、委員会提出の法律案とすることに決すると、委員会から法律案を提出できるとするものです。
4月5日の参議院内閣委員会で審査・可決された下記の法案は、衆議院内閣委員会提出の法律案です。
○成年後見制度の利用の促進に関する法律案(衆第20号)(衆議院提出)
○成年後見の事務の円滑化を図るための民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律案(衆第21号)(衆議院提出)
委員会提出法案の場合、提出者は委員長がなるため、委員長提出法案ともいわれます。
というわけで、上記法案についての趣旨説明は、3月31日の参議院内閣委員会において、両法律案の提出者である衆議院内閣委員長から聴取しているのです。
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